目黒区女児虐待死事件 被害者結愛ちゃんの母親・優里被告に懲役8年の判決

裁判には弁護士の「心理戦」がつきものであることは、様々な事件の裁判からも当然のこととして推察されます。しかし、幼児虐待死事件に関しては、そういった「作戦」は使わないでいただきたいと今回の裁判で感じたことです。
優里被告は、法廷で「死にたい」と言ったり、「息子を育てていきたい」と言ったり「どうしたらいいかわからないから助けてほしい」と泣き叫んだり…。

夫の雄大被告から心理的DVを受けていたというのは本当だろうと思います。(だからといって自分の子供を見捨てて良いわけではないですが)
弁護側からすると少しでも優里被告の量刑を軽くしたいのかも知れませんが、この事件に関しては、その必要はないと思うので優里被告の「本音」を導き出してほしかったと思います。

優里被告の本音とは…?

「雄大被告の心理的DVのせいで自分は手出し出来なかったのだから自分も被害者」
「雄大被告のせいではなく雄大被告の結愛ちゃんへの虐待を止めなかった自分のせい」
「結愛ちゃんへどうしたら償えるのかわからないから死んでしまいたい」
「罪を償ってから、長男を周りの人の力も借りて育てたい」

どれが優里被告の本音なのでしょうか。弁護側の思惑通りに裁判を進めるには、「罪を償って長男を自分で育てたいという思いがあるので刑期を短くしてほしい」ということなのではないでしょうか。
けれど、裁判中に「死にたい」と言えば、「長男を育てていきたい」ということとの齟齬が生じてきます。

優里被告の弱さや依頼心の強さのせいでもあるでしょうが、この裁判で本音を語らせない限り、優里被告を立ち直らせることはできないと思います。
おそらく、優里被告は裁判で順序立てて事件を振り返ることで、初めて自分の罪を自覚し始めたのではないでしょうか。

それまでは、逮捕直後は「自分の立場が危うくなるので虐待を見過ごした」
と述べていました。ただそれだけが、彼女の本音なのではないでしょうか。
ただ「それだけ」が。

優里被告に長男の養育は可能なのか

優里被告に懲役8年の判決が下りましたが、もう少し早く出所してくることになるでしょう。
そして、そのあと長男を一人で育てていくことが優里被告には出来るのでしょうか。
すでに、精神的に追い詰められている状態であり、男性に依存してしか生きていくことが出来なさそうな女性に、それができるとはどうしても思えないです。

刑務所内で精神的なケアを受けるプログラムが用意されているのでしょうが、結局、この優里被告という女性は、一人では何も出来ない人なのだと思います。
勿論、ちゃんとした人と再々婚すればよいのかもしれませんが、またその男性との間に子供が出来て…同じ悲劇が起こらないとも限らないと考えると恐ろしいことです。

連れ子と自分の子供の可愛さを比べることは理屈ではないように思います。


子供を生むべきではない女性

子供を育てることは並大抵のことではないと思います。
私には子供はいませんが、友人たちの子育てを見ていると、本当に大変だと思います。
「誰でもやっていることだと言われるけれど、誰もが大変な思いで育てている」のが子育てだと思います。

ある意味、母親は、自分のやりたいことややりたくないことも子供のためには我慢をしなければならない場面が多くあるでしょう。
しかし、きちんと子供を育て上げたときの誇りは何ものにも代えがたい自信になるようです。
母として子供を成人するまで育てた女性の神々しいまでの姿。
素晴らしいと思います。

自分の立場が危うくなるから虐待を放置する女性は、やはり子供を生むべきではなかったのです。
子供だけではなく、自分自身も不幸でしょう。
しかし、優里被告は、もうすでに2人も生んで、1人は死なせているのです。
子供を育てられないのであれば、他に方法はあるでしょう。
子供がほしいのに出来ないご夫婦は世の中にたくさんいます。

最後に

船戸雄大被告の公判は10月1日に始まります。
逮捕時には「しつけのために暴力を振るった」と述べていましたが、今では黙秘を続けていると言います。
雄大被告の本音を聞くことはできるでしょうか。これからも、この裁判に注目したいと思います。

以上『目黒区女児虐待死事件 被害者結愛ちゃんの母親・優里被告に懲役8年の判決』でした。

 

 

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