ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話 感想|主演・小芝風花 俊祐の心の闇

くま

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話の感想です。

今回は、萌子美の兄・俊祐の本音が大爆発してしまいます。

萌子美が幸せな方向に向かっていると思ったら、今度は俊祐の不満が露呈して…。

俊祐の心に平穏が訪れることを祈るばかりです。

ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話の感想 はじめに

登場人物

清水萌子美/小芝風花
幼少期から、心を持たないとされているモノの気持ちがわかるという繊細な”感覚”を持っている。そのため、変人と言われ、出来るだけ人前でその”感覚”を出さないようにしてきた。人に変なことを言ってしまわないか心配するあまり不登校に。自分の家の中にあるモノたちとおしゃべりして、空想の世界で生きてきた。20歳から工場で働き始める。兄の俊祐が外に連れ出してくれる。

清水千華子/富田靖子

萌子美の母。家族思いの子供教育には熱心。萌子美が学校に行かなくなったときも、いろいろなところに相談したり、お金も時間も使った。実は過干渉であることに千華子自身は気づいていない。

清水伸寛/田辺誠一

萌子美の父で、税理士。子育ての方針なども持っていたが、千華子が聞いてくれないので、次第に何も言わなくなった。税理士として独立したときも、千華子の信じている占い師のところに行って決めた。一見、優しい夫だが、実は千華子にやる気を吸い取られている。

須田観/橋爪功

萌子美の母方の祖父。元高校教師で現在はタクシードライバー。あることで娘の千華子とは疎遠になってしまった。一人暮らしになって小火を出してしまい、ここには住めなくなったと千華子の家に転がり込むが、実は他に理由があって…。

清水俊祐/工藤阿須加

萌子美の兄。父方の祖父が営んでいた花屋を継いだ。妹想いの優しい兄。花屋としても評判がよく、母より年上の女性たちから可愛がられ、常連客も多い。友達にも信頼されているが、誰にも見せないある一面があって…。

岸田佑矢/加藤清史郎

萌子美が佑矢の落とした物を拾ったことから、親しくなる。萌子美から好意を寄せられる、俳優志望の青年。フードデリバリーのバイトをしている。

依田涼音/水沢エレナ

俊祐が営む花屋の店員。店長でもある俊祐の恋人。

桜井真由/内藤理沙

俊祐が営む花屋の店員。子供が二人いる。

第6話 あらすじ

千華子の心配

 清水生花店がリニューアルオープンして、家族みんなで写真を撮っていた清水家。そこに、岸田佑矢(加藤清史郎)が、デリバリーの仕事で通りかかる。萌子美が若い男の子と気軽に話しているのを見て、母の千華子(富田靖子)は、驚きを隠せない。
 仕事が終わって家に帰ってきた萌子美に千華子は、佑矢のことを根掘り葉掘り聞き出そうとして、萌子美は部屋に駆け込んでいく。

SNSを始める萌子美

 お店をリニューアルしたので、涼音(水沢エレナ)はお店のホームページを作成。それと同時に、萌子美は自分のSNSを始めたいと言う。兄の俊祐(工藤阿須加)に教わって自分のアカウントを取得した。
 岸田佑矢が自分の相棒として愛用の自転車を投稿しているを見つける萌子美。萌子美はトミーの画像を「私の相棒」として投稿する。すると、岸田佑矢からメッセージが届く。驚く萌子美。二人はまだ名前を名乗り合ってもいなかったのだ。
 お互い名前も知ってお互いの相棒を知り、距離がぐっと縮まる。メッセージのやり取りを何度かしている間に、佑矢がリアルで話しませんかと送信してきた。萌子美は待ち合わせをして佑矢に会うことに。

お兄ちゃんのSNS

 萌子美は仕事中に、兄のスマホから黒いモヤが出ているのを見つける。兄が急ぎで配達に出たとき、スマホを忘れていったのだ。そっと画面を覗いてみると、「いい人」というアカウントで、激しく人を罵倒する罵詈雑言がつぶやかれていた。それはどう見ても、兄の周囲の人に対する不満だった。ショックを受ける萌子美。

佑矢を家に招く

 佑矢と萌子美が、いつもの公園で楽しそうに話しているのを、俊祐の車に乗っていた涼音が見つける。とても楽しそうな二人。俊祐は、「うち、この近くだからちょっと寄ってかない?」と佑矢に声を掛ける。まさか来るとは思わなかった俊介だが佑矢は「はい!」と屈託なく答える。萌子美は戸惑うが、佑矢を家に招待することになる。車に戻った俊祐は涼音に「家族で食事することになった」と言う。涼音の「いつまで、私のこと彼女だって隠しておくの?」と言う問いに答えらえなかった俊祐に、涼音は怒って帰ってしまう。
 俊祐は「めんどくせぇなぁ」と言って…。

しっかり自分を持っている佑矢

 食事が始まる。千華子や伸寛(田辺誠一)は、佑矢に矢継ぎ早に質問を浴びせかける。出身は静岡で現在一人暮らしいの19歳。萌子美より3つ年下。デリバリーのバイトをしながら、役者を目指している。目標は志村喬さん(黒澤明監督作品に欠かせない名優)。
 佑矢は、大学に行くために親が貯金してくれていたお金で援助してもらっている。佑矢の話に、ところどころで軽く嫌味を入れる俊祐。しかし、佑矢はそれにもめげず、自分の考えをしっかり伸寛と千華子に伝える。
 希望に燃えるしっかりした若者に、俊祐は笑顔のままだが、少し苛立ってるようで…。

俊祐の本音が爆発

 佑矢が帰ったあと、萌子美はつい俊祐に「大丈夫?」と言ってしまう。その言葉が引き金になって、俊祐は今まで思っていた本音を爆発させる。
 いじめられた萌子美を「大丈夫?」って聞く優しいお兄ちゃん、それ俺の役。
 おじいちゃんの花屋を継いで家族思いで街のお年寄りから人気の花屋の店長、それが俺の役。
 全部、役だから。
 ああーーーーー!!と叫び、テーブルを叩く。
 「これが本当の俺だから。本当の俺は全部中途半端なんだよ。役者の夢も中途半端。花屋を継いだのも就活から逃げただけ。あのダサい花屋が唯一俺の居場所だった。昔から、萌子美、萌子美ってうるせえんだよ!俺の居場所なくなったことわかれよ!!」
 俊祐は、萌子美のトミーを投げつけて…。

ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話の感想 

お花屋さん

お兄ちゃんの俊祐さん、とうとう家族に自分の本音をぶちまけてしまいます。

きっと子供の頃から、他の人と少し違う萌子美を両親が心配して、俊祐自身も自分をかまってくれないことを我慢していたのです。

いい人という役

俊祐さん、ずっと「いい人」を演じ続けていたんですね。

萌子美が工場で働いているときも、窓が泣いていると言って職場に行けなくなった萌子美のためにおじいちゃんといっしょに窓を拭きに行ってくれたり、子供の頃、不思議なことを言う萌子美がいじめられると助けに行ったり…。

父の伸寛が花屋を継ぐのを嫌がって税理士になったことから、自分が代わりに継ぐことにしたのも、俊祐の本意ではなかったのかもしれません。

全てを飲み込み、不満があっても口にせず、「いい人」を演じ続けていた俊祐。

ちょっとしたきっかけでキレてしまうのも、よくわかります。

お兄ちゃんの闇

「いい人」のアカウントでつぶやいていることがわかる前から、何となく俊祐さんがいろんなことに不満を持っていそうだなと思っていました。

萌子美が何かあるたびに、笑顔が引きつっていました。

子供の頃から、きっと、萌子美のためにいろんなことを我慢してきたのだと思います。

SNSで不満をつぶやくことで、自分を保ってきたのだと思いますが、萌子美が佑矢を家に連れてきて、佑矢がまだ19歳なのにしっかり自分の夢を追いかけ、自分の意見も素直に話せることに、自分の不甲斐なさを見せつけられてしまったのでしょう。

自分は、まだ涼音のことを両親に紹介することも出来ていない…。

しかし、家族の中での自分の立ち位置を決められてしまった俊祐の苦しみ、理解できます。



私自身も、今は一人暮らしですが、家族と暮らしていたときは、俊祐と同じ立場でした。

母が兄を身体が弱いと思い込んでいて(本当は普通ですw)、いろんなことを兄が優先され、私は我慢を強いられました。

ドラマを観ていて、私は俊祐はいつか絶対キレると思っていました。

思いっきりキレることが出来たのは、もしかしたら良かったのかもしれないと思います。

ずっと我慢していたら、いつか心を病んでしまいます。

家族との思い出を、一生、憎しみと共に生きていかなければならなくなりますから。

とうとう爆発

俊祐が、今回とうとう怒りを爆発させてしまいます。

言葉にならない苛立った気持ちを叫び、テーブルを叩き、本音をぶつけます。

この気持ち、おじいちゃんはわかっていたようですね。

そして、俊祐がここまで不満をため込んでしまったのは、家族や周囲の人に対する不満だけでなく、自分自身のことを中途半端だと思っているから。

佑矢が役者を目指して全力で頑張っているのを聞かされ、自分が途中であきらめたことを自分で自分を責めているのです。

本当は花屋もリニューアルせず、昔のままでやりたかったことも言い出せず、萌子美の世界観を前面に出して、さらにそれがお客さんを今まで以上に呼ぶことになったなど、いろんな方向から「自分が否定された」ような気持ちになってしまったのだと思います。

「居場所」を失ったと感じることほど辛いことはないです。

恋する萌子美

一方、初めてリアルな友達ができた萌子美ちゃん、幸せそうですね。

自分が花やモノの気持ちを理解できることを、頭から否定しない佑矢。

きっと佑矢は、「偏見」がないのだと思います。

「普通はあり得ない」という気持ちが、佑矢の中には存在しない。

それは、萌子美にとって本当にうれしいことだと思います。

相手が男の子と言うことも、萌子美にとっては「初恋」なのかもしれません。

萌子美ちゃんが幸せになると、今度は俊祐が闇の中に落ちていく。

俊祐も、全てが萌子美ちゃんのせいだとは思っていないでしょうが、なかなかうまくいかないものです。

俊祐は、さらに今までの様子と本音が全く違っていたことが、周囲を戸惑わせ、関係性をこじらせてしまっています。

優しいお兄ちゃん・俊祐は、演技ではなく、本当に優しいのだと思います。

おじいちゃんが、俊祐の気持ちを少し理解してくれているのが救いです。

ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話の感想 最後に

ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第6話の感想でした。

今回は、萌子美の兄・俊祐がとうとう本音を大爆発。

いつもの優しいお兄ちゃんの心の闇が露呈してしまいました。

次回は、萌子美の不思議な力が失われてしまうようです。

お花の声が聞こえないという萌子美。




以下の記事で、第5話の感想を書いています。

よろしければ、併せてご覧になってみてください。

【関連記事】

ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第5話の感想

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA