ドラマ「俺の家の話」最終回 感想|主演・長瀬智也 寿一の死

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「俺の家の話」最終回の感想です。

いよいよ最終回です。

テーマは決して軽いものではありませんでしたが、笑いがちりばめられた素晴らしいドラマでした。

長瀬智也さんが本作を最後に俳優を一旦退かれるのは、とても残念ですが、最後に素晴らしい演技をありがとうございました。

ドラマ「俺の家の話」最終回の感想 はじめに

登場人物

観山寿一/長瀬智也
ブリザード寿の名前で活躍するプロレスラー。観山流宗家の長男。4歳で初舞台に上がり神童と呼ばれるが、17歳で家出。大手プロレス団体に入門。人気プロレスラーとして活躍し、結婚。武者修行の旅にでて、プエルトリコチャンピオンになるが、大けがをして、帰国後、妻から離婚を切り出される。現在は「さんたまプロレス」所属。父・寿三郎が倒れたことから実家に帰り、寿三郎の後を継ぐ。しかし、「スーパー世阿弥マシーン」としてプロレス再デビュー。

観山寿三郎/西田敏行

重要無形文化財「能楽」保持者で、二十七世観山流宗家。全国に一万人以上の門弟を持つ。二年前、脳梗塞で下半身麻痺が残り、依頼のあった公演を全て断っている。その後、倒れて危篤状態に。奇跡的に復活し、介護ヘルパーの志田さくらと結婚宣言をする。

観山寿限無/桐谷健太

小学1年生から寿三郎の弟子になる。幼少期は寿一の遊び友達。寿三郎の芸養子となり、寿三郎の後を継ぐべき立場になったが、寿一に観山流を継いでもらいたいと思っている。観山流を裏から支えるなくてはならない存在。

長田舞/江口のりこ

観山家の長女で、進学塾の講師。寿一の妹。女性というだけで宗家を継げないことで寿一や踊介には劣等感がある。今も能の稽古は続けている。息子の大州が宗家を継ぐことを願っている。

観山踊介/永山絢斗

観山家の次男で、自由奔放な兄・寿一を反面教師にしている。堅実に生きることを決意し、弁護士になった。能が好きで今も稽古を続けている。自分に才能がないことをわかっている。父、寿三郎と婚約したさくらを信用していない。

プリティ原/井之脇海
「さんたまプロレス」に所属するレスラー。寿一の全盛期時代のファン。寿一の引退試合でタッグを組む。

堀コタツ/三宅弘城

「さんたまプロレス」会長。試合があるときはレフェリーを行う。

長州力/長州力

「さんたまプロレス」の幹部。

スーパー多摩自マン/勝村周一朗

「さんたまプロレス」の覆面レスラー。

ユカ/平岩紙
寿一の元妻。秀生の母。ブリザード寿の大ファンで結婚したが、アメリカ武者修行中、音信不通になった寿一に離婚を突き付ける。

観山秀生/羽村仁成

寿一の息子で小学五年生。学習障害があり、学校に馴染めない。両親の離婚後は寿一に会えるのは週に一回だけ。落ち着きがないが、能の稽古だけはじっと見ていられる。

志田さくら/戸田恵梨香
寿三郎の介護を担当する謎の介護ヘルパー。寿三郎との結婚を快諾する。介護士試験に合格。入浴介助も可能に。寿一と婚約中。

末広涼一/荒川良々

「あつまれやすらぎの森」のケアマネジャー。

最終回のあらすじ

 寿一(長瀬智也)は、プロレスの引退試合で辛くも負けてしまった。朝の食卓で、観山家の家族はそれぞれが寿一に気を遣うが、寿一はそれほど気にしていない。

新春能楽会

 寿一と寿限無(桐谷健太)は、新春能楽会で舞う「隅田川」の稽古に励んでいた。秀生(羽村仁成)も、寿三郎(西田敏行)の隣に座ってお稽古をおとなしく観ている。

寿三郎の遺言書

 寿三郎は、遺言書を書いて、踊介(永山絢斗)に預けていた。しかし、寿三郎が息を吹き返したため、遺言書は書き換えることになり、今ある遺言書は廃棄する。舞(江口のりこ)は、どうしても中が見たい。そして、さくら(戸田恵梨香)も。さくらがうっかり見てしまったていで、中身を見ることに。

ゆか
ゆか

中身はなんて書いてあったのか、気になりますね。
しかし、財産の全部をさくらちゃんにって言ってた寿三郎さん、まともな遺産分配でよかったw

寿一が死んだ

 新春能楽会でスピーチをする寿三郎。何やら門弟や能楽協会の人たちの様子がおかしいと言う寿三郎。そして、会う人ごとに「この度はご愁傷様です」と言われることに「誰か死んだのか?」と周囲に聞く。「隅田川」の装束も寿限無が身についていた。寿一はどこに行ったんだという寿三郎に、舞は「どこかで見守っているよ」と。
 寿一は、大みそかの引退試合の事故で既に亡くなっていたのだ。しかし、寿一も寿三郎もそれを受け入れることがまだ出来ていないのだ。

ゆか
ゆか

びっくりしました…。寿一、亡くなっていたんだ…。でも、それを受け入れることが出来ずに、まだ観山家にずっといる。
ただ、遺言書の書き換えとか、何となく「そうなのかも」という気はしてました。舞や踊介の様子で、寿一が「彷徨ってる風」に見えました…。

寿一のお葬式

 寿一のお葬式は、寿一自身が父のために段取りしたお葬式をそのまま自分のお葬式となってしまう。寿三郎は喪主ですが、まだ寿一の死を一切を認めていなかった。スーパー世阿弥マシーンの死を報じるスポーツ新聞を見ても、実際のお葬式に参加しても。

「隅田川」で悟る

 寿三郎は、「隅田川」を演じているときに寿一が舞台わきに来て「お風呂入ろう」と言うのを見て、「さくらちゃんが寿一は死んだって言うんだ。ここに見えているのに」寿一は「やっぱりそうか。おかしいと思ってたんだ」
 二人は、このときやっと寿一が死んだことを受け入れることが出来た。そして、寿三郎は初めて寿一をほめた。今まで家族を笑顔にしてくれたありがとうと。寿三郎が今まで寿一をほめなかったのは、ほめたら「終わり」だと思っていたからだった。

それぞれの未来

 寿一の死後、寿三郎は今も地謡として舞台に出続けている。
 そして、さくらは踊介と結婚した。さくら曰く「踊介さんは近くでみても遠くから見ても同じで、ちょうどいい」らしい。
 二十八世観山流宗家は寿限無が継承。45歳で芸術祭優秀賞を受賞。
 二十九世は秀生が継ぐことになる。秀生は、舞に家で勉強を見てもらうようになり、公立中学の勉強にもついて行けるようになった。
 大洲(道枝駿佑)は、能をあきらめ普通に大学に行くが、合コンで逆ナンされて授かり婚。それも双子。生活費のためにホストになるが、その後、父のO.S.D(秋山竜次)のラーメン屋さんを継ぎ、今ではイケメン、イクメンのラーメン系YouTuberになっている。誰よりも波乱万丈の人生を送っている。
 さんたまプロレスは、寿一の追悼試合をしてくれた。

ゆか
ゆか

大洲の人生が最後にササっと紹介されましたが、すごい波乱万丈な人生を送るようですw
そして、ラストシーンでスーパー世阿弥マシーン2号を継承したプリティ原(井之脇海)の試合中、どうしてもリングに上がりたくなった寿一が現れます。長州さんにお前、リングロープをまたぐなよと言われますが、他の誰にも寿一の姿は見えません。

ドラマ「俺の家の話」最終回の感想

衝撃の最終回でした。

まさか、寿一が試合中の事故で亡くなるとは…。

安心と悲しみと

舞と踊介、寿限無は、寿三郎が危篤状態になったとき、少しホッとしていた自分に驚いていました。

亡くなるのは悲しいけれど、介護から解放されることをどこかでホッとしている。

この気持ち、すごくわかります。

私も、母が亡くなるとき、悲しくて涙が止まりませんでしたが、どこかで「安らか」な気持ちを感じている自分に不思議な感じがしました。

寿限無が言っていたように、「悲しんでいる自分をホッとしている自分が俯瞰で見ている」という感覚。

自分の人生の中で、親の介護をした人にしかわからない感覚なのかもしれません。

介護は大変でしたが、今思えば「いい経験」を与えられたと思います。不謹慎な言い方かもしれませんが。



このシーンを観て、宮藤官九郎さんって介護経験あるのかな…と思いましたが、どうなんでしょうか。

明日はもう会えない

普通に、当たり前に毎日会えていた人に、ある日突然会えなくなる。

寿一はプロレスをやっていたので、いつどうなるかわからない状態ではありましたが、大きくて強い寿一が死んでしまうとは誰も思っていなかったと思います。

なんだかんだでケンカしたり、ひどいこと言ったりしながらも、家族は大切にしなければと思いました。

私にはもう家族はいませんが、今になって少し後悔することもあります。

しかし、誰に対してもいつ突然会えなくなっても大きな後悔をしないように接していきたい。

本作の中では、一番若い秀生くんが一番そのことを理解しているのではないかと思いました。

変わり身の素早さを見習いたい

さくらちゃんは、結局、踊介と結婚します。

婚約者の寿一が亡くなって涙にくれるのかと思っていたら、寿三郎さんにも一番はっきり寿一が死んだことを伝えようとします。

それは悲しんでいないわけではなく、認知症の人にきちんと息子の死を教えてあげることが介護士としてやらなければならないことだからです。

さくらちゃんのさらりとして変わり身の早さ、見習いたいものですw



私の認知症の母も、父が肺炎で突然亡くなったとき、なかなか理解できませんでした。

何度も「パパはどこ?」と私に聞いて、「パパは死んだよ」と言うたびに驚いて、泣いていました。

認知症の人は、人の死も忘れてしまうので、何度も何度も死んだという事実を知らされるということ。

それは、本当に胸が痛くなります。

宮藤官九郎さんの脚本

本作の脚本は宮藤官九郎さん。

介護、認知症、相続、親権、学習障害、離婚…とても重いテーマがたくさん詰まっていましたが、それを笑いに変えて、また、涙する場面もあって、本当に素晴らしい脚本家だと思います。

もちろん、その家庭ごとに苦労はありますが、本作を見ていると少し気持ちが軽くなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身は、もっといろんな人に頼って、重く考えすぎず、介護生活を送ればよかったなと考え直した部分もありました。



あと、長瀬智也さんが俳優として活動を辞められるのが、とても残念です。

ご本人が決められたことなのでぐずぐず言っても仕方ないですが、いつでも復帰してきてください。

お待ちしております!

ドラマ「俺の家の話」最終回の感想 最後に

ドラマ「俺の家の話」最終回の感想でした。

笑いあり涙ありの素晴らしいドラマでした。

決して軽いドラマではなかったですが、本当に毎週笑わせてもらいました。

長瀬智也さんの最後の作品が、本作で本当に良かったと思います。

楽しいドラマをありがとうございました。




以下の記事で、第9話の感想を書いています。

よろしければ、併せてご覧になってください。

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ドラマ「俺の家の話」第9話の感想

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