こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「危険なビーナス」第8話の感想です。
終盤に入って、また一つの謎が現れました。
楓は、本当に明人の妻なのでしょうか。
そして、楓の正体は一体?
Contents
ドラマ「危険なビーナス」第8話の感想 はじめに
あらすじ
伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。
そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。さらにその研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。
牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。
義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった…。康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか? そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。
一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告し…。
[引用元]TBSテレビ「危険なビーナス」公式サイトあらすじ
登場人物
手島伯朗/妻夫木聡
主人公。獣医師。矢神家に嫁いだ母の連れ子。
矢神楓/吉高由里子
伯朗の弟・明人の妻。謎の美女。
矢神勇磨/ディーン・フジオカ
康之介の養子。レストランオーナー。楓にアプローチしてくる。
矢神明人/染谷将太
行方不明の伯朗の異父弟。楓の夫。
矢神康治/栗原英雄
矢神家の当主。禎子の夫で明人の父。現在、寝たきり状態になっている。
蔭山元美/中村アン
伯朗の動物病院の看護師。勘が鋭い。
支倉百合華/堀田真由
明人の従妹。祥子と隆司の娘。明人に好意を持っている。
君津光/結木滉星
矢神家使用人兼執事。祥子と不倫関係にある。
永峰杏梨/福田麻貴
康治の専属看護師。支倉隆司と不倫関係にある。
手島一清/R-指定
伯朗の実の父。画家。脳腫瘍で亡くなった。
矢神佐代/麻生祐未
康之介の養女。銀座のクラブのママ。実は勇磨の母。
兼岩順子/坂井真紀
伯朗の叔母。憲三の妻で、白朗の母・禎子の妹。
支倉祥子/安蘭けい
康之介の次女(後妻の子)。執事の君津と不倫関係にある。
支倉隆司/田口浩正
祥子の夫。矢神園経営者。看護師の杏梨と不倫関係にある。
矢神牧雄/池内万作
前当主・康之介の次男(後妻の子)。医師で脳科学者。大怪我をして入院してたが…。
矢神康之介/栗田芳宏
矢神家前当主。16年前に死去。
矢神禎子/斉藤由貴
伯郎と明人の母。入浴中の事故で死亡したとされているが…。
矢神波恵/戸田恵子
矢神康之介の長女(先妻の子)。矢神家の財産を管理している。
兼岩憲三/小日向文世
伯朗の叔父。順子の夫で数学者。
矢神家の研究記録
突然、牧雄(池内万作)が伯朗(妻夫木聡)の家を訪ねてきます。
伯朗に、ある研究記録を見つけてほしいと言います。
その代わりに伯朗が知らないことを教えてやると。
矢神家の研究
康之介、康治(栗原英雄)、牧雄は、ある研究を行っていました。
もともと、康治の研究は脳に電気刺激を与え、「痛みの緩和と意識の覚醒」でした。
伯朗の実父・一清(R-指定)は、脳腫瘍のせいで、ときどき錯乱状態に陥ることがありました。
康治はそれを緩和するために脳に電気刺激を与える治療を行ったのですが、思わぬ副作用が現れたのです。
一清は、奇妙な幾何学模様が頭に浮かぶと訴えたのです。
後天的サヴァン症候群
サヴァン症候群は、芸術や音楽、数学などの分野で天才的な能力を発揮する脳の病気です。
康治は後天性のサヴァン症候群を引き起こすことが可能だと、一清の手術によって仮説を立てたのです。
これは、後天的に天才脳を作ることが出来る大発見です。
その研究記録を、牧雄は伯朗に探してほしいというのです。
事故や病気で、突然、サヴァン症候群のような症状を表すようになった患者が何人かいることを康治は知ります。
しかし、康治はある日突然、この研究を凍結すると言い出したのです。
そして、牧雄はその研究資料は禎子に渡しているはずだと言います。
研究者は、自分の研究記録を破棄することなどないと言うのです。
早速、楓に連絡をとる伯朗。
しかし、楓の側にいたのは、勇磨だったのです…。
勇磨と楓は、一体どうして一緒にいるのでしょうか。
池田院長の言葉
伯朗は、少し仕事に私情を持ち込んでいるようです。
診察中の動物の飼い主さんに、少し冷たいような…。
元美(中村アン)にも、それを指摘されてしまいます。
池田院長(辻萬長)が、「人間は、自分の恋敵を殺すこともある」と言った言葉が、伯朗は頭から離れません。
康治が自分の父を実験台にし、さらに死を早めたのではないかと伯朗は考えていました。
矢神康治が危篤状態
伯朗が、池田院長(辻萬長)と昼食をとっているときに、伯朗のスマホが鳴ります。
波恵からの電話で、康治が危篤状態に陥っているというのです。
康治は一清の死を早めたのか
駆けつけた伯朗は、康治に「あなたは母を手に入れるために、僕の父の死を早めたのですか」と直接聞きますが、康治は眠ったままで…。
一旦は、小康状態を保っているのですが、康治はいつどうなるかわかりません。
遺産相続についても、一刻を争うことに。
それは、早く明人を見つけなければいけないということです。
そして、楓が本当に明人の妻なのかどうかも。
すると、勇磨が「私は楓さんを信じます。明人の遺産が全て楓さんに譲ることになってもそれはいいじゃないですか」と言って…。
勇磨、どうした?!
佐代が禎子から聞いたこと
勇磨(ディーン・フジオカ)は、遺産の中に、30億円以上の価値が含まれているものがあることを、ある人から聞いたと言います。
そのある人とは、佐代(麻生祐未)なのではないかと伯朗は思っています。
佐代に、母の禎子(斉藤由貴)から何か聞いているかと聞くのですが、佐代は交換条件を出してきます。
佐代が聞いてきたのは、明人(染谷将太)の行方です。
いくら仕事だと言っても、一か月も、行方がわからないなんてありえないと。
伯朗は、「明人が行方不明だ」と白状します。
しかし、佐代は禎子が何かを康治から譲り受けたのかどうかについては「さあ。本当に知らないのです」と言います。
ただ「もう、手に余るほどのものを受け取っているから」と、禎子は言っていたようです。
そして、その後、禎子はすぐに亡くなってしまったようです。
勇磨と楓
勇磨と楓(吉高由里子)は、裏で手を組んでいると、佐代は伯朗に言います。
伯朗と佐代が会っている間に、二人で会っていたはずだというのです。
確かに、楓は電話で話しただけだと伯朗に嘘をついています…。
禎子の実家で研究記録を探す
伯朗と楓は、禎子の実家に行って研究記録を探します。
楓はネットで、フラクタル図形を父親が書いていたという女性のブログを見つけます。
その人に楓はメールを出し、何度かやり取りをして、会う約束をしたのです。
後天性サヴァン症候群の患者の娘
あるカフェで、ブログの女性・三村さんに会うことになった楓と伯朗。
三村さんの父親は、交通事故に遭って、脳の手術を受けたあとから突然フラクタル図形を書き始めたそうです。
三村さんの父親のことを聞いた康治は、三村家を訪ねます。
他にも、後天性のサヴァン症候群の人が何人かいると、康治は話していたそうです。
そして、「私はその実験のために、ある人を殺してしまったかもしれない」と言ったそうです。
ある日、康治はその研究を一切やめたのだと三村家に挨拶に来ました。
「その研究のために動物の命を犠牲にしていると、息子に顔向けが出来ないから」と言ったそうです。
伯朗さん、いい話が聞けて良かったですね。
シーフードグラタン
楓のおかげで伯朗は、康治が自分を息子だと思っていてくれたことに感激します。
そして、楓に、佐代と話したことを教えなかったことを謝罪します。
佐代に明人が行方不明だと教えたことです。
すると、楓は少し怒って、いつか明人が帰って来たら三人で食事をする約束をしていましたが、そのときの料理を伯朗に作ってほしいと言われます。
伯朗は、シーフードグラタンを作ると約束します。
すると、楓は「マカロニは少な目で、えびやイカやタコ、カキをたくさん入れて…」と言うのですが、明人はカキが嫌いで食べられないはずです。
伯朗は、そのことがひっかかります。
波恵(戸田恵子)にも確認して、明人が大人になってからも、カキが食べられないことを確かめます。
そして、楓の家を訪ねます。
日を改めてほしいという楓に、伯朗は強硬に「話したいことがある」
すると、出てきた楓の後ろから、勇磨が出てきて「うせろ。負け犬!」と言って、二人で部屋に戻って行くのでした。
これは、一体…。
佐代がいうように、楓と勇磨は裏で繋がっているということでしょうか。
盗聴されていたときに、楓は勇磨に何か秘密を握られたのかもしれません。
ドラマ「危険なビーナス」第8話の感想 最後に
ドラマ「危険なビーナス」第8話の感想でした。
だんだん謎が明かされてきましたが、楓の正体は一体?
第7話の最後に、勇磨が楓の部屋を盗聴しながら「このゲーム、俺の勝ちだ」と言っていたことと関係があるのでしょうか。
終盤に入って、また謎が深まりましたね。
次回も楽しみです!
以下の記事で、第7話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。
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