若い女性を中心にタピオカブーム再来ですね。
昔から、多国籍料理店のデザートで白いタピオカミルクがデザートで出てくることはよくありましたが、今は大粒の黒いタピオカがミルクティーに入っているものが大人気です！
さらに、専門店やカフェだけでなく、回転寿司にもタピオカミルクティーが登場しているようです。
第三次タピオカブーム
大阪梅田にある台湾スイーツのお店。
会社員時代、毎日その近辺で買い物したり、お茶したりしていたのですが、ある日突然、大行列になっていて、驚いた記憶があります。
それなのに、お店の中はそこそこ空席もあり、どういうことなんだろう？と思いながらも素通りｗ
買い物をしているとタピオカミルクティーを手に歩きながら飲んでいる女の子たちをよく見かけるようになり、あれはタピオカミルクティーのTAKE OUTの列だったんだ！と理解しました。
1992年に第一次ブームがあり、2008年に第二次ブーム、そして、去年2018年からのブームが第三次ブームです。
スイーツのブームは、一旦火がつくとある程度、そのまま定着するようですね。ティラミス、ナタデココ、ブレーム・ブリュレなど、一時期のブームからは下火になっていたとしても、完全に消えてはいません。ティラミスは今も、イタリアンのデザートの定番となっています。ナタデココはフルーツゼリーの中に入っていることがありますが、やや苦戦という感じでしょうか。クレーム・ブリュレは、高級スイーツとして今も人気です。タピオカミルクティーも、おそらくこのまま人気スイーツ・人気ドリンクとして定着しそうですね。
なぜ今タピオカブーム再来？
2008年から約10年後の現在、今なぜタピオカブームなのでしょうか？
理由はいくつかあるようです。
- 2013年に台湾のタピオカブランド春水堂が日本に上陸
- 2017年には春水堂のあとを追う形で台湾スイーツ店の出店が急増
- タピオカに黒糖で味付けし、もちもちとした食感にハマる人が続出
- タピオカはキャッサバという芋が原材料となっており、お腹にたまる
- ミルクティーは紅茶だけでなく烏龍茶などもあり、お茶にこだわる店舗多数
- インスタ映えする
- 2010年からの台湾旅行ブーム
- コーヒーには美味しいTAKE OUT店があるが紅茶にはほぼない
などです。親日家の多い台湾への旅行ブームやインスタグラムの爆発的人気、そんなブームになるタイミングに春水堂の出店があったことが大きいのではないでしょうか。
また、スタバなどコーヒーのTAKE OUT店は多いですが、紅茶や緑茶にはそれほど多くないこともブームの一因となったと言えると思います。
さらにタピオカが、キャッサバ芋が原料となる炭水化物であるため、若い女性なら、軽食代わりにもなりますね。
その他の人気の台湾スイーツ
台湾旅行に行った友人たちがおいしかったと口を揃えて言うのが、「雪花冰」。台湾かき氷です。日本のかき氷のように氷を削ってから蜜やトッピングをするのではなく、氷自体に味がついている氷をシェイブします。台湾発のかき氷店・「アイスモンスター」も、人気の行列店ですよね。このあたりから、今回の台湾スイーツブームに火がついたようです。
他の台湾スイーツとしては「豆花」なども人気ですね。豆花は豆乳にゼラチンを混ぜて冷やし固めたものです。味付けも甘い味もあれば、塩味、辛いものなどもあるようです。豆花の専門店もちらほら見かけるようになっています。
まず、台湾旅行ブームが起こり、現地で食べたスイーツをインスタに上げることで人気がさらに高まり、台湾スイーツブランドが続々日本に進出してきたことで、タピオカブーム再来だったようですね。
ブームを超えて定番へ
先にも書きましたが、本当に美味しいスイーツは、ブームを超えて定番スイーツへと定着していくものです。タピオカミルクティーはどうなるでしょうか？
タピオカミルクティーは、今までブームになったスイーツとは異なり、今回で3回目のブーム。そして、この3回目が爆発的なブームです。おそらく、このまま定番スイーツとして定着するのは確定ですね。ミルクティーだけではなく、いろいろなお茶やトッピングでバラエティ豊かな味を楽しみたいです。「おいしいお茶」がキーポイントですね。
これからも、海外発のまだ日本では知られていないスイーツが紹介され、ブームになるのも楽しみで
す。
現地でしか味わえないものがあることも旅行の楽しみの一つとして大切なことですが、スイーツなら気軽に日本でも同じ味を楽しめそうです。
まだまだタピオカミルクティーブームは続きそうですが、スイーツ好きとしては、次はどんなスイーツブームが訪れるのか今から楽しみです！
