ドラマ『同期のサクラ』第8話の感想です。
抑うつ状態のサクラ
第7話では、たった一人の身内だった祖父を失い、自分の夢だった生まれ故郷の島に橋を架ける夢も潰えて、ボロボロなサクラが描かれていました。
そして、第8話では、どう見ても「抑うつ状態」になっているサクラに、同期の仲間がそれぞれ励まそうとします。
良かれと思ってやっているのはわかるんですが。
しかし、それは、実は逆効果で、どんどん追い込まれていくサクラ…。
生きる屍のようになり、本気で死ぬことまで考え始めていたサクラ。
そんなサクラを救ったのは、同期の仲間が墨文字でメッセージを書いてくれた紙を「じいちゃんのFAX」のように、ドアの下から差し込んでくれたことでした。
サクラにとって、じいちゃんのFAXがどれほど大きな心の支えだったかがわかります。
うつ病の人に「がんばれ!」は禁句だと言われていますよね。
これは友人がうつ病になったときに言ってたのですが、がんばってねって穏やかに言われるのは大丈夫なのだそうで、一番うれしかった言葉は「みんな待ってますから」だったそうです。
葵くんかな…いつまでも待っているって書いていたのは。
その「じいちゃんのFAX」的なものに元気づけられ「みんなに会いたい!」と思って外に走り出たことで、サクラは事故を負ってしまい、意識不明に。
病院へ行こう
第8話では、なぜサクラが意識不明の状態になっているかの謎も解けます。
隣のうるさい夫婦の息子を交通事故から守ったからでした…。
このときもそうだし、サクラが泣きたいわけでもないのに泣けてくる…ひきこもる…食欲がない…ゴミが片付けられない…という状態になっているのに、なぜ誰も病院に行こうと言わないのか!
事故のときだって、普通はフラフラしながら歩いているのを止めて、救急車呼ぶでしょうよ!
バカっぽい夫婦だとは思っていたけど、本当のバカだったか。
もう、サクラが可哀想すぎて、ドラマ観ながらだんだん本気で腹が立ってきたw
目覚めるサクラ
今回のラストに、サクラが目を覚まします。
「同期のサクラ」公式サイトには、もうすでに百合が赤ちゃん連れて、松葉づえついてるサクラの画像が!
サクラは元のサクラに戻ることができるのでしょうか…。
久しぶりに、ドラマ観て怒ったり泣いたり忙しかったですw
最終回まであと2回?か3回?
もう、最終回まで水曜10時は、TVに張り付く予定です!