こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第4話の感想です。
今回は、夫婦の心のすれ違いが描かれています。
夫に、妻に、顧みられないことの寂しさ。
それがSNSでの誹謗中傷に発展して…。
Contents
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第4話 はじめに
あらすじ
元アイドルの真壁澪(田中美里)が、夫の清二(小松和重)と共に「指殺人対策室」にやってくる。既婚男性とのW不倫を報じられてしまった澪。世間から反感を買い批判が殺到、同時に誹謗中傷を伴う芸能人叩きの標的となってしまう。不倫相手は何とマッチングアプリで出会った男だった。『裏K察』という闇サイトでは次々と情報が晒され、さらには、かつて澪へのストーカー行為で逮捕された男が出所して澪をつけ回し出す…。
[引用元]TV東京「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」公式サイトSTORY
登場人物
万丞渉/香取慎吾
警視庁指殺人対策室刑事。元捜査一課にいたがある事件により異動。
碓氷咲良/関水渚
万丞のバディ。相談者に感情移入しがち。
菅沼凛々子/MEGUMI
特定を得意とする鬼女。
四宮純一/清水尋也
指殺人対策室のデジタル担当。ホワイトハッカー。
越谷真二郎/勝村政信
指殺人対策室室長。温和な性格。室長だがネットにはそれほど詳しくない。
倉木セナ/シム・ウンギョン
捜査一課の元刑事。万丞の相棒だった。
羽鳥賢三/山本耕史
捜査一課の刑事。万丞とは不仲。
元アイドルの不倫スキャンダル
平坂澪(田中美里)は、一世を風靡した元アイドル。
結婚した今も、仕事を続けていますが、週刊誌に不倫スキャンダルをすっぱ抜かれて、指対室に夫と共に相談にやって来ます。
さらにSNSが誹謗中傷の書き込みで溢れ、炎上しています。
不倫の事実はない
澪と夫の真壁清二(小松和重)は、実際には澪は不倫をしておらず、出版社も訴えると言っています。
指対室では、名誉棄損、侮辱罪で告訴する方向で捜査を進めることに。
しかし、万丞(香取慎吾)と碓氷(関水渚)が、澪の不倫を報道した出版社に問い合わせると、出版社に情報提供があり、写真も同封されていました。
澪は少なくとも報道された男性と2回以上は会っていることになります。
夫は私に関心がない
澪は、その事実を告げられ、不倫していたことを認めます。
澪は、中学二年生で芸能界に入り、世間を知らずに来てしまったと言います。
夫の清二は、澪がアイドル時代の事務所に税理士として出入りしていた人で、おだやかなところに惹かれ、結婚しました。
しかし、清二は、自分に関心がないと言う澪。
清二さん、優しそうで穏やかな感じ。
一見、元アイドルと結婚するタイプには見えませんが、だからこそよかったのではないかと思いますが、澪は寂しいようです。
相手はマッチングアプリで知り合った男
澪の不倫相手は、マッチングアプリで知り合った男で、本名さえお互い知らないようです。
元アイドルが、マッチングアプリ…。
本当に世間知らずなまま大人になってしまったようですね。
澪は、相手の「うつせみ」というハンドルネームの男性は、とても優しくて自分のことを気遣ってくれるというのですが…。
裏K察の書き込み
また裏K察に書き込みがありました。
澪に話を聞いていると、碓氷に四宮(清水尋也)から連絡が入ります。
澪の不倫のタレコミは、柳田の仕業だと。
柳田とは
澪に柳田について聞くと、突然過呼吸のような症状が出て倒れてしまいます。
三年前、柳田は真壁夫妻を地獄に落とした張本人でした。
柳田はアイドル時代の澪の大ファンで、たまたま宅配業者として真壁家にやって来ました。
それ以来、どんどんエスカレートして、ストーカー行為を行うようになっていきました。
澪の仕事先にまで押しかけ、いつも見られているような状態。
そして、柳田は、実際にストーカー規制法違反で、逮捕されています。
しかし、執行猶予がついたため、「謝りたい」と言って家に押しかけ、駆けつけた警察官に怪我をさせ、今度は実際に傷害罪で実刑に。
柳田は本当に危険な人物だと清二は言うのですが…。
SNSの書き込みは柳田へ
週刊誌に不倫をリークしたのが、元ストーカーだとわかった途端、SNSの誹謗中傷は、澪から柳田へシフトしました。
柳田は、出所してから和食店で真面目に働いていたのですが、SNSの誹謗中傷はお店にまで及び、結局職場も追われてしまいます。
柳田は、本当に週刊誌にタレコミをしたのでしょうか。
まだマッチングアプリを止めない澪
澪は、「うつせみ」にまだ未練があるようです。
マッチングアプリにログインして、うつせみを探しています。
うつせみにも、家庭があるので騒ぎが大きくなったため、もう会うことは出来ないでしょう。
ところが、うつせみからメールが来ます。
家族にバレそうになったから、一旦マッチングアプリのアカウントを削除して、再登録したと。
喜ぶ澪。
そして、夫が自分に対する接し方が「事務的」だとうつせみにメールを送ります。
柳田の行方
万丞と碓氷は、街中で柳田を見つけますが、取り逃がしてしまいます。
しかし、SNS上では柳田の目撃情報が写真付きでアップされ、見つかるのも時間の問題かと思われます。
ねこやなぎ
澪のSNSの書き込みは、未だに誹謗中傷がやみません。
そして、「ねこやなぎ」というハンドルネームの人物が「明日の収録、観に行きまーす」と書き込みがありました。
ねこやなぎというハンドルネームから、柳田が連想されますが…。
TV番組の収録
澪は柳田が、またストーカー行為を始めたと怯え、指対室に連絡をしてきます。
明日の収録について知っているのは、スタッフとマネージャー、夫と自分だけだと言う澪。
「他には?」と、万丞に問い詰められ、澪は「うつせみ」にも言ったことをいいます。
かなり、柳田のことを怖がっているようですが、マッチングアプリで相手を探して平気で不倫してるのも、まあまあ怖いですけどw
まず、不倫やめましょうw
SNS、まだ炎上してるし。
収録に万丞と碓氷が同行
澪のグルメレポートの収録に、万丞と碓氷が同行することになりました。
清二も、柳田を見つけるために一緒にロケ先に来ています。
すると、「おい、待て!」という清二の声が…。
そして、清二は腕を刃物で切られてしまいます。
万丞と碓氷がそちらの方向に向かいますが、柳田の姿はありません。
しかし、現場に残されたナイフから、柳田の指紋が検出されました。
捜査一課の羽鳥に捜査を依頼
指対室は、何かがあってからでは困るので、捜査一課に柳田逮捕を依頼します。
羽鳥(山本耕史)は、「俺は見殺しにはしない」と万丞に言って、指対室から出ていきます。
碓氷は、万丞が「うつせみ」のことを気にしていたことが、引っかかっています。
そして、鬼女と化した凛々子(MEGUMI)が、「うつせみ」のSNSアカウントを特定しました。
うつせみの正体
うつせみは、自分のSNSアカウントで、かなり澪に対する愚痴を書き込んでいます。
澪にマッチングアプリを通して送って来る「会いたい」「愛してるよ、澪」というメールとかなり言ってることが違います。
うつせみの正体は歯科医の柊有起哉
凛々子が、さらに個人情報が豊富なSNS(Facebook的なw)を特定して、うつせみの名前は柊有起哉だとわかりました。
うつせみは、すらりとしたイケメン歯科医で、いかにも世間知らずな澪が騙されそうなタイプです。
懲りない澪
マッチングアプリで「うつせみ」からの「会いたい」とメッセージを見た澪は、ホテルに会いに行きます。
本当にあきれるほど懲りない人です…。
既に、「うつせみ」は「すずむし」というアカウントに変更して、若い女の子と会う約束をしているのに。
柳田を確保
捜査一課によって、柳田は確保されました。
「やってないんだ!信じてくれ!」という柳田。
きっと、柳田は何もやってないと思います。
清二は全て知っていた
澪が「うつせみ」と約束したホテルの部屋に入ると、そこには「うつせみ」の柊有起哉ではなく、夫の清二がいました。
自作自演
柳田が勤めていた和食店の調理場の裏に、監視カメラがありました。
柳田が辞める直前に、作業をしていた場所が映っています。
万丞は、その監視カメラを四宮に調べさせました。
板長に呼ばれた柳田が、ナイフを置いて調理場に入って行った姿が映っています。
そして、そのすぐあと監視カメラに映っていたのは、澪の夫・清二でした。
ナイフを盗んだのは清二で、TV収録のときに腕を切られたのも自作自演だったようです。
週刊誌に澪の不倫をリークしたのも、清二です。
澪に振り向いてほしくて
マッチングアプリの新しい「うつせみ」も夫の清二でした。
「会いたい」とメッセージを送り、清二は澪が来ないことに賭けたのです。
しかし、澪はやって来ました。
ドアが開くなり、「うつせみ」に抱き着いて…。
清二は、「どうして来たんだ?柳田から守ったら、僕の方を向いてくれると思ったのに。やり直せると思ったのに」
逆上した清二は、澪の首を絞め…。
澪は、清二が自分に興味がなくなったのだと思い、不倫をした。
清二は、ストーカー事件のとき何もできなかった自分を不甲斐ないと澪が思っているだろうと自分を責めた。
お互いの気持ちが、すれ違っていたようです。
最後は、自作自演だと気づいた万丞が、突入してきて澪は助けられました。
立ち直ろうとしていた柳田
柳田は、昔から他人との距離感がつかめず、近づいては嫌われるを繰り返していました。
「これからは、人に迷惑をかけず、ひっそりと生きていこうと思っていたのに、社会は前科者を許さない」
柳田は、そう羽鳥刑事にいいます。
「板長さんが、戻ってきてほしいと言ってたぞ。あんた真面目なんだってな」
あなたにとって正義とはなんですか?
いつもの釣り堀で、万丞が謎の男(田中要次)から受け取った封筒にはメールアドレスが書かれていました。
そこにメールをすると、「あなたにとって正義とはなんですか?」という問いが返ってきました。
倉木セナはニセ情報に踊らされた
倉木セナ(シム・ウンギョン)とバディだった万丞は、ある殺人事件を追っていました。
犯人は逮捕されましたが、倉木の元に犯人は他にいるという情報が入ってきました。
倉木は、その情報から男を深追いし、相撃ちになってしまいます。
しかし、その情報はガセネタだったようです。
相手は亡くなり、倉木も…。
倉木の現在
万丞が、ある病院に向かいます。
そこには、車いすに乗った倉木の姿が…。
ガセネタに踊らされた倉木は、相手の男を死なせてしまい、自分自身は心を病んでしまったのでしょうか。
倉木の当時の行動には謎が多いようですが、万丞はバディの暴走を止められなかったとして、一線を退いたのです。
指対室で起こる事件とともに、倉木と万丞の事件も少しづつ明らかになっていくようです。
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第4話 最後に
ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室」第4話の感想でした。
SNSって、使い方を間違えると本当の怖ろしいものです。
そして、情報を取り違えることも。
毎回、それを改めて考えさせられるドラマです。
次回は、指殺人から実際の殺人が起きるようです。
次回も楽しみです。
以下の記事で、第3話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。