こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「君と世界が終わる日に」第3話の感想です。
来美の遺伝子が世界の希望だという首藤。
そして、刀集団という正体不明の集団に遭遇する響たち。
最大の裏切りにあった響たちは、無事危険区域から逃れることが出来るのでしょうか。
Contents
ドラマ「君と世界が終わる日に」第3話の感想 はじめに
あらすじ
避難所であるはずの自衛隊駐屯地に辿り着いた響(竹内涼真)たちを、突如襲った銃撃!銃弾に倒れた本郷(大谷亮平)を残し、響たちは命からがらその場を後にする!さらに自衛隊内部では、響たちが先に発砲したという虚偽の報告がなされ、テロ集団とみなされていた……。
[引用元]日本テレビ「君と世界が終わる日に」公式サイトSTORY
3日後——— 。夜ごと凶暴化する化け物達の群れから身を隠しながら疲労と寝不足でボロボロになった響たちは、化け物が占拠する封鎖区域の外・横浜を目指していた。
夕闇が迫る中、響たちはあるショッピングモールに逃げ込む。警戒する中、出てきたのは化け物!…ではなく助けを求める一人の美女!それは人気女優の中越美亜(芳根京子)だった……。
一方、自衛隊駐屯地では研究者・首藤(滝藤賢一)がある血液検査の結果を見ていた……。そこには来美(中条あやみ)の情報が載っているのだが……。
そして来美は、まもなく上層部から射殺命令の下るという“テロ集団”の中に響がいることを確信。響を見つけ出すため、危険な化け物たちのサンプル採取に同行し、駐屯地の外に出ることを願い出る……。
そんな中、来美は首藤に連れられ、施設の一室で信じられない光景を目にするのだった……!彼らは化け物たちを“ゴーレム”と呼んでいて……。
その頃、気を失った美亜を保護し、一時の休息を得る響たち。そんな中、響は化け物が一体もいないことをどこか不気味に感じていた……。
さらに、仲間の中では今後どうするかを巡って仲間割れが発生!助けを待つべきだという佳奈恵(飯豊まりえ)に、苛立ちを隠せない等々力(笠松将)。
しかし、そこに日本刀を手にした謎の集団が現れる……!人質に取った佳奈恵と引き換えに、警官である等々力の銃を渡せと迫る一団。究極の選択を迫られた響たちを、さらなる罠が待ち構える!
登場人物
間宮響/竹内涼真
自動車整備工。来美の恋人とは同棲中。料理が得意。忍耐強く諦めの悪い男。高校時代は弓道部だった。
小笠原来美/中条あやみ
有名大学の医学部を卒業した研修医。高校時代は響と同じ弓道部に所属。”生ける屍の世界”になったあとは、響とは離れ離れになってしまう。
首藤公貴/滝藤賢一
”生ける屍の世界”から生存者を救おうとする研究者。生存者を精神的に支える。来美の遺伝子の秘密を握る一人。
三原紹子/安藤玉恵
生き残りの一人。介護士。ケガをした人の介護や介抱を率先して行う。娘の結月のためなら何でもするつもり。
三原結月/横溝菜帆
紹子の娘で、生き残りの一人。小学五年生。喘息の持病があり、定期的な薬の服用が必要。響に懐く。
柊木佳奈恵/飯豊まりえ
女子大生。生き残りの一人。冷めたクールな性格で人と距離を置いている。生き残りのためのサバイバルを潜り抜けるうちに、響には徐々に心を開く。
本郷大樹/大谷亮平
機動捜査隊に所属する警察官。警部補。生き残りの一人。異常事態の中でも市民を守ろうとする正義感の強い警官。等々力の上司。第2話で射殺される。
等々力比呂/笠松将
機動捜査隊に所属する警察官。巡査部長。生き残りの一人。目的のためには冷徹な判断が必要だと考える。響と来美の高校の同級生。響との間には何か確執があり…。
宇和島雅臣/笹野高史
生き残りの一人。小説家。有名作家ではないが、文学だけでなく音楽や絵画の知識も豊富。
甲本洋平/マキタスポーツ
生き残りの一人。引っ越し業者の中間管理職。上にはへりくだり、下には厳しい。未婚で独身。
ユン・ミンジュン/キム・ジェヒョン
生き残りの一人。韓国からやって来た。引っ越し屋のバイトをしている。甲本の部下。無口なタイプだが、心優しい青年。特技はテコンドー。
吾妻伸二/鈴之助
生き残りの一人。バイク便のライダーで、筋肉と体力に自信あり。面倒見がよく人に頼られたい性格。
ジアン/玄理
研究者で医師。
葛島俊/八木拓海
研究員。
橘勝利/田中奏生
怪我をしてジアンに助けられた少年。
橘愛奈/新津ちせ
勝利の妹。
牛込浩二郎/神保悟志
自衛官。
桑田陸斗/浅香航大
自衛官。
沢健太郎/堀家一希
自衛官。
中越美亜/芳根京子
人気女優。何故か刀集団と共存していた。響たちに仲間に入れてくれと言うが…。
ハル/田中道子
刀集団の一人。
坪井/小久保寿人
刀集団のリーダー。
自衛隊の発砲
何とか避難所である自衛隊駐屯地前に辿り着いた響たち。
こちらの存在を知らせようとした本郷(大谷亮平)が、突然自衛隊に射撃され亡くなってしまいます。
自衛隊駐屯地に辿り着く直前に
あと少しのところで、さらに武装しているわけでもなく、女性や子供もいる一団をテロ集団だとして、自衛隊はなぜ発砲したのでしょうか。
一旦制止したとされていますが、自衛隊から制止する動きはありませんでした。
なぜ、自衛隊の報告書には虚偽が事実として記載されていたのでしょうか。
何か理由があるに違いありません。
その後、自衛官の桑田陸斗(浅香航大)は、最初に報告書を見たときには「こちらから発砲したと書かれていた。そして亡くなった二等陸士の身体から検出された弾は自衛隊で使用しているものだ」と、部下の自衛官・沢健太郎(堀家一希)に告げます。
しかし、沢は「こちらから発砲するわけがないじゃないですか」と。
自衛隊の中で、何かが起こっているようです…。
本郷をおいて
響(竹内涼真)たちは、撃たれた本郷を残し、車に乗って引き返していきます。
等々力(笠松将)は、尊敬する上司である本郷を亡くし取り乱しますが、響とミンジュン(キム・ジェヒョン)に車に押し込まれます。
やっと避難所に着いたとホッとしていたため、響たち一行は、ドッと疲れが押し寄せてきます。
安全な地区まで歩く
それから3日後、歩いて安全な場所まで歩くことになった響たちは疲れた体をコンテナの陰に隠して休んでいました。
日暮れが近づいてきたので、場所を移動するという等々力。
しかし、みんな動くことが出来ません。
何とか立ち上がり、歩き出そうとした佳奈恵(飯豊まりえ)に、化け物が襲い掛かってきます。
佳奈恵は首元をナイフで刺しますが、倒れない化け物。
頭を狙わなければ、化け物は倒せないようです。
こんな疲れ果てた状態で、どこまで体力が持つのでしょう。
来美の血液検査
避難所に辿り着いた来美(中条あやみ)は、血液検査を受けていました。
その結果を、驚いたような表情で見つめる首藤(滝藤賢一)。
来美の検査で、何がわかったのでしょうか?
隔離病棟で
来美は、検査結果が出るまで病棟に隔離されることになっており、外の情報を得ることが出来ません。
響のことが心配で、仕方がない来美。
たまたま通りかかった桑田にドア越しに「この前の銃撃は何だったんですか?」と聞きます。
桑田は「テロ集団だと。しかし、今、我々は湾岸エリアを調べており、サンプル採取をしている。その辺りに生存者がいたようだ。彼らは銃や弓を持っている」
来美は、私もサンプル採取に連れていってくださいと言いますが、桑田は「彼らのことはあきらめた方がいい。もうすぐ射殺命令が出るはずだ」
来美の最後の検査
来美は、最後の検査を受けていました。
この検査で陰性が出れば、ここから出て行くことが出来るようです。
来美はジアン(玄理)に、「サンプル採取でも何でも手伝いますから、テロ集団と言われている人たちに会わせてください」
すると、ジアンは「あなたがここにいられるのは明日まで。今日の検査で陰性だったら、あなたは封鎖区域の外に輸送される。二度とここには戻らない」
検査員にはさみを突き付けて
何としても、響の安否を知りたい来美は、血液採取をした検査員の首にはさみを突き付け、「私を連れて行って!」
そこに首藤が入ってきて、来美に「あなたは何か勘違いをしている。案内しましょう」と言って、病室から連れ出します。
地下につながれているゴーレム
来美が連れていかれたのは、ある地下室。
そこには何人ものゴーレムが繋がれています。
「人類は、今まで幾多ものウィルスから逃れるために動物実験をしてきた。彼らは人としては既に死んでいる。体を動かしているのは脳にある『ゴーレムウィルス』だ」
ここで、首藤たちが研究しているのは、ゴーレムに噛まれても感染しないワクチンでした。
ここが人類を守るための最前線。
ここを守ることが自衛隊の大きな任務の一つだというのです。
来美が受けるテスト
来美は響を助けるためなら、ゴーレムの検体採取を手伝うと言います。
そして、来美はテストを受けることになります。
実際に、ゴーレムから検体を採取するのです。
ゴーレムを鎖でつないだ檻の中で、検体採取キットを持って入り、来美は自分の腕に傷をつけ血を流します。
その血にゴーレムの気を逸らし、ゴーレムの首に検体採取キットを突き刺し採取に成功します。
来美の見た目は頼りなげでか弱そうですが、響への愛が来美を強くさせたのです。
そして、ジアンが首藤に「なぜ、そこまで彼女を側に置きたいのですか?」と聞くと首藤は来美の遺伝子データを見せます。
首藤は「彼女はこの世界の最後の希望なんですよ」
来美の遺伝子には、どんな秘密が隠されているのでしょうか。
ショッピングモールに辿り着いて
響たち一行は、疲れた足をひきずり、何とかショッピングモールのような建物に辿り着きました。
しかし、この建物の中にも化け物は隠れているはずです。
どこからともなく、獣の叫び声のようなものが響き渡ってきます。
一人の若い女性が襲ってきた
建物の中を調べていると、突然、ナイフを持った一人の若い女性が響たちを襲ってきました。
その女性は、人気女優の中越美亜(芳根京子)でした。
人気女優の彼女が、なぜこんなところに一人でいたのでしょうか。
建物の中には
この建物の中には、シャワー室やいろいろな商品が置き去りにされていました。
響たちは化け物から逃げ始めたときから、ずっとシャワーも浴びていません。
つかの間の休息。
しばらくして、中越美亜が目を覚ましました。
本郷の存在
等々力は、まだ若いこともあって、警察官として住民を守らなければならないというプレッシャーからかイライラしており、どうしても言葉遣いも荒くなってしまいます。
こんなときに、本郷さんがいてくれたら…。
本郷さんがいなくなったことは、この一行をまとめる人がいなくなったということ。
頼りになるはずの等々力と響は、昔あった何かのトラブルで、かなり仲が悪いようです。
また、等々力の命令口調や冷たい言動に、佳奈恵は忍耐の限界が来ているようです。
中越美亜の仲間?
中越美亜は、響に「二人(響と等々力)とも偉いなぁって思います。私を仲間に入れてもらえませんか?」
響が彼女に「君はなぜここにいたの?」と聞き返すと、どこからともなく、数人の男女が現れます。
彼らは「人の家で何してるんですか?ここ、いないでしょ。ゴーレム」
あの”生ける屍”たちは『ゴーレム』と呼ばれていることを、響は初めて知りました。
この刀をもった集団は、ここにいたゴーレムを全て自分たちが追い出したのだといいます。
「人の家で楽しんだのなら、その対価をもらえませんかね?」
そして、等々力の横暴さに嫌気がさして、一人でいた佳奈恵がこの集団に捉えれれてしまいます。
佳奈恵を人質に、拳銃などの武器をよこせと言ってきます。
美亜は、この集団のことを知っているようで…。
しかし、この集団は美亜のことを「頭がおかしいんで」と言い残し、佳奈恵を連れて「彼女を返してほしかったら武器を持ってこい」と言います。
この集団も、刀を持っていたり、妙に自信ありげな雰囲気で、一体何者なのでしょうか。
自衛隊がテロ集団と言っていたのは、この集団のことなのではないでしょうか。
中越美亜の正体
芸能人で可愛いからと言って、中越美亜をこのまま信用するには無理があると思いますが、響たちはどうするのでしょうか。
佳奈恵救出は?
この刀集団から、佳奈恵を救出するためには、響たちが持っている銃を手渡さなければなりません。
等々力は、佳奈恵が自分の意見に逆らって「ここに残って救助を待ちたい」と言ったので、そうさせてやればいいと言います。
三原紹子(安藤玉恵)は、「それは見捨てるということ?」
響は、「銃も渡さないし、佳奈恵ちゃんも助ける。しかしその前に解決しなければならないことがある」と言って、美亜に「君はあの集団と仲間だったんだよね?どうしてあいつらがここにいることを教えてくれなかったの?」
確かに、美亜は怪しいです。
佳奈恵と等々力が言い合いになったのを見ているときの表情も、何となくふざけた表情でしたし、第一あの刀集団がここにいることを何故言わなかったのかは、かなり疑問が残ります。
彼氏がゴーレムになってしまったら、刀集団が守ってくれなくなったというなら尚更、響たちにそれを言うべきです。
美亜の裏切り
やはり、美亜は刀集団の味方でした。
刀集団と戦いに行く響たちは、美亜のゴーレムの彼氏のところに三原親子と美亜を置いて行くことにしました。
佳奈恵を助けるために一つの銃は差し出しました。
そこに響が弓を引き現れ、刀集団のリーダー・坪井(小久保寿人)の頭にミンジュンがもう一つの銃を向け「銃を下ろせ」と言います。
すると、結月(横溝菜帆)にナイフを突きつけた美亜が現れ「下ろすのはそっちでしょ」
そして、響たちの武器について坪井に報告し、「あなた、バカですね。この世界では信じた方が負けなの」と信じてくれた響に、この言い草。
ドラマ「君と世界が終わる日に」第3話の感想 最後に
ドラマ「君と世界が終わる日に」第3話の感想でした。
中越美亜、こわっ!
確かに、響は人が良すぎる。
この状況で、もっと用心しないと!
まあ、そこが響の良さでもあるのですが…。
次回は、響たちが捕らえられ、ショッピングモールの地下に入れられます。
そこには大勢のゴーレムが!
そして、自衛隊と共にショッピングモールにやって来た来美は、響とニアミス。
だんだん緊迫感でいっぱいになる本作「君と世界が終わる日に」。
次回も楽しみです!
以下の記事で、第2話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。
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