「美食探偵 明智五郎」第8話の感想です。
いよいよ大詰め!
マリアから命を狙われる苺を、明智は守ることが出来るのでしょうか。
「美食探偵 明智五郎」第8話 あらすじ
地下アイドルのココ(武田玲奈)がストーカーの田畑(森永悠希)に食べさせたのは、一度症状が改善した後、7日後に死に至る猛毒のキノコ“ドクツルタケ”だと気づいた明智(中村倫也)。
病院へ急ぐが、消えた田畑の代わりに現れたマリア(小池栄子)から、次は苺(小芝風花)を殺すと告げられる。
明智は苺を守るため、「事務所で一緒に暮らさないか」と提案! みどり(仲里依紗)が加わったマリア・ファミリーが不穏な動きを見せる中、行方不明の田畑が死を迎える運命の7日目が訪れる。
マリアに会うと言って出かけたココの後を追う明智と桃子(富田望生)だったが、その頃、苺の身にはマリアの黒い影が忍び寄っていた……!
[引用元]日本テレビ「美食探偵明智五郎」公式サイトあらすじ
15年前に出会っていた明智とマリア
明智さんとマリアの出会いは、初回の浮気調査の依頼のときではなかったんですね…。
明智さんの大学時代に出会っていたとは。
15年前、マリアがつまらないOL生活をしていたときに、明智さんの通っていた大学の学園祭に、たまたま行って出会っていたとは!
それなら、浮気調査の依頼も、明智さんだとわかって依頼してきたということです。
明智さん自身は、学園祭のときにはまだマリアのことは意識していなかったはずですが、今の明智さんの本心はどうなのでしょうか。
マリアと「波長が合ってしまった」とはいえ、やはりマリアは憎むべき殺人鬼なのです。
それにしても、マリアはよっぽど退屈でつまらない毎日を送っていた女性なのでしょうか。
というより、やはり、殺人鬼となる火種を心の中にもともと抱いていた人で、平凡な人生では飽き足らなかったのだと思います。
それはそれで、厳しい人生です…。
私は、ずっと、マリアが浮気調査の依頼から知り合っただけで、どうしてそこまで明智さんに執着するのか、苺ちゃんを排除しようとするのか…と正直、不思議に思っていました。
苺ちゃんに「あなたを明智さんの目の前で殺す」とまで言わせるのは、一体何なんだと思っていましたが、やっとわかった気がします。
運命の出会い。
最後の晩餐の唯一の相手。
マリアの殺人鬼という本性を目覚めさせた人。
苺ちゃんのことは、やはり助手であり料理人だとしか、明智さんは思っていないのでしょうか。
愛の告白をした苺ちゃん、切なすぎます。
怖ろしい毒キノコ
それにしても、日本に自生している毒キノコにこんな怖ろしいものがあるとは…。
ストーカー・田畑、病院で治療を受けていたにも関わらず、徐々に衰弱して7日目に血を吐いて死んでしまいました。
確かに迷惑なストーカー野郎ではありますが、可愛い天使のようなココちゃんが、あんなに残酷になってしまうなんて。
毒キノコも怖ろしいですが、人をそこまで変えてしまうマリアの魔力はもっと怖いです。
マリアファミリーのメンバーも、もともとは善良な一般人だったのに、みんな人を殺すことに快楽を見出してしまっています。
最終的に、明智さん自身もマリアの魔力に魅入られてしまうのでしょうか。
江戸川乱歩「怪人二十面相」シリーズのオマージュ
今回、丘みつ子さんが青山マダムとして、登場しました。
苺ちゃんのお店に、ケータリングをオーダーしてきた貴婦人(「←明智さん曰く)ですが、実はマリアの変装でした。
江戸川乱歩の「怪人二十面相」シリーズの中に出てきそうな、仮面をベりべりと剥がすシーンがありましたね。
マリア、何でも出来過ぎるw
しかし、明智さんは、マダムが手袋をしているところを見て、怪しいと思ったようです。
手に年齢って出ますからね…。
頼りになる2号
とにかく、頼りになるのが助手2号の桃子ちゃん。
免許がない明智さんのために、車を出してくれたり、バイク飛ばしてくれたり…。
そして、今回は、明智さんへの気持ちをぶつけてみれば?と、苺ちゃんの背中を押してくれました。
小芝風花ちゃん、渾身の演技でしたね!
苺ちゃん、やっと、明智さんに大好きです…と告白できました。
しかし、明智さんはマリアと共に奈落の底に落ちて行ってしまいました。
このシーン、ちょっと前時代的な感じでしたねw
マリアも妖しく美しい女性ですが、私としては苺ちゃんが悲しい思いをしないラストを希望します!
最後に
「美食探偵 明智五郎」第8話の感想でした。
次回は、最終話30分拡大版です。
奈落に落ちて行った明智さんとマリア…。
このあと、二人はどうなってしまうのでしょうか?!
最終回までの1週間が長いです!!