こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第2話の感想です。
ネットの誤った情報が拡散されることは、本当に怖いことだと思います。
気軽にリツイートしたりするのも危険です。
ネットで発信するためには、覚悟と自覚が必要なのです。
自戒を込めて…。
Contents
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第2話 はじめに
あらすじ
親友を死に追いやった犯人として、『裏K察』に名前を書き込まれた古賀有希は、追い詰められて重傷を負う。投稿者の“アノニマス”は警察内部の人間かも…?万丞渉(香取慎吾)ら指殺人対策室に疑念が渦巻く中、新たに芹沢亜里沙(深川麻衣)が相談に訪れる。ネットで炎上中の店員を土下座させる動画の女性が、亜里沙だというデマが拡散しいているのだという。顔写真や勤務先も晒され、世の中からひどい誹謗中傷を受けているという…。
[引用元]テレビ東京「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」
登場人物
万丞渉/香取慎吾
警視庁指殺人対策室刑事。元捜査一課にいたがある事件により異動。
碓氷咲良/関水渚
万丞のバディ。相談者に感情移入しがち。
菅沼凛々子/MEGUMI
特定を得意とする鬼女。
四宮純一/清水尋也
指殺人対策室のデジタル担当。ホワイトハッカー。
越谷真二郎/勝村政信
指殺人対策室室長。温和な性格。室長だがネットにはそれほど詳しくない。
倉木セナ/シム・ウンギョン
捜査一課の元刑事。万丞の相棒だった。
羽鳥賢三/山本耕史
捜査一課の刑事。万丞とは不仲。
アノニマスは警察内部にいる?
「アノニマス」のハンドルネームで、「裏K察」に個人情報を書き込む人間は警察内部にいるのでしょうか。
アノニマスは警察しか知らない情報を「裏K察」という闇サイトに流出させているのです。
万丞はアナログ
”指殺人”対策室に配属されているのに、紙ベースで資料を読む万丞(香取慎吾)。
私も本や資料は、紙が好きですw
タブレットも便利ですが、紙の方がさっと書き込んだりしやすいので万丞に同意w
ネットより足
万丞は、ネットで誹謗中傷した人間を特定するのも、PCを使わず足で捜査します。
他の指対の捜査員がネットに向かう中、一人外に出かけていきます。
ガソリンスタンドで土下座
ガソリンスタンドで、カップルが店員に土下座を強要している動画がネット上にアップされました。
そのときのカップルの女性が特定され、個人情報が流出。
土下座女を特定
芹沢亜里紗(深川麻衣)は、不動産会社に勤める普通のOLです。
ある日、会社で昼休みに昼食を取っていると、突然上司が休憩室に駆け込んできます。
TVに映し出されている「土下座強要動画」。
「これは、君なのか?!」
しかし、亜里紗には、全く身に覚えがありません。
間違った情報が拡散されてしまったようです。
顔写真、住所、電話番号、メールアドレス、職場まで…。
この日は、平日なので亜理紗は会社で仕事をしていました。
すぐに指対室に向かい、告訴します。
デマがふくらんでいく
この「土下座女」が亜理紗だと特定されたのは、SNSに亜理紗がアップした画像の服装が似ていることや、亜理紗が行ったカフェがこのガソリンスタンドの近くだったからというところから、デマがどんどんふくらんでいったのです。
確か、煽り運転の事件で犯人のFacebookの画像に、たまたま写っていた女性が間違った情報で拡散されたことがありましたね。
本当に怖いです。
耳の形で確認
指対の捜査員・四宮(清水尋也)は、土下座をさせた女性の耳と亜理紗の耳を科学的に分析し、別人であることを確認しました。
そこで、指対では、デマを流した人間を見つけ、誹謗中傷のコメントを書いた人間の特定を始めました。
土下座カップルは強要罪
警察はこの土下座を強要したカップルを強要罪で捜査中です。
この犯人はすぐに捕まる見込みです。
亜理紗は婚約中
亜理紗は、日下部翔平(田中俊介)という男性と婚約中です。
翔平の母親とも仲良くしています。
本当なら、幸せの絶頂にいるはずなのに、本当に災難です。
ある日、翔平の実家に遊びに行った亜理紗は、この誹謗中傷を刑事と民事で徹底的に訴えようと思っていることを翔平と母に伝えます。
しかし、そんなことをしたら余計にバッシングがひどくなるんじゃないかという翔平に、亜理紗は「これ以上、私のような被害者が出ないようにしたいの」と言います。
亜理紗は上級国民?
亜理紗の伯父は、大手企業の重役なので、警察が「上級国民」を庇っているというデマまで出ています。
上級国民に関しては、私自身も思うところはありますが、亜理紗に関しては事実無根なので、これもひどい誹謗中傷です。
何でもかんでも「上級国民」と言ってしまうのは、本当に優遇されている卑怯な「上級国民」がかすんでしまいます。
気をつけなければ。
会社の評価まで下がる
亜理紗の勤める会社の転職・就職サイトでの評価が、今回のデマでかなり下がってしまっているようです。
本当にネット上のデマは怖ろしい。
ネットに書いてあるからと言って何でも信じてはいけないということですね。
怪文書が亜理紗のカバンに
会社の同僚や上司は、亜理紗に理解を示してくれています。
しかし、ある日、亜理紗のカバンに怪文書が入れられていました。
怪文書は一体誰が?
騒ぎ立てるな。
さもなくば、
全てが晒される。
社員一同
上のような文章がプリントアウトされ、クリアファイルに入れられていました。
会社の中にこんな卑劣な怪文書を作った人間がいるということでしょうか。
亜理紗の過去
指対室の捜査は順調に進んでいるようです。
ある一つのメディアでは、何百もの亜理紗に関する記事が投稿され、実名入りのものもあります。
こういったメディアを告発すれば、抑止力になると碓氷(関水渚)は言います。
さらに、誹謗中傷記事だけではなく、亜理紗が大人向けのビデオに出演しているというものが画像付きで掲載されていました。
土下座男の恋人は逮捕されない
亜理紗は、あれだけ正義感に燃え、犯人を特定してほしいと言っていたのに、突然刑事告訴を取り下げたいと言ってきました。
恋人の翔平にも告訴しないことを報告します。
会社の怪文書が、かなりショックだったのでしょうか。
さらに、ガソリンスタンドの土下座強要は、男が一人で怒鳴っている動画なので、女性の方は逮捕されない可能性があるようです。
そうなれば、永遠に亜理紗はネット上で噂が飛び交い続けるのです。
ビデオ出演だけは本物
亜理紗の誹謗中傷は全て嘘でしたが、ビデオに出演していたことだけは本当だったようです。
四宮が耳の形で照合したら、96%一致でした。
亜理紗はこの過去を知られたくなかったので、告訴を取り下げたのです。
結婚前ですし、それは仕方がないのかもしれませんが、それ以外の誹謗中傷はそのままネットに流され続けることに…。
何だか、悔しいです。
ビデオは外に出さないはずだった
亜理紗は、街で声を掛けられインタビューだけならとビデオに出ましたが、後からビデオを外に出さないと弁護士から内容証明を送ってもらっていたようです。
まさか、流出するとは亜理紗自身も思っていなかったようです。
しかし、流出させたのはビデオを撮った会社なので、捕まえることは出来るはず。
亜理紗にとっては、会社の誰かの怪文書も気にかかっているようです。
会社には大きな迷惑をかけてしまったと思っているようですが、亜理紗が悪いわけではありません。
反社会的勢力の事務所へ
碓氷は、亜理紗のビデオを流出させた反社会的勢力の事務所に一人で乗り込み、すぐに動画を削除するようにと告げます。
怖そうなおじさんがたくさんいるところに、一人で出向くとは、碓氷刑事がんばりましたね!
反社の人たちも、余罪も追及すると言われたら、ぐうの音もでないでしょう。
土下座男を逮捕
土下座男は、特定されました。
半グレ同然の男で、マチ金の「鮫島ファイナンス」という会社に勤めています。
しかし、女性の身元はまだわかっていません。
土下座女は債務者
碓氷は、防犯カメラの画像を見て、この二人は不自然だと気づきます。
土下座女は土下座男の恋人か愛人だと言われていますが、手の角度がおかしいのです。
二人は腕を組んでいますが、恋人同士のそれとは違うのです。
この土下座女とされる女性は、債務者だと万丞が気づきます。
それなら、男の周辺からは出てこないはずです。
会社員の威力業務妨害罪および信用棄損罪
亜理紗が告訴を取り下げてしまったので、捜査は出来ません。
しかし、威力業務妨害罪と信用棄損罪なら親告罪ではないので、捜査できると万丞は言います。
室長(勝村政信)の判断で捜査が続行できるのです。
亜理紗の記事のメディア運営者
亜理紗の誹謗中傷の記事を多数載せているメディアの運営者は、文責はライターにあると言い逃れしようとします。
校閲、タブーなしでやってるとか、信じられませんね。
私はwebライターもやっているのですが、そんな怖ろしいメディアでライターなんて、私だったら絶対できない…。
さらに、原稿料が1記事200円て…。
たまに、超初心者の方向けに募集は出ていますが、ひどすぎる。
ライターの男性は、記事を量産するしかない、検索窓に出てきたワードでただ書いているだけだから、誹謗中傷ではないと言います。
本作は、ネットの誹謗中傷や名誉棄損についてのドラマですが、プロのライターのことも描かれているのがすごいです。
ここに出てくるライターはあまりにもひどいですが、実際にこういうメディアがあるのかもしれません。
婚約解消?
亜理紗は婚約者の翔平に婚約解消を申し出ます。
翔平は何か亜理紗に話があったようなのですが…。
翔平の過去
翔平は高校生のときに、先輩に誘われオレオレ詐欺の受け子をやったことがあったようです。
しかし、知らずにやったことなので、起訴はされていません。
ただ、土下座女が二股かけていた相手として、少しづつ翔平のことがネットに流れ始めているのです。
翔平は、そのことを亜理紗に話したかったのだと思います。
そして、翔平の母親は二人の結婚をやめさせようとしていました。
怪文書の犯人は翔平の母
翔平の母は、亜理紗のことが世間に広く知れわたるにつれて、自分の息子の過去が暴かれると思ったようです。
そして、二人を別れさせ、息子を守ろうとしたのです。
さらに、亜理紗のバッグに入っていた怪文書も母親が作ったものでした…。
これは、辛い…。
一人じゃない
亜理紗は、会社に見放され、婚約も解消され、自分は一人になってしまったと思い、死を選ぶつもりでした。
しかし、本当のことを全て知って翔平ともやり直すことになり、会社の同僚や上司も自分を心配してくれていたことを知ります。
誹謗中傷の犯人が特定され、亜理紗はこれから長い戦いに立ち向かいます。
そんな亜理紗に、万丞はそっとネットの声が誹謗中傷だけじゃないことを知らせてくれます。
誹謗中傷に立ち向かう姿を見て、応援してくれる人もネット上にいるのです。
アノニマスは「匿名」
アノニマスは「匿名」という意味です。
「裏K察」に投稿を繰り返すアノニマス…。
倉木セナの冤罪?
万丞は、元バディの刑事・倉木セナ(シム・ウンギョン)の冤罪は俺が晴らすと捜査一課の羽鳥刑事(山本耕史)に宣言。
倉木と万丞の間には、どんなことがあったのでしょうか。
そして、憎みあっている羽鳥と万丞には何があったのでしょうか。
こちらの謎についても少しづつ明かされていくようです。
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第2話の感想 最後に
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第2話の感想でした。
今回は、私自身にもつながる内容だったので、見応えがありました。
ネットに記事を上げることには、大きな責任と自覚が必要だということです。
そして、亜理紗の会社の人たちが優しすぎて、涙が止まらなくなりましたw
次回も楽しみです!
以下の記事で、第1話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。