ペットボトル飲料の飲み方に注意!│ペットボトルの飲み口からカビ?

一年を通して、水分補給にペットボトル飲料を持ち歩く方が多いと思いますが、わざわざペットボトルからコップについで飲まれる方は少ないのではないでしょうか。ペットボトルは、飲み口から直接飲めることも便利な理由1つです。しかし、早めに飲みきってしまわないと、その飲み口からカビが発生することがあるようです。

ペットボトルは未開封なら安全?

清涼飲料水メーカーの企業努力の末、未開栓であれば決して菌がペットボトル内に侵入することがない状態で市場にでています。そのため、未開封であれば全く心配なく飲むことが出来ます。さらに未開封であれば、賞味期限が多少過ぎていてもすぐに腐ってしまうことはないでしょう。

しかし、ペットボトル飲料であれ、賞味期限が切れているものは味も悪くなり、品質も劣化してしまうので、飲まないようすることが安全です。

ペットボトルの飲み口にはカビがいっぱい?

賞味期限が切れていなくても、気をつけなければいけないことがあります。ペットボトルは飲み口に直接口をつけて飲む人がほとんどでしょう。500mlのペットボトルであれば、ほぼ飲み切ることなく、もう一度キャップをしめて持ち歩くことが多いと思います。

そうすると、一度開封し、空気に触れるだけでペットボトル内の飲み物が酸化し始めます。また、飲み口に唾液や食べかすがつき、菌やカビの発生につながるということです。そのまま1日持ち歩いたペットボトルの中身には、菌がたくさんついていると言えます。

ペットボトル飲料は、出来るだけ少量のものを選び、開栓後は早めに飲み切るようにしましょう。特にお茶であれば、麦茶が特に腐りやすいと言われています。緑茶などと異なり、原料が麦なのででんぷん質を含んでいるからです。他にもスポーツドリンク果汁乳酸菌飲料も同様です。

ペットボトル飲料はどうなったら危ない?

ペットボトル飲料が以下のようになっていたら、飲まずに捨ててしまうようにしてください。

  • 味が酸っぱくなる
  • ニオイが開封したてのときと異なる
  • 飲料の中に固形物が浮いている
  • 濁っている
  • ペットボトルが変形している場合(腐敗してガスが発生している)

上記のような場合は、もったいないと思いますが、廃棄するようにしてください。さらに、以上のようなことを感じなくても、前日に口飲みしたペットボトル飲料は捨てるようにしてください。

ペットボトルを再利用しない!

ペットボトル飲料を飲み終わったあと、洗って再利用されている方も多いと思います。軽くて、キャップを付ければ持ち運びにも便利です。いらなくなったら、捨てることも出来るのでマイボトルより手軽です。しかし、ペットボトルの再利用は健康上、危険だと言われています。

洗うと言っても、口がもともと小さく、しっかり除菌ができるとは言えません。洗剤の残りかすがついていたりすることも。マイボトルのように熱湯消毒もできません。ペットボトル飲料のメーカーも再利用はしないよう注意を促されています。

ペットボトル飲料をうまく利用してこまめに水分補給しましょう

暑い季節の熱中症対策にはもちろんですが、冬場も乾燥による風邪の予防などにも、こまめに水分補給することが重要です。そのため、出来るだけ小さいペットボトルを購入して短時間で飲み切るように心掛けましょう。特に年配の方や幼児は抵抗力が低いため、気をつけてください。

以上『ペットボトル飲料の飲み方の注意点│ペットボトルの飲み口からカビ?』のご紹介でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。