ドラマ「イチケイのカラス」第8話 ネタバレ感想 主演・竹野内豊|先入観を捨てる

こんにちは。

はるき ゆかです。



「イチケイのカラス」第8話の感想です。

今回のテーマは「先入観」。

先入観を捨てれば、見えてくるものがあります。

ドラマ「イチケイのカラス」第8話の感想 はじめに

カラス

登場人物

入間みちお/竹野内豊
東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)の刑事裁判官。元弁護士。見た目は裁判官に見えないカジュアルなタイプ。しかし、観察眼鋭く、徹底的に調べ上げる探究心を持つ。学歴は高校中退なので中卒。趣味はふるさと納税。

坂間千鶴/黒木華

若くして特例判事補になったエリート。東大法学部卒。冗談が全く通じない。イチケイに来たのは、極端に事件の処理件数が少ないイチケイを立て直すため。

駒沢義男/小日向文世

イチケイの部長。有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判において30件の無罪判決に関わっている。

日高亜紀/草刈民代

最高裁事務総局の判事。坂間にイチケイの立て直しを依頼。

石倉文太/新田真剣佑

みちおファンを自認する元傍聴マニアの書記官。坂間に一目惚れ。

川添博司/中村梅雀

お人好しの書記官。

浜谷澪/桜井ユキ

三つ子の母親で姉御肌の書記官。

一ノ瀬糸子/水谷果穂

物怖じしない新人事務官。

城島怜治/升毅

井手の上司。何かと文句を言いながらも、協力してくれる検事。

井手伊織/山崎育三郎

みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきた検事。正義感の強い検事。

あらすじ

川添が痴漢?

 イチケイの主任書記官・川添(中村梅雀)が、痴漢の容疑で警察に連行された。川添は痴漢に遭って泣いている女性を見つけ、走り去る若い男を追いかけているところを、川添が犯人だと勘違いされたのだ。追いかけているとき、すれ違った若い女性に「走っている若い男を見ませんでしたか?」と聞くが、「…いえ」とだけ言われて…。

 川添が「私はやってない!」と必死で訴えていると、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)という二人の書記官研修生がイチケイにやって来た。

傷害事件

 駒沢部長(小日向文世)から合議制で裁判をしたい案件があるので、研修生二人も参加するように言われる。
 ある傷害事件だった。被告人は潮川恵子。潮川は現在、窃盗罪で保釈中の身である。裁判長は坂間(黒木華)、書記官は浜谷(桜井ユキ)。潮川は万引きの窃盗犯で、二度目の犯行。二度目も一度目の犯行の保釈中に行った犯行だった。
 被害者の浜寺史絵(朝加真由美)は、潮川が万引きするのを目撃して店に通報した人物。逆恨みからの犯行か。窃盗事件と傷害事件を併合審理することになった。

併合審理1日目

 今回の検察側の担当は新人だったはずだが、井手(山崎育三郎)が担当することになった。
 潮川恵子は、令和3年4月15日、午後2時50分ごろ狛江市の路上において、山寺史絵に頭部を殴打する暴行を加え急性硬膜下血腫、記憶障害の傷害を負わせた。
 潮川の証言では、山寺は小学校のときの担任の先生だった。その日、潮川は、山寺が万引きするのを見かけた。それを止めようとしたら、山寺が反撃して来たので自分の身を守ったのだという。そのとき、手元にあった石で史絵の頭を夢中で殴ってしまった。
 山寺史絵は、市議会議員の夫・山寺信吾(大谷亮介)に助けを求め電話をかけた。10分後に夫が駆けつけたとき、史絵の意識はなかったという。また、史絵が万引きをしたと言う事実はないことも判明している。

 みちお(竹野内豊)は、「まず、先入観を捨てよう」と言う。潮川恵子は、子育てと義母の介護のせいで軽い鬱病になっていた。みちおは「病気は病気でも、彼女、万引きをしてしまう病気なんじゃないかな」

 精神科医の診断によると潮川恵子は「クレプトマニア」(窃盗をやめたくても自分の意志では止められない依存症)という「窃盗症」を発症していた。恵子の夫、義母、妹も「離婚した方がいい」という。夫は離婚した方が恵子も楽になれるんじゃないかと。「俺は騙されてたんだな。君の大丈夫は全然大丈夫じゃなかったんだ」

ゆか
ゆか

騙されていたとは、ひどい言い方。病気なんだとわかったのに。それに自分の母親を介護してもらっていて、今後は何とかするなら、早く何とかしてくれればよかったのに。娘のほたるちゃんのことを思っているようで、自分のことしか考えてない夫。

併合審理2日目

 史絵の担当医師によると、史絵は頭部を二度殴られているという。一度目は軽傷。二度目はかなり強く殴られているという。入廷したときから潮川恵子はどこか元気がなかった。川添書記官は「一旦、休廷してはどうか」とみちおに提案する。
 潮川恵子は夫から離婚を切り出されたことを浜谷に話した。浜谷は「離婚しても、あなたがほたるちゃんのお母さんであることには変わりないんです。今母親として出来ることがあるのでは?」と恵子にいう。

 裁判が再開された。恵子は「山寺さんが万引きに成功したら、きっと私のようになってしまう。それで止めなければと思った」という。

 被害者の夫・山寺信吾氏の証人尋問。山寺信吾は、「妻は教師で教え子がわが子のようだと思っている。妻にはマヒが残り、記憶も戻らない。それを万引きしたなどと…許せない」という。
 みちおは「証言が食い違っていますね。万引きのことも殴った回数も。職権を発動します」

ゆか
ゆか

傍聴マニアたちと同様、みちおの「職権を発動します」には、ドキドキします。今回ももちろん、発動されました!

 事件の検証中、研修生の前橋があることに気づいた。二度目に殴打した人間がいるとしたら、それは夫の山寺信吾なのではないか。山寺信吾は7期当選の市議会議員。妻が万引きと事件に巻き込まれたことで、自分が築き上げた名誉に傷がつくのを怖れたのではないかと。
 みちおと坂間、石倉(新田真剣佑)は、山寺信吾が妻からの電話を受けたときどんな様子だったかを聞き込みに行き、川添らは事件現場の川をさらって万引きしたものを探すことに。川添は嫌がっているが、研修生たちは「私、やります!」と手を挙げた。

併合審理3日目

 証人尋問に山寺信吾を再度呼ぶことになる。山寺は「妻からの電話を受けたとき、私は被告人に対する怒りで我を忘れました」という。しかし、弁護士から史絵が万引きしたとされるものが提出された。川をさらっていた川添らが見つけたのだ。潮川恵子の娘のほたるが、母の代わりに史絵に謝罪に行った。それを聞いた史絵は記憶障害があるにもかかわらず、涙を流していた。史絵は言葉に麻痺が残っているので、手紙で真実を証言をしたいと申し出て来た。

 その手紙は、夫の山寺信吾が読むことになった。
 手紙に書かれていた内容は、「史絵はやりがいのあった教師の仕事を辞してから一日一日、ただ時間だけが過ぎていくだけの虚しい日々と送っていた。そのとき、潮川恵子が万引きしているのを目撃。史絵は警察が来るまで、恵子を諭していた。しかし、それは自分自身と恵子を重ね合わせていたから。恵子の万引きを見た日、史絵自身が5回目の万引きをしようとしていたのだ。史絵も『クレプトマニア』だったのだ。恵子に殴られたとき、もう隠し通せないと夫に電話をして全てを話した。夫は電話口で怒り、『こんなことだったら、いっそ…』と言った。史絵は『こんなことだったら、いっそ死んでいた方が良かった』と夫が飲み込んだ言葉を思った。盗んだものを川に投げ入れ、自分でもう一度頭を石で殴った。これが真実」という内容だった。

ゆか
ゆか

史絵さん、自分で殴ったんだ…。夫の輝かしい功績を壊してしまうことを怖れて、クレプトマニアという病気に苦しみ、死んだ方がいいと思ってしまったんですね。病気なら、治療をしなければ…。

判決言い渡し

 みちおは史絵と恵子に、「助けてほしい」と勇気を持って言ってはどうかと告げる。口に出さなければわからないこともある。
 審理が終わって、恵子は傍聴に来ていた夫に「大丈夫じゃない。私はあなたがいないと大丈夫じゃない。何で私の苦しみに気づいてくれないんだろうと思っていた。ほたると義母の面倒を見ながら自分なんて消えればいいと思っていた。だけど、まだ一緒にいたいと思うの。助けてください」「俺が恵子にいつも『大丈夫』って言わせてたんだな…。ごめんな」

ゆか
ゆか

言わなければわからない…。何だか身につまされます。夫もわかってくれたようですね。恵子さん、ずっと苦しかったと思います。「助けて」というのは勇気がいるというのはすごくよくわかります。

 潮川恵子の判決は「懲役1年。執行猶予3年。猶予の期間中保護観察をつける」

痴漢は冤罪

 川添が疑われた痴漢の真犯人が捕まった。なんと、犯人は女性だったのだ。道ですれ違ったブルーの服を着た若い女性。女性が女性に痴漢をしない先入観を取り払ったら、真実が見えたのだ。彼氏を奪われた逆恨みから犯行に及んでいたという。
 喜ぶ川添。そこに一人の男性が話に入って来た。

先入観

 この男性(武井壮)は、「先入観は悪いことばかりではない」という。見たこともない獰猛そうな動物に出くわしたとき、先入観を持ってはいけないと思っていたら、突然襲われてしまうこともある。先入観も時には必要だという。
 「あの、どちらさまでしょうか?」と川添。
 「いつもお話を伺っていたので、顔も知りかと思っていました」
 彼は、なんとみちおの話によく出てくる「甥っ子」だった。みんな先入観で、みちおの甥っ子は子供だとばかり思っていたら、りっぱな大人だった。

ドラマ「イチケイのカラス」第8話の感想 

法廷

先入観に囚われて

先入観に囚われていると、真実が見えないくなるものなんですね。

誰にでも先入観はあると思います。

「普通はこうだ」という気持ちは、どうしてもぬぐい切れない。

私も先入観だらけだなぁ。

川添さんの痴漢冤罪騒ぎも、まさか真犯人が女性とは…。

さらに、みちおの甥っ子というと「利発そうな小学生の子供」を想像していました。

まさか、武井壮さんが出てくるとはw

みちお役の竹野内豊さんとそんなに年齢変わらないですよね。

みちおもいろいろと謎に包まれた人ですが、かなり年齢の離れた兄弟がいるのかもしれませんね。

クレプトマニア

どんな依存症にしても、依存症は怖いです。

自分でやめようと思っても止まらないのが〇〇依存症。

このクレプトマニアは、犯罪に関わって来る依存症なので、特に大変です。

しかし、万引きって学生がふざけてやるか、病気以外は少数なのではないかと思います。

もちろん、お金がなくて万引きする場合もあるのでしょうが、病気でやっている人がほとんどだと思います。

悪いことだとわかっていてやってしまって、自分ではやめたいと思ってもやめられない…。

本当に怖いです。

助けてと言えない気持ち

私も、どちらかというと「助けて」と言えないタイプです。

少し、自分が我慢すれば頑張ればなんとかなることは、一人で解決したいと思ってしまいます。

助けを求めて、拒否されることが怖いというのもあります。

私も親の介護をしていたとき、誰にも助けを求められず、精神的に病んでしまいそうになりました。

母の通院していた心療内科で、カウンセリングを勧められたこともあるくらい。

それで、私が何か病名がつく病気だったら…と思うと「大丈夫です」と言ってしまいました。

今回は、恵子さんの気持ちが痛いほどわかって、辛いターンでした。

ドラマ「イチケイのカラス」第8話の感想 最後に

ドラマ「イチケイのカラス」第8話の感想でした。

先入観を持たないこと、気持ちは口に出すこと、今回は大切なことを教えてもらえたターンでした。

本作も、終盤に入って来ました。

次回も楽しみです。




以下の記事で、第7話の感想を書いています。

よろしければ、併せてご覧になってみてください。

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