「ハケンの品格」(2020)第7話の感想です。
次回は、いよいよ最終回です。
今回は、人事スリム化計画、新規事業であるS&F社直営コンビニ、里中課長のプロポーズ…いろんなことが起こります!
「ハケンの品格」第7話 あらすじ
AIが打ち出したリストラ候補に東海林(大泉洋)が入っていたことがショックの里中(小泉孝太郎)。そしてまだそのことを東海林には言えないでいた。
宮部社長(伊東四朗)は、会社挽回の一手だと以前里中が提出した、S&F社直営のコンビニを作る企画書を差し出す。もちろんAIの力も借りて。「コンビニの企画、死にもの狂いでやります」
里中は、営業企画課の仲間達と、プロジェクトに没頭していく。大前春子(篠原涼子)のアイデアで、子供連れや、働くお母さんに便利な店という店舗のイメージも固まっていき…。
そんな中、里中のPCにあったリストラ候補名簿が流出してしまう!自分の名前を見た東海林は言葉を失い、候補になっている社員達はパニックに。プロジェクトが成功したら里中が取締役に昇進することも判明し、リストラ候補の社員は裏切られたとやけをおこす始末。
一方で、トラブルが続きながらも、コンビニのパイロット店舗は出来上がっていく。
実はその間、里中の中では、衝撃の決意が固まりつつあった…。[引用元]日本TV「ハケンの品格」公式サイトSTORY
S&F社直営のコンビニ
S&F社が、直営のコンビニエンスストア事業に参入。
これは、以前、里中課長が提案したプロジェクトです。
前回、AIがはじき出した「人材スリム化計画」。
コンビニ事業は、大手コンビニチェーンに対抗しなければならないため、リスクもありますが、成功するとS&F社の社員をリストラをせずに済む可能性も出てきます。
営業企画課の課員たちは、コンビニのパイロット店舗の準備に余念がありません。
S&F社のコンビニのコンセプトは、「働く女性に優しいコンビニ」。
これも、春子の意見を中心に、福岡さん(吉谷彩子)や千葉さん(山本舞香)の意見が取り入れられました。
コンビニの運営に関する調査も、大変なんですね。
お客さんの目線や、性別や年代ごとの志向など調べなければならないのです。
そして、里中課長は、S&F社のコンビニとしての個性を重要視しているようです。
S&F社のコンビニは、スーパーと一般のコンビニの間の、S&F社の商品を前面に押し出した少し高級なコンビニといった感じです。
そして、S&F社の直営コンビニの主張は「アジフライ」に決定します。
コンビニのレジ前にある和菓子みたいな商品です。
アジフライがコンビニで売ってたら、絶対買ってしまいそうです!
さすが、春子。
リストラ候補名簿流出!
ハケンライフの近さん(上地雄輔)が、派遣社員の勤務データを取りに、里中課長(小泉孝太郎)を訪ねてやって来ます。
コンビニ事業にかかりっきりの里中課長は、席にいなかったため、東海林課長(大泉洋)が里中課長のPCからデータを出そうとして、「人事スリム化計画」のファイルを見つけてしまいます…。
そこには、東海林課長をはじめとして、営業企画課のメンバーの中にも、評価×の課員が多くいて、それを見て大騒ぎになってしまいます。
里中課長、PCのパスワード、最低でも3か月に一回は変えないと…。
里中課長は、「人事スリム化計画」のリストを見て以来、ずっと心を痛めていたのです。
しかし、役員から、コンビニ事業が成功したら、役員に推薦するとメールが来ていて、それも課員に見つかってしまいます。
里中課長は、コンビニ事業が成功したらリストラも白紙になる可能性があると社長から聞き、死に物狂いで成功させようとしているのですが、×がついていた社員は、すっかりやる気をなくしてしまいます。
さらに、いつもは優しい里中課長がこのところ厳しくなっているのは、役員になりたいからだと誤解されてしまうのです。
みんなも、里中課長がそんな人じゃないことは、普段の言動からしてもわかると思うのですが…。
そして、会社に電話をした浅野主任(勝地涼)から、社内が大騒ぎになっていることを聞かされる里中課長でしたが、今は、明日の株主へのコンビニのパイロット店舗のお披露目に専念するのです…。
里中課長の涙
帰社した里中課長を待っていた、東海林課長。
他の社員たちも待っていたのですが、東海林課長が帰らせたようです。
東海林課長は、里中課長がすぐに説明に帰ってきてくれると思っていたといいます。
しかし、里中課長は、とにかくこのコンビニ事業を成功させないと、今まで一緒に働いてきた仲間を失うことを、何よりも怖れているのです。
里中課長は、「リストラの候補者を選んだのは、血の通っていないAIだ。俺、そんなものに負けたくないんだよ」と涙を堪えて訴えます。
「このプロジェクトが失敗したら、俺もこの会社辞めるよ」と。
いつもと声も表情も全く違う小泉孝太郎さんの演技に、私も目が潤んでしまいました。
東海林課長は、すぐに里中課長の気持ちを理解してくれます。
里中課長の本質を一番わかっている人ですからね。
店舗がぼやを出して
やる気をなくした営業企画課の社員たちは、仕事に身が入りません。
工事中でむき出しになっている電気の線に、商品の段ボールを投げ捨ててしまいます。
そして、電気の線がショートして、段ボールに火がついて、お店が燃え始めてしまいます…。
それでも、やる気をなくしたリストラ候補の社員たちは、帰社し、その上、「ダメになっちゃえばいいのにと思っていたら本当にそうなった」とまで言ってしまうのです。
リストラされそうになっていて辛い気持ちはわかりますが、「そういうとこだぞ!」って、TV観ながら言ってしまいました。
春子が消火器で火を消し、消防署も来て、何とか火は消えますが、商品もお店も台無しに…。
落胆する里中課長と浅野主任…。
東海林課長は、「里中課長は俺たちのためにかんばっているんだ。このプロジェクトを成功させて、お前らを救おうとしているんだ。里中賢介はそういうやつなんだ。新入社員のときから変わらないんだ」
「クビになるにしても、最後くらい俺たちも意地みせようじゃないか」
東海林さん、泣かせる…。
井手くんが、「僕が東海林さんの代わりに辞めてもいいですよ」と言うのですが、彼は本当に不思議くんですねw
まあ、実家は大金持ちだし、普通と感覚が違うんですね。いい味だしてるw
春子の活躍
がっかりしている里中課長と浅野主任…。
そこに、春子が登場!
今回の春子の資格は、「一級左官技能士」です。
いかつい左官屋さんを引き連れての登場、カッコよかったです!
井手くん、「かっけぇー!」と興奮気味w
その気持ち、めっちゃわかります!!
東海林さんのおかげで、ダメになった商品を、再度仕入れることにも成功。
福岡さんや千葉さんもお手伝いして、一夜にして、無事、店舗が元通りになりました。
里中賢介のプロポーズ
株主を招いてのコンビニ「S&F市場」のお披露目が始まりました。
そこで、里中課長は、「このプロジェクトが皆様のご理解、ご賛同を得られましたあかつきには、私は仲間と共に、このS&F社本社から独立します!」
いきなりの独立宣言!!
東海林さん、いきなり走り出しましたね。
社長も了承していないのです。
さらに、そのままの勢いで…
「公私ともに僕のパートナーになってください!」と春子にプロポーズ!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
最後に
「ハケンの品格」第7話の感想でした。
そして、次回はいよいよ最終回です。
予告では、春子が、アジフライの被り物してましたねw
毎週楽しみにしていたドラマなので、終わってしまうのは本当に寂しいですが、里中課長のプロポーズに、春子は何と答えるのでしょうか。
おそらく、東海林さんも春子のことが好きなはずなので、どうなってしまうのでしょうか。
一週間が長いです!
以下の記事で、第6話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。
【関連記事】