『美食探偵 明智五郎』特別編 第一夜 感想|それぞれの過去のお話

「美食探偵 明智五郎」特別編・第一夜の感想です。

今回は、明智五郎がどのようにして美食家になったか?と、古川茜のリンゴジャム殺人事件の背景についてです。

ドラマの内容が、さらに深く感じられました。

明智五郎の裏メニュー

明智さんは、ワゴン販売の苺ちゃんの磯辺揚げが大好物です。

彼は、高級な食事を幼い頃から食べて育ってきましたが、料理のおいしさは値段の高い安いではないことを知っています。

それを教えてくれたのは、扇屋デパートの先代社長で、五郎のおじいさま・明智五十六でした。

名前、すごいなw

 

明智さんの幼い頃のお昼ご飯は、高級そうな仕出し弁当!

しかし、味が濃すぎておいしくないと、五郎はおじいさまに言います。

おじいさまは、それをとても喜んで、自宅に東京で一番のお寿司屋さんを自宅に呼んでくれるのです。

大金持ちのやることと言ったら…w

 

江戸前寿司は、しゃりが常温でそこが旨さの秘訣だそうです。

それを、五郎はそのとき既に自分の舌で感じ取ることが出来るのです。

もともと、美食家のおじいさまの血を引いているからなのでしょう。

 

おじいさまは、お寿司のあとに街のお肉屋さんの揚げたてコロッケを五郎に食べさせてくれます。

そこで、料理は値段ではないことを教えられるのです。

そのため、明智さんは今一番の好物は、苺ちゃんの磯辺揚げなのです。

明智さんは、ほぼ毎日、苺ちゃんのお弁当を昼食に食べているようです。

ずっとツケでw

茜のリンゴジャム

本編の初回は、帝都ホテルでのシアン化合物による毒殺事件でした。

マリアが被害者の目の前で、りんごのコンフィチュールを作り、フレンチトーストの上にかけてサーブしたのです。

このとき使われたりんごは、青森の古川りんご農園で作られた「茜」という名前のりんごです。

風で落ちて、汚れて傷ついたりんごで作ったジャムです。

 

被害者は、茜の恋人と浮気相手の女性でした。

茜の恋人は、中学のときに知り合って高校生になってから付き合いだした純朴な青年でした。

大学進学のために東京に行きますが、卒業したら青森に戻ってくると約束するのです。

これは、なかなか、難しい…。

 

茜は手作りりんごジャムや彼の好きなものを小包で送っていたのですが、彼はすぐに大学を辞めて夜の仕事(ホスト?)に。

彼氏、青森にいたときは純粋で素朴なタイプだったのに、見事に夜の仕事に染まってしまってましたね…。

 

ある日、茜はSNSで、彼氏に二股をかけられていることを知ります。

茜が作ったジャムを、浮気相手がクラッカーに乗せて食べている写真が…。

彼氏、ちょっとこれはひどいな…。

茜ちゃん、辛かったと思います。

 

そして、傷ついた茜は、マリアの指示で殺人に加担することになるのです。

しかし、茜は彼氏はりんごジャムを食べないと思っていたようです。

本当に殺害したかったのは、浮気相手だけでした…。

茜が作ったジャムは腐らせてしまうのに、高級ホテルのりんごジャムは食べるのか…と。

茜の悔しさや悲しみが伝わってきます。

 

また、茜の母親も好きな人を追って東京へ行き、茜を妊娠して青森に一人で戻ってきたようです。

そんな母は、茜が小学生のときに亡くなってしまいます。

茜の過去が、悲しすぎて…。

古川茜のマル秘裏メニュー

茜の作るりんごジャムのレシピは、亡き母から教えられたものです。

父に会ったこともなく、小さい頃に母を亡くし、おじいちゃんと二人暮らしの茜は、家族団欒に憧れています。

そして、おじいちゃんは茜をこの農園に縛るつもりはなく、好きに生きてほしいと思ってくれています。

それが、うまく茜には伝わっていないというか、おじいちゃんを一人に出来ないという優しさか…。

 

茜の父の写真の顔は、マジックで塗りつぶされていますが、茜は父にそっくりなのです。

お母さんは、おそらく茜の顔に、かつて愛した人の面影を見ていたのだと思います。

18年前に、茜が母からりんごジャムの作り方を教えてもらっていたとき、母にまだ熱いりんごジャムを味見と言って、口に入れられます…。

熱さに泣き出す茜。

茜は、今となってはそれはわざとだったのではないかと思っています…。

 

そして、その気持ちが、今の茜にはわかるというのです。

 

しかし、茜は、母のように傷ついて終わりたくないと思い、魔女になると決めたのです。

愛は、「大好き」だけではないと知るのです。

 

とても、切ない茜の事件の背景でしたが、最後は明智さんと苺ちゃんに笑わせてもらいました。

苺ちゃんが茜の恋を「木綿のハンカチーフ」みたいだと言って歌うのですが…。

 

明智さん、苺ちゃんのあまりの音痴さに「怖かった」って…w

 

さらに、「傷ついたリンゴはさらに甘くおいしくなると言われている。しかし、苺は傷つくと腐る」ってw

 

初回にこのりんごジャム殺人事件をもってきたのは、明智さんとマリアの関係性を表すためのものだったようです。

アダムとイヴ

最後に

「美食探偵 明智五郎」特別編第一夜の感想でした。

次回は、伊藤シェフとれいぞう子の事件の背景が描かれるようです。

一旦、ドラマが止まってしまいましたが、こんなに凝った特別編が観れるのはうれしいですね。

第三夜まであるようなので、次回も楽しみです!