こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「知ってるワイフ」第4話の感想です。
今回は、津山が澪に大接近!
優しい津山に澪の心も揺れますが、澪の気持ちを理解しはじめた元春は少しづつ後悔しはじめます。
しかし、もう一度、人生を元通りにすることは出来るのでしょうか。
Contents
ドラマ「知ってるワイフ」第4話の感想 はじめに
あらすじ
澪を家へ送る元春。すると母の久恵(片平なぎさ)が現れて、元春に懐かしそうに抱きついてきた。さらに久恵は元春を婿と呼び、「澪が毎日怒るから家に帰って来なくなったのよ」と言うではないか。澪は「母が認知症を患っていて変なことを言ってすみません」と元春に謝る。だが、元春は気が気ではない。元春は、澪と結婚していた以前の世界で、すでに久恵の認知症が発症していたのではないか?と思い、ショックを受ける。忙しさにかまけて自分は気にもしていなかったが、澪の態度に思い当たることがあった。
[引用元]フジテレビ「知ってるワイフ」公式サイトSTORY
澪の家を出た元春は、久恵が「自分が過去を変えたことを知っているのではないか?」という疑念を拭いきれない。それを知っているのは自分ともう一人、小池良治(生瀬勝久)だけのはず。元春は小池を探しに出会った公園へ行くが、姿は見当たらない。
翌日、元春はなぎさ(川栄李奈)から母が作ったいなり寿司を受け取る。かつて元春の母が作ったいなり寿司を澪が好きだったことを思い出した元春は、銀行で一人残業している彼女に届けに行く。すると、元春より先に来ていた津山千晴(松下洸平)が澪に告白をしていた。なぜか元春の気持ちは揺らいでしまう。
そんな矢先、泊りがけの研修に一緒に行くことになった澪と津山。津山はこれを機に彼女を口説き落とそうと木田と盛り上がるが、元春は思わず反対して―。
登場人物
剣崎元春/大倉忠義
あおい銀行世田谷支店に勤める銀行マン。妻と子供が二人。妻の澪とは不仲。タイムスリップ後は江川沙也佳と結婚していて…。
剣崎 澪/広瀬アリス
元春の妻。家事や育児に協力的でない元春とは不仲。タイムスリップ後は、独身で母の介護をしながら仕事をしている。
津山千晴/松下洸平
元春の同期の銀行マン。双子の父。タイムスリップ後は、独身。
剣崎なぎさ/川栄李奈
元春の妹。タイムスリップ後は、木田と結婚している。
木田尚希/森田甘路
居酒屋を経営。元春の親友。タイムスリップ後は、なぎさと結婚している。
篠原恭介/末澤誠也
元春の部下。
尾形恵海/佐野ひなこ
窓口課のテラー。
樋口静香/安藤ニコ
窓口課のテラー。
西徹也/マギー
元春の上司。タイムスリップ後は、元春に文句を言わなくなっている。
小谷つかさ/猫背 椿
窓口課の課長。西課長とは同期。
宮本和弘/おかやまはじめ
あおい銀行世田谷支店の支店長。
江川沙也佳/瀧本美織
西急グループの社長を父に持つ令嬢。元春の大学時代の憧れの人。タイムスリップ後は、元春の妻になっている。
小池良治/生瀬勝久
謎の男。
建石久恵/片平なぎさ
澪の母。認知症を発症している。
澪のお母さんは知っている?
澪の母・久恵さん(片平なぎさ)は、認知症です。
ある日、コンビニの前で元春(大倉忠義)を見つけ、「うちの婿さん!」と言って抱きついてきました。
コンビニの前で捕まって
そして、そのまま澪(広瀬アリス)と自分の家に連れていって、元春の好きな肉じゃがを出して来てくれます。
「お母さんはなぜ知ってるんだ?俺が人生を変えたことを知ってるのか?」
確かに、久恵さんは他のかつての友人たちと違って、昔の自分のことを知っている…。
肉じゃがと家庭教師
元春は澪の家庭教師をしていて、それがきっかけで結婚したのですが、その頃、澪の家は父が亡くなり、経済的にも困っていた頃。
元春は無料で家庭教師を買って出てくれたことも、久恵さんだけは何故か知っています…。
何より、紗也佳(瀧本美織)との生活では絶対食べない肉じゃがが元春の好物だと知っているのはどうして?
もともと認知症の人は、私たちとは違う世界で生きているようなところがあるので(私の母はそうでした)、誰かの世界線が変わっても何も変わらないのかもしれません。
津山と澪
津山(松下洸平)は、澪にとても関心を持っています。
出来れば付き合いたいと思っているようです。
津山さんなら澪も元春のときのように、イライラしなくて済むような気がします。
母のおいなりさん
元春は、実家の母の「おいなりさん」が大好きです。
しかし、紗也佳はお取り寄せやデパ地下のデリカテッセンで買ったものしか食べません。
長らく食べていいなかった母の作る大好物の「おいなりさん」が、妹のなぎさ(川栄李奈)の店に届いていると知った元春は喜んで食べに行きます。
実は、別の世界線での澪も実家の母の「おいなりさん」が大好きだったのです。
今、残業中の澪に、「おいなりさん」を持って行ってやろうと銀行に戻ると…。
津山からの告白
澪と津山がいっしょにサンドイッチを食べていました。
澪はとてもうれしそうに「おいしい!」と言って喜んでいます。
そして、津山が「僕とつきあわない?」と澪に告白しているのを聞いてしまう元春。
津山は「返事は急がないからゆっくり考えて」と。
元春のジェラシー?
元春は、津山と澪がつきあうことになるのが、おもしろくないようです。
元春自身は「俺はこれから幸せな人生を送るんだ」と、子供たちまでこの世に生まれて来ない人生を自分で選んだのではないのですか。
それが、澪が他の男性と幸せになろうとしているのを邪魔しようとしている自分に嫌気がささないのでしょうか。
さらに、元春にそんな権利ありますか。
自分だけは裕福で憧れていた大学の後輩と結婚して、澪が他の人と幸せになるのはおもしろくないとは、どれだけ勝手なんだか。
それも、くだらない男なら止めようとするのもわかりますが、津山さんは自分の親友で仕事もちゃんとできる優しい人です。
澪の邪魔をする理由はない!
確かに澪も、少しづつ「何か」に気づき始めているようですが…。
なぎさと澪
なぎさと澪は、ある日偶然知り合ったのですが、とても気が合うようです。
別の世界線でも、義姉妹の二人はとても仲が良かったようです。
偶然出会って友達になった2人
たとえ、偶然出会って気が合ったとはいえ、やはり縁がある人とは、自分の人生を変えたとしても、必ずどこかで出会うと謎の男・小池良治(生瀬勝久)も言っていました。
もともと、仲のいい義姉妹なのですから、いつかはどこかのタイミングで出会いい、仲良くなっていたはずなのです。
津山に紹介したい人は澪
津山が、木田(森田甘路)に会社にいい子がいるんだと話しているときも、元春は「社内恋愛はやめたほうがいい」「まだ建石さんのことなんて何も知らない」と難癖をつけていました。
そんなとき、なぎさが「私、津山さんに紹介したい人がいるんだ」と言い出します。
木田は「津山は好きな人がいるって言ってただろ」と言うのですが、なぎさは「本当なら私のお兄ちゃんと結婚してほしいくらいいい子なの」と。
そのときは、元春はその相手が澪だとは知らないので「いいじゃないか。紹介してやれよ」と勝手ことを言っていましたが…。
津山が澪を連れてやって来た
津山が仕事帰りに、木田の店にやって来ました。
すると、いっしょに来たのは澪でした。
なぎさは、驚きながらも大喜び!
木田もこれが縁って言うものなんだな…と澪を大歓迎してくれます。
その「縁」を断ち切ってでも自分だけは幸せになろうとしていたのは、一体誰でしょうね。
泊りの研修
澪と津山は、週末から銀行の窓口研修とリーダー研修に参加します。
一泊二日の研修です。
澪は窓口に入ってすぐなので研修を受けることになりますが、元春は紗也佳の両親とゴルフに行くことになっているので、津山がリーダー研修を受けに行くことになります。
澪、お母さんの介護もあるのに、本当に頑張り屋さんだなぁ。
元春と紗也佳の関係
紗也佳は、自分の大学の同期がチャイコフスキーコンクールで優勝したことを知って以来、自分ももっとチェロを習いたいと思っているようですね。
そして、それを元春に話したいようですが、澪のことばかり考えて話を聞きません。
元春は、本当に、誰が相手でも一番大切なのは自分のこと。
幸せな人生を送っているはずでは?
お金持ちの両親との週末のゴルフが終わった元春は、津山と澪が研修を受けている施設にわざわざ現れます。
津山が、この研修期間中に澪を落としたいと言っていたにもかかわらず…。
近くまで来たからと言って、三人で飲むことになります。
飲んでる間に、元春は少しづつ澪が自分と暮らしていたときどんな気持ちだったかを理解し始めます。
澪は「泣きたいときは、悲しいラブストーリーを見て、それを理由に泣くんです」と津山に話していました。
元春は、そんな澪の気持ちなど知らず、辛いのは自分だけだと思っていたようです。
澪のことを蔑ろにしていたことを、今、やっと気づいたのです。
澪に悪いことをしたと思い始めているようですが、今更感満載。
今の生活は、自分で選び取った人生。
人間は間違いを犯しやすいものですが、今、裕福でおっとりした妻を手に入れて、それが幸せな人生のはずなのでは?
俺は一体、何がやりたいんだ?
三人で飲んでいたバーから出た後、元春はひとりで「俺はもう澪の夫じゃない。じゃあ俺は一体、何がやりたいんだ?」と自問しますが、それはおそらく視聴者みんなも思っていると思いますw
自分で選び取った人生、まさか、元に戻ろうと思ったりしてませんよね?
母の介護
澪のお母さん、もうそろそろ徘徊が始まっているようですが、家にはちゃんと戻って来れているんでしょうか。
今の世界線では、澪は結婚していないし、子供もいないから何とかなっていると思いますが…。
介護と育児とバイト
元の世界線では、バイトもしてやりくりをして、子供二人の育児に家事。
そして、お母さんの介護も。
ドラマの流れからして、元春は澪のお母さんが認知症だということも知らなかったようですね。
ここまで妻の大変さを理解しない夫、なかなかいないと思いますw
私の日常
澪が津山さんに母が認知症だということを知られたとき、「大変だね」と言われ、「いいえ、これが私の日常ですから」というセリフ。
涙があふれました。
介護をしている人の日常。
この会話からも、津山さんならお母さんのことも手助けしてくれると思います。
義理の親の介護なんて、自分には関係ないと関心を持たない人がときどきいますが、元春はそのタイプ。
だったら、育児は手伝え!あなたの子供なんだから。
澪の気持ちがわかり始めて
自分で今の人生を選んだのに、少しづつ後悔し始めている元春。
澪がどんな気持ちで日々を過ごしていたか。
やっとわかってきたようですね。
しかし、だからどうしたいんでしょうか。
澪は津山さんとつきあう気持ちになり始めています。
次回の予告で、もう一度チャンスをくれと言っていましたが、チャンスは2回あったはず。
何回、チャンスほしいんだ。
何度人生を人為的に変えても、同じものは同じ。
ドラマ「知ってるワイフ」第4話の感想 最後に
ドラマ「知ってるワイフ」第4話の感想でした。
今回は、お母さんの介護の大変さや辛いのは自分だけだと思っていた元春の本音。
そして、津山さんと幸せになれそうなのに邪魔しに来たり…。
いろんな意味で、ドラマとはわかっていながらも、怒り心頭でしたw
次回は、まさかの「もう一度チャンスをくれ」だと?
とにかく、澪を幸せにしてあげてほしい!
以下の記事で、第3話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。
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