こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」最終回の感想です。
いよいよ最終回。全ての伏線が回収されるのでしょうか。
小牧を撃ったのは、伏見ではありませんでした。
そして、美保殺害の理由とは?
Contents
ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」最終回の感想 はじめに

登場人物
伏見響介/亀梨和也
神奈川県警捜査一課の元敏腕刑事。KSBC(神奈川県警捜査分析センター)の特別捜査官。三年前に何者かに婚約者を殺害され、警察を辞めた。その後は、山崎、小牧、湊川と探偵事務所を開業。洞察力と行動力に優れているが、殺害された婚約者のことになると感情のコントロールが出来なくなる。
島原由梨/松下奈緒
新設されたKSBC(神奈川県警捜査分析センター)の所長。KSBCを指揮する有能なリーダー。県警捜査一課時代より、伏見の能力を高く評価しており、伏見をKSBCに招き入れた。
山崎辰二郎/木村祐一
元国立大学の犯罪心理学者。さまざまな犯罪データを記憶する優秀なプロファイラー。詐欺事件に引き込まれ、逮捕されたことがある。捉えどころのないタイプで、飄々としている。
長篠文香/趣里
KSBCのデータ解析を得意とする優秀な情報分析官。自らKSBCに志願。伏見ら「元犯罪者」たちとは捜査方針でもめることも多い。
小牧要/松村北斗
IT機器操作に長けている天才ハッカー。KSBCでは分析調査の中心人物。有名工科大学を卒業後、IT企業で勤務するが防衛省のサーバーに5回目に侵入したときに逮捕された。KSBCでは淡々と仕事をこなしているようで、心は正義感に溢れている。
湊川由美子/シシド・カフカ
身体能力に優れた元自衛官。一人息子を育てるシングルマザーでもある。息子には深い愛情を注ぐ。高校卒業後、自衛隊に入隊するが、夫からのDVにあうようになり、息子を守るためやむなく夫を殺害。そのとき逮捕したのが伏見だった。被害者に寄り添う思いやりがある女性。
長久手智亮/川瀬陽太
神奈川県警捜査一課の刑事。「足で稼ぐ」典型的なアナログ捜査を行う。そのため、KSBCに反感を抱いている。捜査一課時代から優秀な伏見が疎ましかった。
姉川保/長田成哉
長久手のバディ。KSBCの存在を内心うらやましく思っている。伏見には憧れの気持ちを抱いている。
奥州寛治/矢島健一
神奈川県警・刑事部長。島原の能力を信頼しているが、元犯罪者を引き入れたことを懸念している。KSBCの捜査システムに誇りを持っており、将来的には全国で採用されることを期待している。
湊川敢太/森島律斗
湊川の息子。母に手作りのお守りを作るなど、心優しい少年。母が仕事中は祖母に面倒を見てもらっている。
結城美保/小野ゆり子
伏見の婚約者。三年前、青いコートを着た男に刺殺される。犯人は逮捕されておらず未解決事件となっている。
大塩はるか/高橋ひかる
島原の妹。「石’s kitchen」で働いている。明るく、お姉ちゃんが大好き。忙しいお姉ちゃんをいつも心配している。
石津渉/福澤重文
はるかが働く「石’s kitchen」店主。はるかをあたたかく見守る。
鳥羽和樹/高嶋政伸
心理カウンセラー。青いコートの男?
蠣崎孝太郎/忍成修吾
島原が追跡中の犯人によって、婚約者を歩道橋から突き落とされ殺害された。それを恨みに思い、島原の夫・信嗣を殺害。現在、拘置所に収監中。伏見の婚約者の死にも関係している?
青いコートの男/?
三年前、伏見の婚約者美保の命を奪った殺人鬼。犯行時、青いコートを身に着けていた。伏見は警察を辞めてからも捜査を続けているが、未だ逮捕に至っていない。
あらすじ
伏見(亀梨和也)が、発砲し逃走中。しかし、小牧(松村北斗)を撃ったのは伏見ではないようだ。
三年前、小牧はダークウェブ上で、おこづかい稼ぎに個人情報を売っていた。その中に、伏見の恋人・美保(小野ゆり子)がいた。鳥羽(高嶋政伸)から依頼があったのだ。
小牧の腕の傷やタトゥーは、フェイクだった。小牧は全ての罪を被らなければ伏見を殺すと、真弓(坂口拓)に言われていた。鳥羽の指示だ。
美保は週刊誌の記者をしていた。鳥羽は「恨みを買っている人も多かったでしょう」と言うのだが…。
奥州(矢島健一)が会議で席を外している間に、島原(松下奈緒)が奥州のPCからB2ファイルをUSBにコピーする。ギリギリ成功。
一方、逃走中の伏見は長久手刑事(川瀬陽太)らに追い詰められていた。そこに湊川(シシド・カフカ)がやって来て、助けてくれるが「お前まで追われることになるぞ」「伏見さんが小牧くんを撃つはずがない。なぜ逃げたんですか」と逆に聞かれる伏見。小牧を撃ったのは真弓だった。伏見はカメラを仕込んでいたが、真弓は、電波妨害装置で画像が切れていると言う。さらに、伏見は真弓に銃を取り上げられていたため、証拠がない。そのため、伏見は逃げたのだ。
伏見と湊川は上田将棋倶楽部に隠れていた。そこで、山崎(木村祐一)から真弓についての情報を渡されてた。真弓は、かつて中東の特殊部隊に所属していた。一度狙われると100年経っても追いかけてくると言われているほどの部隊だ。そして、その戦いの中で真弓はPTSDを発症しており、常に安定剤を使用していることがわかった。
伏見は島原と通信できる機器を山崎から手渡され、連絡を取った。B2ファイルを手に入れた島原は、その中に病院がジャックされたときに手術室にいた下関大臣と鳥羽の接点が見つかったという。四年前、鳥羽の妻・梓が暴漢に襲われた。下関大臣の息子・悟だった。梓は有名進学校の英語教師だった。事件現場近くに監視カメラがあり、すぐに悟は逮捕されたが、突如として監視カメラの映像が消え、悟は証拠不十分で釈放。しかし、悟は梓を襲った。そして、その後、梓は自ら命を絶った。

結局は、警察が国の上層部の犯罪をもみ消していたことが原因。
鳥羽のやり方は褒められたことではないですが、全ては警察の責任です!
病院から小牧が真弓によって連れ去られた。その連絡が島原から伏見に入る。すると小牧の携帯から伏見の携帯に連絡が入る。相手は鳥羽だった。小牧が伏見に話したいことがあるという。小牧はこづかい稼ぎに個人情報を売っていた。その中に美保のデータがあった。しかし、そのとき小牧は伏見のことを知らなかった。伏見のことを初めて知ったのは刑務所にいたころだった。鳥羽の指示を聞いていたのはKSBCがジャックされたときからだ。美保の情報を売ったことを伏見に知られたくなかったら協力しろと言われたのだという。ナイフに小牧の指紋をつけ、証拠を捏造されていることを知った小牧は逃走。美保の事件を全て自分のせいにされていることを知って、パスワードだけでも教えなければと思い、駐車場のNO.を使って伏見に教えたのだ。

小牧くん、苦しかったね…。
大好きな伏見さんの恋人の情報を売ってしまったことを知ったとき、どれほど辛かったでしょう。
だからあのとき、伏見さんに「撃て!」って言ったんですね。きっと死ぬほど後悔していたんだと思います。
鳥羽は伏見に下関大臣の会見時に計画していることの協力を、伏見に要請。小牧を救出するには言うことを聞くしかない。伏見は美保とお腹の子どもを助けられなかった自分を、美保は許してくれるのかと苦悩する。山崎は「生き続けていれば、いつか美保さんの気持ちをわかる日がくるかもしれない」と伏見にいう。
真弓は「怒りや苦しみ、恨み、悪意、誰もが普通に持つ感情。それをため込んで苦しむ人間がいる。『自分の感情に正直になれ』と先生は言った。その同じ感情を持った人間が先生に協力するのだ」という。それは真弓だけではなく、心に傷を持った人間は、みな鳥羽に協力するということだった。一連の事件の加害者たちもそうだった。

怒りや憎しみや悪意をため込んで苦しむ人々。それは本当に同情します。
しかし、その苦しみのはけ口に罪もない人を巻き込むのは絶対ダメ!
それがまかり通ったら、大切な人まで失ってしまう。
島原さんの言うように人間はその憎しみを復讐するのではなく、踏みとどまらなければ…。
通常の三倍の警備をつけた下関大臣が会見場へ向かおうしたとき、真弓、伏見らが現れ、大臣を病院地下駐車場に連れていく。KSBCは、大臣を守る側の人間なので、大臣たちが地下の駐車場に連れていかれたことを警備の人間たちに報告。
そして、警察の内通者は、姉川刑事(長田成哉)たった!蠣崎に銃を渡したのも、小牧の病室に真弓を案内したのも…。しかし、長久手刑事が撃たれそうになったとき、自分が盾になった。長久手刑事にもお世話になったからと。

ここのアクションシーン、すごかったな。真弓、どんだけ強いねん。これだけ強靭な肉体を持った人でもPTSDになる中東戦線。怖ろしい…。伏見さんも強いけど、ちょっと格が違う。
そして、内通者が姉川!しかし、長久手刑事の盾になったシーンは少しジーンとしました。やはり、警察官は心の底に眠る「正義感」は持ち続けているものなのかも。
鳥羽は劇場から、ネットの生配信を行っていた。それを止めるために伏見と真弓が格闘。ネット上は大騒ぎだ。鳥羽は、奥州刑事部長と下関大臣の息子・悟に、自分の妻・梓について問い詰める。悟は「悪いのはその女だ。俺はクラスの奴をちょっといじってただけなのにいじめとか言い出して。だからちょっと顔の形が変わるくらい殴っただけだ」と悪態をついた途端、鳥羽に躊躇なく射殺される。
次は奥州刑事部長。「なぜこんな奴が逮捕されなかった?」「それは悟さんを守るために、監視カメラの映像を私が隠蔽するよう指示したからだ」
さらに奥州は、週刊誌に梓を貶める記事なら何でもいいから書けと出版社に圧力をかけた。梓のSNSは大炎上。そして、それを苦に、梓は自ら命を絶った。奥州は口先だけの謝罪を口にし、鳥羽に射殺される。
鳥羽は、週刊誌に嘘の記事を書いた美保を殺害したとき、自分の中のモンスターが目覚めたという。そして、伏見の中にある憎悪が目覚めたら、どうなるかを考えただけでゾクゾクしたと。伏見の憎しみが増大し、自分を襲いに来ることに快感を覚え始めた鳥羽。伏見の憎悪をさらに大きくするのは湊川を殺害することだと鳥羽は言って、湊川を撃とうとしたとき、劇場に伏見が飛び込んでくる。
鳥羽は最後に、なぜ美保を殺害したのかを伏見に告げる。梓に関する捏造記事を無理矢理書かされたのが、美保だったのだ。出版社の上の人間に、これは警視庁の上からの指示なので、君の恋人にも影響が出ると脅されて…。
美保の話を聞かされた伏見は、鳥羽の首を絞め続けた。それを止めるために小牧は、長篠(趣里)に頼んで美保のスマホに入っていた動画を流してくれと頼む。それは、子供が出来たことのサプライズを告げる笑顔の美保の動画だった。「自分を見失わないで強くて優しいあなたでいて」という美保の言葉に、伏見は踏みとどまることが出来た。
KSBCは奥州刑事部長の不正により、解散を余儀なくされた。島原は、いつかきっとまた必要とされる日がやって来るといった。
伏見らは元の探偵事務所に帰る。
島原の妹・大塩はるか(髙橋ひかる)が、カフェでの仕事を終え、家に帰る。はるかの手にあるバッグにはあの羽のマークのバッグチャームがつけられていた…。
【コラム】亀梨和也の多様な演技の変遷 緊迫感漂う『レッドアイズ』で新たな進化を遂げる#亀梨和也 #レッドアイズ
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) March 26, 2021
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ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」最終回の感想

最終回でしたが、まだ回収されていない謎もあり、終わり方もまだ続編がありそうな感じです。
伏見の心の傷
伏見は、美保を殺害された理由や犯人がはっきりとわかり、相手がわからないまま憎しみを抱くよりは、心の傷が少しだけ癒えたのではないでしょうか。
しかし、愛する人を救えなかったことを今も後悔する伏見。
鳥羽の言うように、全てが終わったわけではないのでしょう。
鳥羽が逮捕されたら、羽のマークの患者たちはどうなっていくのでしょうか。
はるかのように、羽のマークのバッグチャームをつけている人もまだいます。
はるかのトラウマ
姉と和解したかに見えたはるか。
しかし、目の前で人が自分の代わりに亡くなるのを見てしまった心の傷とトラウマはそう簡単に消える物ではありません。
バッグチャームをつけているということは、はるかも、鳥羽のカウンセリングを受けていたということ。
それとも、この羽のマークの集団のトップは鳥羽だけではないという可能性も。
まだまだ、物語の決着はついていません。
亀梨和也さんと松村北斗さん
本作は、いろいろと考察を楽しむことも出来ましたが、出演している俳優さんがカッコよかったのも、見どころでしたね。
主演の亀梨くんは、はっきりとした顔立ちできりっとした感じが、文句なくカッコいい!
アクションシーンも素晴らしかったです。
坂口拓さんのアクションは、本格的ですし、映画の大きなスクリーンで観たら、きっと大迫力です。
そして、小牧役の松村北斗くんは、ちょっと生意気な子犬系男子で、本当に可愛かった。
本当に伏見さんのことを信頼していて、頼りになるホワイトハッカー。
そして、最終回で初めて思ったのですがw、姉川刑事、よく見るとめっちゃイケメンでカッコいいw
本作は恋愛要素がほぼありませんでしたが、たぶん、長篠さんは小牧くんのこと好きだったんじゃないかなと勝手に思っています。
尊敬が愛に変わる的なw
1話から今までのながこまシーンまとめてみたら、2人の距離感の変化も感じられる素敵すぎるものが出来上がってしまったので全人類見てください(血眼)#レッドアイズ #松村北斗 #小牧要 pic.twitter.com/sgaJ6nFeAe
— 萌 (@ml____618) March 27, 2021
📺『#レッドアイズ』最終回❗
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) March 27, 2021
💐 亀梨和也、シシド・カフカ、木村祐一
クランクアップ✨
💬 亀梨「打ち上げをできないのが残念…」
💬 木村「打ち上げあったら亀ちゃんと2人で青春アミーゴ歌ったのに」
《コメント》https://t.co/Bzm64oKNFd#亀梨和也 #シシドカフカ #木村祐一 @redeyes_ntv pic.twitter.com/O11pbID9xG
続編?映画化?
終わり方からしても、続編か映画化ありそうですよね。
「天国と地獄」は映画化が決定したそうです。
「レッドアイズ」も、ぜひ!
きっちりと決着ついてない感じですし、期待できそうです!
#レッドアイズ ご視聴ありがとうございました!見せ場の一つでもあったアクション。少しでも興味を持って頂けたなら嬉しいです。アクションはただの暴力描写でなくドラマを盛り上げる為の感情表現の一つ。更にパワーアップした亀梨さんと再び暴れられる日を願ってます。真弓も捕まったカットないしね😁 https://t.co/sOQmAv5aDG
— 下村勇二 (@shimomura_yuji) March 27, 2021
ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」最終回の感想 最後に
ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」最終回の感想でした。
毎回、ドキドキさせていただきました。
アクションシーンが毎回すごくて、伏見さんと湊川さん、ケガが絶えませんでしたが、迫力満点でした。
そして、続編か映画化、期待してます!
最終回の偉人の言葉は、ドイツの哲学者・ニーチェ。
怪物と闘う者は、自らが怪物と化さぬよう心せよ
深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている
___ニーチェ
以下の記事で、第9話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。
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ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」第9話感想