こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「35歳の少女」第5話の感想です。
結人は望美の言葉で、教師に戻ることを決意します。
そして、望美は家を出ます。
Contents
ドラマ「35歳の少女」第5話の感想 はじめに
あらすじ
望美(柴咲コウ)は子供時代の記憶を懐かしく感じ始めていた。多恵(鈴木保奈美)は、急速に大人びて来た思春期のような望美と、家庭教師の結人(坂口健太郎)の関係を不安げに見守るが……。
一方、愛美(橋本愛)は実力を認めてくれない職場に不満を抱えつつ、困った時だけ優しくしてくる相沢(細田善彦)への思いを断ち切れずにいた。そして進次(田中哲司)の家では達也(竜星涼)が荒れ、加奈(富田靖子)が怪我をする事態に。加奈は、2日後に迫った達也の誕生日に、要求された整形費用100万円を渡すつもりだと進次に告げる……。
そんな中、結人への気持ちがますます募る望美は、いちいち心配してくる多恵に“もう結人と付き合っている”とフライング交際宣言!結人は積極的に気持ちをぶつけてくる望美に戸惑いを隠せない。その一方で望美は、生徒が自殺した過去を持つ結人が、本当は教師に戻りたい気持ちを誤魔化していると感じていた。相変わらず代行業でその日暮らしを続ける結人が恋人代行の仕事に向かうと聞いた望美は、心配で後を尾ける。しかし結人に恋人役を頼んだ相手は愛美だった…。
[引用元]日本テレビ「35歳の少女」公式サイトSTORY
登場人物
時岡望美/柴咲コウ
10歳のとき事故に遭い、25年眠り続けていた。目が覚めて、自分自身と周囲の変化に戸惑って…。
時岡多恵/鈴木保奈美
望美の母。25年間、望美の看病を続け、目覚めた望みを支える。
時岡愛美/橋本愛
望美の妹。望美が事故に遭った時は7歳だった。クールなキャリアウーマン。
今村進次/田中哲司
望美の父。望美が事故に遭ってから5年後、多恵と離婚。現在は再婚している。
広瀬結人/坂口健太郎
望美の初恋の人。小学校教師をしていたが、今は代行業をしながらブラブラしている。
相沢秀男/細田善彦
愛美の会社の上司で元恋人。
今村達也/竜星涼
進次の連れ子で、DVで引きこもり。
今村加奈/富田靖子
達也の母。進次の再婚相手。
林田藤子/大友花恋
愛美の元恋人の相沢の彼女。仕事が出来ないので愛美はイライラ。
成長する望美
望美(柴咲コウ)の初恋の相手、結人(坂口健太郎)に家庭教師をお願いした多恵(鈴木保奈美)は、望美の気持ちが結人に傾いていくのを心配しています。
懐かしいと思う望美
望美は、昔の夢を見ると「懐かしい」と思うようになってきています。
急速に大人に近づいているんですね…。
しかし、まだコーヒーは苦いようですw
望美は知識欲がどんどん強くなっています。
今は高校一年生の勉強も始めています。
急速に大人に近づいている望美、少し不安ですが…。
結人を待ち望む望美
結人がやって来る日は、望美は一人で朝、起きられるようになりました。
そんな望美を多恵は心配で仕方がないようです。
多恵は望美が自分の側から離れていくようで、不安なのです。
結人が本当にやりたい仕事
望美は、結人にまた教師の仕事をしてほしいと思っています。
初めて担任になったクラスで自ら命を絶った子のことを、結人はずっと後悔しているのです。
代行業より教師の仕事を
結人は、今日も代行業の仕事をしにいきます。
結人が本当にやりたい仕事は、おそらく教師です。
自分がちゃんと話を聞いてやれなかったために死んでしまった生徒のことを考えると、教師には戻れないと思っているようです。
しかし、結人にも生活があるため、働かざるを得ないのです。
恋人代行業
結人は、今日も愛美に「恋人代行」を依頼されていました。
愛美は、結人に愚痴を言って憂さを晴らしていますが、結人は「本気でグラフィックデザイナーを目指してみてはどうか」と愛美にアドバイスします。
これは代行業の仕事とは別に、結人本人の気持ちです。
愛美も、もう少し自分の気持ちに素直になってもいいのではないでしょうか。
そして、これを機会に本当にグラフィックデザイナーを目指してみると、良い結果が得られそうな気がします。
仕事はできるし、根性ありそうですし。
愛美と進次の憂鬱
望美の妹・愛美(橋本愛)と離婚した父の進次(田中哲司)は、それぞれ悩みを抱えています。
愛美の憂鬱
愛美は、別れた恋人で上司の相沢(細田善彦)が、仕事が出来る愛美を自分が困ったときだけ頼ってくることで気持ちが揺らいでいました。
さらに、愛美は職場で自分の実力が認められないことに不満を抱いています。
相沢は「また営業に戻してもらえるように上に話す」と言っているのですが、本当でしょうか。
もうすでに営業ではない愛美に、仕事のアドバイスを求める相沢、怪しいです。
相沢みたいな都合のいいヤツっていますね…。
自分はちゃっかり得意先の令嬢と付き合っているのに、自分への気持ちを断ち切れない女性を利用するのです。
しかし、愛美は本当に昔から男運が悪いようですが…。
そして、愛美は相沢が自分を営業に戻す気などなく、愛美のアイディアを自分のアイディアかのように上司に話す場面を見て、会社を辞める決心がつきます。
愛美ちゃん、その方が絶対いい!
領収書をぶん投げて去っていく愛美ちゃん、カッコよかった!
進次の憂鬱
今村家にも、いろいろ問題が…。
引きこもりの息子・達也(竜星涼)が暴れ、加奈(富田靖子)が怪我をしてしまいます。
そして、進次は会社から早期退職を促されているのですが、まだ加奈に話していません。
さらに、加奈は、達也の誕生日に整形費用の100万円を渡すつもりのようで…。
整形費用を出すより、まず達也を病院に連れていく方が先な気がします。
引きこもりであることもそうですが、奇麗な顔立ちをしているのに整形したいと思っているのは、心の病を抱えているのかもしれません。
進次は、早期退職を断ることにしたのですが、そうなると東京にはいられなくなると会社から言われ…。
加奈の不満が爆発
進次は、望美の相談を聞いていて、家に帰ってくるのが遅くなりました。
そして、加奈の怒りが爆発してしまいます。
加奈は、進次は今も多恵のことを大切に思っていて、自分のことなんて愛していないのだと言います。
加奈は、進次と達也に物を投げつけ、大暴れします。
子供は引きこもり、夫は今の家庭より前の家庭のことを気にしている…。
怒りが爆発するのもわかります。
今村家も崩壊寸前です…。
望美の交際宣言!
望美は、第4話で結人に「辛いとき、側にいてあげたかった」と言ったので、自分と結人は「つきあっている」と思っています。
望美の結人への気持ち
望美は、今、家庭教師として勉強を見てもらったばかりなのに、またすぐ結人に会いたいと思ってしまいます。
そして、望美はその気持ちを愛美に相談します。
しかし、愛美は「あの人は口が上手いし、付き合わない方がいいんじゃない?」と言って取り合ってくれません。
父の進次にも相談しますが、「パパは今、それどころじゃない」と言われてしまいます。
男と女が付き合うということ
望美は、35歳ですが、精神年齢はまだ高校生くらいです。
男女が付き合うことがどういうことなのかを、まだはっきり理解していません。
望美は、結人にベッドに押し倒され、ショックを受けます。
結人も、そんなことをしたら望美が傷つくことが分かっているはずなのですが、どうしても素直になれないようです。
望美が結人に恋人代行を頼んで
望美は、結人に恋人代行を頼みます。
そして、望美はもっと結人の話を聞きたいと言います。
エンデの『モモ』のように、自分は黙ったままで人の話を聞く人になりたいのです。
すると結人は、望美に「行きたいところがある」と言って、教師だった頃に亡くなった生徒のお墓参りに行きます。
お墓の前で、結人は「ちゃんと話を聞いてあげなくてごめんな」と謝ります。
結人は、生徒が亡くなって以来、夢や希望を持つことをあきらめていました。
お墓の前で、望美は「結人くんが先生に戻ってもいいかな?結人くんは私を救ってくれたように、他の子供も救ってくれると思うんだ」と言います。
望美の素直さは、ずっと昔のままなんですね。
そして、結人は代行業を辞めることにしました。
結人は、その足ですぐに多恵の元に行き、「僕には望美さんが必要です。おつきあいを許してください。代行業を辞めて教師に戻ります」と頭を下げます。
多恵に選択を迫られて
多恵は、望美に「それなら、私とこの人のどちらか選びなさい」と言います…。
多恵は望美の側から一生離れないつもりだったようです。
望美は「ママはもう人を愛せないからそんなこと言うんだよ。私はママみたいにはならない」と言って、とうとう家を出ることにしました。
多恵さん、極端だな…。ちょっと怖い。
家を出てきた望美に、結人は「望美、好きだよ」と言います。
そして、望美は「今、生まれて一番不安だけど、一番幸せ」だと言います。
ドラマ「35歳の少女」第5話感想 最後に
ドラマ「35歳の少女」第5話の感想でした。
望美の言葉は、いろんな人の心を動かします。
見た目は35歳ですが、子供のままの素直な気持ちがそうさせるのでしょう。
結人くんがまた教師に戻る気持ちになって、本当に良かった!
そして、望美がとうとう家を出ることになりました…。
これから、結人くんと二人で暮らすことになるのでしょうか。
多恵の執着心も少し怖いですが、可愛そうな気もします…。
25年間、ただ望美のためだけに生きてきたのですから。
以下の記事で、第4話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。
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