ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話 感想|主演・山田裕貴 生きられた身体

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話の感想です。

今回は、心と身体は別のものなのか。

そして、母親の接し方で子供は変わること。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話の感想 はじめに

あらすじ

 保健室登校の都幾川幸人(板垣李光人)は、子供の頃、母親からネグレクトや虐待を受けて育ってきた。人との距離感がつかめず、パニック状態になることも多い。
 しかし、物静かで柔らかい話し方をする倫理の高柳先生(山田裕貴)のことは慕っていて、倫理の授業にだけはきちんと出席している。

 ある日、高柳(山田裕貴)の授業のあと、ゲームの話から都幾川は、高崎由梨(吉柳咲良)と仲良くなる。
 由梨も問題を抱える生徒だった。
 由梨の母は、ある新興宗教団体に入っており、いつも由梨を責め立てるようなことばかり言う母親だった。
 そのため、由梨は自傷行為を止められずにいた。

 一方、都幾川は常に心を開いた人間には、手を握ったり腕を組んだりなど、ふれあいを求める。養護教諭の藤川(梅舟惟永)から、都幾川の家庭環境から鑑みて、拒否しないでほしいと高柳に頼むが、高柳は「それは出来ない」と言う。
 もし都幾川が女子生徒だったら、セクハラだと言われるでしょう。性別で生徒への接し方を変えることは出来ないという高柳。

 そんなある日、由梨が高柳の倫理の事業中に突然カッターを取り出し、手首に当てて…。
 それを見つけた都幾川は取り乱し、由梨を全力で止め、そのまま過呼吸で倒れてしまう。

 保健室に運ばれた二人。目を覚ました都幾川は、由梨を抱きしめ「カッターとか持ってない?良かった」と言って、二人は抱き合ったまま涙を流す。
 「大切にして。高崎さんの大切な体だから」と都幾川は言うのだった。

【原作】雨瀬シオリ

登場人物

高柳/山田裕貴
少し風変わりな倫理の先生。

高崎由梨/吉柳咲良
自傷行為が止まらない女子生徒。

都幾川幸人/板垣李光人
保健室登校の生徒。高柳と手をつないだり腕を組んだり触れ合いを求める。

近藤陸/川野快晴
チンピラたちから言いがかりをつけられる生徒。

松田/田村健太郎
気が弱い物理教師。

深川時代/池田朱那
物理教師田村健太郎に恋をされる生徒?

間幸喜/渡邉蒼

家族は深夜にしか戻らない仕事をしているので、寂しくて夜遊びをしているのでどうしても授業中に寝てしまう。

逢沢いち子/茅島みずき
第一話で高柳先生に恋をし始めた女子。家庭環境が良いものではないため、男性にいつも笑っていてほしいと思っている。

谷口恭一/池田優斗

いじめっ子をいじめられっ子から守ってくれる先生になりたかったのだが…。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話の感想

高柳先生、今回は打ちひしがれてしまいます。

教師という仕事は、きっとすごく大変な仕事だと思います。

特に「倫理」という人によって様々に形を変え、解釈によっては真逆になってしまう学問を、まだ未熟な生徒たちに教えるのは、きっと本当に難しい。

教師として正しいこと

倫理の授業で、いつも「正しいことは何か」「善とは何か」を生徒に話していた高柳先生ですが、大学時代に恩師から言われた「お前は人を救えるのか」と言う言葉を思い出して、「僕はどうすることが正しかったんですか」と泣き崩れます。

身体の触れ合いを求めてくる男子生徒の行動を、受け入れられなかった高柳。

都幾川の行動は、まるで小さな子供のようですが、都幾川はまだ大人ではないけれど、手をつないだり腕を組んだりするほど子供でもありません。

高柳先生の行動は、正しかったと思いますが、誰にとってもそれが正しいこととは限らないということです。

抱きしめられて救われた由梨

教室で突然自傷行為に至ってしまった由梨は、保健室で都幾川に抱きしめられることで救われました。

本当は、自傷行為をする自分を、由梨は問い詰められるのではなく、母に抱きしめてほしかったのだと思います。

女性の養護教諭には母性がある

高柳の「僕は彼らにとって邪魔な存在だ」という言葉に、藤川は「あなたの考え方、嫌いだわ」と言いますが、高柳は「あなたみたいなおせっかいな人、僕は嫌いじゃないです」と答えます。

藤川にとって、都幾川も由梨も、他人ではあるけれど、スキンシップを許すことができたのは、女性だからなのではないでしょうか。

本来、女性なら持ち合わせている母性のなせる業です。



渡り廊下で体を丸めて泣き崩れる高柳先生は、まるで「胎児」のようでした。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話の感想 最後に

ドラマ「ここは今から倫理です。」第5話の感想でした。

土曜日の深夜に放送される本作。

頭では意識しているつもりが、普段、あまり考えないことを改めて深く考えさせられるドラマです。

全8話で終了とのことですが、あと3話、倫理について教えてもらいます。

身体とは”生きられた”身体だ__メルロ=ポンティ




以下の記事で、第4話の感想を書いています。

よろしければ、併せてご覧になってみてください。

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