シヤチハタ 迷惑行為防止スタンプテスト販売開始
スタンプ印鑑のシヤチハタが、「迷惑行為防止スタンプ」のテスト販売開始を発表しました。
今年5月に、Twitter上で、痴漢撃退に「安全ピンを刺す」という内容のツイートが話題になりました。このスタンプ制作の提案もTwitterから上がってきたものだとのことです。
この「迷惑行為防止スタンプ」はスタンプを押したあとにブラックライトを当てると光るようになっています。
同社が開発したのは特殊な「UV発色インキ」。
【痴漢対策ハンコ 要望受け開発】https://t.co/av7JkCdcns
シヤチハタは26日、痴漢などの抑止を目的にした「迷惑行為防止スタンプ」をテスト販売することを発表。「痴漢に目印を付けられるハンコを開発できないか」とツイッターで提案を受け、開発を進めていた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 26, 2019
とても画期的な商品だとは思いますが、もし、間違って違う人にスタンプを押してしまった場合はどうなるのでしょうか?また、痴漢行為に遭っているときに冷静にスタンプを押すのはなかなか難しい気もしますが…。
同社は、あくまでも「抑止効果」のための商品としています。バックチャームのように見えるところにつけていると、痴漢行為が抑止されるという意図であるとのことです。
8月27日午後1時から、限定500個の販売。ブラックライト付き。
冤罪の危険性は?
使い方によっては、痴漢の冤罪が増える危険性も危惧されると思われます。
悪用されることもないとは言えません。
同社は限定500個のテスト販売をした方々からアンケートを取り、さらに商品の改良を重ねるとともに、迷惑行為の抑止力となる商品として販売を進める方針であるとのことです。
最近は男性も痴漢行為の被害に遭うこともあると言われています。男女を問わず、本当に辛いものですよね。
こういった商品が必要でない社会になることが最も重要なことですが、今後、このスタンプの効果がどのように現れるのか、どのような商品展開を見せていくのか、期待しています!