ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話 感想|主演・山田裕貴 個人主義とは?

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こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話の感想です。

今回は、昔の心の痛みをチクチクとさせられたターンでした。

「個人主義」とはどんなものなのでしょうか?

「全体主義」に飲み込まれないように考えたいことです。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話の感想 はじめに

登場人物

高柳/山田裕貴
少し風変わりな倫理の先生。

南香織里/中田青渚
体育祭のグループチャットで盛り上がるクラスメイトから少し距離を置いている女子生徒。

曽我涼馬/犬飼直紀
成績も良く、スポーツ万能で友達も多いが、ほとんどしゃべらない生徒。

田村創/杉田雷麟
高柳が図書館でよく隣り合わせる生徒。

高崎由梨/吉柳咲良
自傷行為が止まらない女子生徒。

都幾川幸人/板垣李光人
保健室登校の生徒。高柳と手をつないだり腕を組んだり触れ合いを求める。

近藤陸/川野快晴
チンピラたちから言いがかりをつけられる生徒。

松田/田村健太郎
気が弱い物理教師。

深川時代/池田朱那
物理教師田村健太郎に恋をされる生徒?

間幸喜/渡邉蒼

家族は深夜にしか戻らない仕事をしているので、寂しくて夜遊びをしているのでどうしても授業中に寝てしまう。

逢沢いち子/茅島みずき
第一話で高柳先生に恋をし始めた女子。家庭環境が良いものではないため、男性にいつも笑っていてほしいと思っている。

谷口恭一/池田優斗

いじめっ子をいじめられっ子から守ってくれる先生になりたかったのだが…。

あらすじ

高校生活最後の体育祭

 3年4組は、とても仲のいいクラス。体育祭のグループチャットも大盛り上がり。「高校最後の体育祭だよ。みんなで思い出作ろうよ!」こんな雰囲気が南香織里(中田青渚)は、「正直、苦手」。

ひとり主義

 香織里の選択授業は「倫理」。高柳(山田裕貴)の今日の授業は、〇〇主義。資本主義は、貧富の格差が広がり、労働者は労働力を搾取され様々な問題が起こった。そこで、サルトルなどの実存主義、ベンサム、ミルなどの功利主義という考え方が現れる。
 みんなの幸せが私の幸せとは限らないのにと、思う香織里。
 そして、社会を一から作り直そうと言う流れが始まり、それがマルクスの社会主義だ。しかし、社会は競争をしないと経済が回らず、破綻することが多い。それがソビエト連邦。
 高柳は皆さんの中から「新しい主義」が生まれるかもしれないと言う。香織里は、「私は何主義だろう?」と考える。そして教室に帰って「私は、うるさいのも群れるのも苦手。私は一人主義だ」

集団主義は異分子を排除する

 逢沢いち子(茅島みずき)は、喫煙所の前で高柳を待っていた。いち子は高柳に恋をしている。二人だと避けられるので谷口恭一(池田優斗)を「緩衝材」として使っている。そこに通りかかった香織里。
 高柳は三人を教室に連れていく。今日の授業のことで質問があるのかと。香織里は、社会主義にはそんなに問題があるならやめればいいのにと言う。しかし、主義と言うのは、そう簡単にやめられないと高柳。主義とはそういうものだと。
 いち子は、自分はクラスで浮いてると言う。「私たちみんな最高だよね!みたいなノリが何ていうか…」すると香織里が「わかる!」と言って盛り上がる二人。
 高柳は「お二人は、個人主義なんですね。クラスの皆さんは集団主義です。そして、集団主義の怖いところは、異端分子がいると猛烈に排除しようとするところ。個人の前に集団を主張することで全体主義という怪物になる。しかし、個人主義でもある程度は集団を尊重しなければ」

逢沢いち子はクラスのグループチャットを抜けた

 いち子は、クラスのグループチャットを抜けることにした。そのことでいち子はいじめを受けることになる。いち子が抜けたあとのグループチャットで、いち子が攻撃されているのだ。チャットだけでなく、リアルでも無視されたりしている。恭一と香織里、いち子でどうにかしなければと話していると、そこに高柳が通りがかる。
 いち子は「私グループ抜け失敗した」と。「もう一度グループチャットに戻れば?」という恭一。「そんなことしたら、逢沢さんが個人主義じゃなくなる。グループチャットに戻ればいいって問題じゃない」と香織里。
 そして、高柳は「次の倫理でこのことを話しませんか」

対話する

 椅子を丸くおいて対話。「逢沢さんは、グループチャットに戻るべきでしょうか?」と生徒たちに問う高柳。倫理は人がより良く生きるための学問。受験生は3学期は学校に来なくなる。高柳の最後の授業だ。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話の感想

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今回も、すごく共感するターンでした。

私も「個人主義」だ自分で思います。

「このノリ」が楽しめたら楽なのに

香織里が、倫理の授業のあと教室に帰ると、体育祭のことで大騒ぎのクラスメートたち。

しかし、香織里はうるさいのも群れるのも嫌いだと言って好きな音楽の世界に入り込んでいく。

確かに、みんなと一緒に「このノリ」を楽しめたら、どれだけ楽だろう。

私も、高校生のとき、いつも感じていたことです。

だから、クラスのない大学に、早く行きたかった…。



香織里は、本当の意味の「個人主義」なのだと思います。

おそらく、個人主義は自分だけということではなく、他人のことも一人の個人として尊重することだと思います。

そこが、「利己主義」とは違うところです。

クラスのみんなが盛り上がっていることも、香織里はそれはそれで認めています。

異分子として排除されかけた私

いち子は、グループチャットを抜けたことで、全体主義という怪物に飲み込まれてしまいます。

今からみんなで体育祭を盛り上げようと言うときに…と。

私が高校生のときは、スマホはまだなかったのでwグループチャットというものも勿論ありませんでした。

しかし、私もいち子と同じ経験をしています。

私も、みんなが一つのことで盛り上がっていたり、みんなで、みんなで…という雰囲気に馴染めず、一人で机で本を読んだりしていたからです。

私はクラスで無視されたりしたわけではありませんが、みんなが嫌がる美化委員をくじ引きで決めたとき、私が当たったわけではないのに、くじ引きを作った男子が「美化委員ははるきさんに決まりました」と言われました。

前の席の子が何か怪しいと察してくれて、そのくじ(あみだくじ)を取り上げて、結果を見てくれました。

すると、私は美化委員に当たってはいませんでした。

そのあみだくじの男子は、私がノリが悪くて、いつも本ばかり読んでいて、自分たちを見下して鼻で笑っていると思っていたようでした。

私も、香織里と同様、楽しそうに騒いでいるクラスメイトを否定したことは一度もありません。

生まれて初めての「いじめ」に、かなり落ち込んだことを思い出します。



しかし、それからは本を閉じて、休み時間はクラスメイトと話すようにしました。

私は、それでも「個人主義」だったけれど、何とか全体主義という怪物に飲み込まれることは回避しました。

学生の頃を思い出すドラマ

本作は、心の底に眠っていた少しの痛みを思い出させてくれます。

その痛みは、自分でもう一度考えるべき痛みで、嫌な痛みではありません。

中学、高校の頃の私は、いつも心が重くて痛くて辛かった。

大学に入ってから「大人っていいな」としみじみ感じたのでした。

ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話の感想 最後に

ドラマ「ここは今から倫理です。」第7話の感想でした。

今回は、考えさせられるターンでした。

毎回そうなのですが。

普段、仕事や日々の雑多なことに紛れて「考える」ことを放棄しがちな私。

このドラマは、毎週、いろんなことを考える機会を与えてくれるドラマでした。

次回第8話は、最終回です。

常識は既に或る信仰である
____三木 清




以下の記事で、第6話の感想を書いています。

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