来年タピオカ屋はなくなる?│キーポイントはタピオカよりお茶

Twetterで、【#来年タピオカ屋はなくなる】が盛り上がっていますね。
タピオカミルクティーも、白いたい焼きやナタデココと同じ道を辿るのでしょうか?
SWEETSも流行り廃りが激しいものですが、先日の記事で書きましたが、「本物は残る」と思います。もともとティラミスはイタリアで、クレームブリュレはフランスで、昔からポピュラーなお菓子でしたから、今も定番スイーツとして安定した人気を誇っています。

白いたい焼きブームとの違い

そう言えば、白いたい焼きブームもありましたね。
割と寿命短かったような印象ですが。
行列に並ぶのが苦手な私は、食べる前にブーム終わってた気がします。コンビニでは、たまにまだ見かけますけど、一時期のブームとは異なりひっそりと売られているイメージ。

元祖たい焼きは、既にひとつの文化として確立されているので、白いたい焼きは厳しかったのかもしれません。元祖のたい焼きは、イタリアのティラミス、フランスのクレームブリュレといったところでしょう。

私の中では、中華料理のデザートとして最後に出てくるココナッツミルクに入った白いタピオカが「タピオカ」で、今ブームの黒いタピオカミルクティーが「タピオカ」というイメージではありません。これじゃあ、白いたい焼きと同じ道を辿るのは目に見えているということなのでしょうか。白いたい焼きとは色が逆ですけど。

さらに、タピオカミルクティーブームは、「インスタ映え」が一役買っていたところがありますよね。そして、テイクアウトして食べながら(飲みながら)歩けるのも人気の秘密でしょう。タピオカの専門店も「春水堂」「ゴンチャ」くらいしか知らない私ですが、生き残りは「インスタ映え」以外にもありそうです。

キーポイントは「お茶」と「健康志向」

これからも、タピオカミルクティーが定番スイーツとして生き残るためには、おいしい「お茶」がキーワードになるのではないでしょうか。タピオカ自体は、各店、趣向を凝らしているとは思いますが、それほど変わるものではないでしょう。しかし、「お茶」は、茶葉や入れ方でかなり味がかわってくるものです。

高級な茶葉を使用し、さらにお茶の入れ方にこだわったお店が生き残っていくと思います。タピオカと抹茶も相性がいいようですから、紅茶・日本茶自体がおいしいお店はなくなることはないでしょう。抹茶スイーツ自体も人気が衰える様子はありませんし、やっぱり日本人は抹茶味を好む方が多いです。

そして、今、糖質制限ダイエットの是非が注目されていますが、どちらにしても糖質の摂取が多すぎるのはダイエットの大敵であることには変わりありません。某健康番組でも、タピオカミルクティーは太るSWEETS第一位になっていましたし、タピオカミルクティーも「健康志向」なSWEETSに変わっていくのかもしれません。既に、甘さの度合いを選択できるお店もあるようですね。

「インスタ映え」がタピオカミルクティーブームの起爆剤であったように、他のまた新しいSWEETSに注目があつまるのは当然でしょう。いくら、インスタ映えするからと言って、同じタピオカのpicをpostしてばかりもいられないでしょうし。それは、画像なので当たり前です。次々と新しい流行が生み出されて、去っていく…。常に新しいものにフォーカスする。インフルエンサーマーケティングとはそういうものです。

そのため、SWEETSの生き残りは、本物であること。おいしいものは、ブームだけで終わるものではありません。「美味しいお茶」のタピオカミルクティーは、ブームに乗り遅れた大人にも今後注目が集まるのではないでしょうか。