札幌2歳児衰弱死事件|詩梨ちゃんが亡くなった原因は?2日に実母の裁判開始

赤ちゃん

こんにちは。

はるき ゆかです。

 

去年の6月、また、小さな命が失われる悲しい事件が起きました。

札幌2歳児衰弱死事件のあらまし

2019年6月、札幌市で池田詩梨(ことり)ちゃんが亡くなりました。

詩梨ちゃんは当時2歳でしたが、2歳児の平均の半分の体重しかなく、体には火傷の痕などもありました。

池田莉菜被告の裁判が2日に開始

そして、11月2日、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の池田莉菜被告の裁判が、札幌地裁で始まりました。

交際相手の藤原一弥被告(一審では懲役13年の実刑判決、現在控訴中)が出廷し、詩梨ちゃんは亡くなる直前まで衰弱しておらず、藤原被告が呼ぶと「自分からやって来て三人で食事を食べた」と証言しています。

それも、午前二時のことだそうです…。

2歳の子供に午前二時に食事というだけでも、ちょっとあり得ない状況なのではないでしょうか。

 

また、母親の池田莉菜被告は、詩梨ちゃんは食べ物をのどに詰まらせ、窒息死したと無罪を主張しています。

池田被告と藤原被告の言い分の齟齬

池田被告は、詩梨ちゃんが可愛くて仕方がないという幸せそうな画像をインスタグラムなどに投稿していたようです。

それらの写真にはぷくぷくとした健康そうな可愛い詩梨ちゃんが写っています。

藤原被告に13年の実刑判決

現在、控訴中ではありますが、一審では同居していた交際相手の藤原一弥被告は、懲役13年の実刑判決を受けています。

しかし、藤原被告は、「詩梨ちゃんに暴行を加えたのは母親の池田被告であり、自分は保護責任者にさえ当たらない」と主張しています。

藤原被告は、「けがをさせるほどの暴行は加えていない」と訴えていましたが、池田被告は「(藤原被告が)平手で殴ったり、引きずっていたのを何度か見た」と証言しています。

事件当時、藤原被告は飲食店経営者と報道されていましたが、無職だったということです。(その飲食店の常連客だったという報道あり)

 

池田被告は「自分は娘にちゃんとご飯を食べさせていた」「病院には連れて行かなかったが、怪我をしていることを知らなかった」と証言しています。

母親が、詩梨ちゃんをお風呂にいれたり、おむつを替えたりする際に、体に火傷の痕があったり傷があっても気づかないものでしょうか。

 

このように、藤原被告と池田被告の言い分には、大きな齟齬が生じています。

誰のせいで詩梨ちゃんの命は奪われたのか

池田被告は、事件当時22歳でした。

若いお母さんだと思います。

そして、詩梨ちゃんの虐待が疑われだしたのが、札幌市中央区の藤原被告の家に、池田被告と詩梨ちゃんが引越しをしてからだとも言われています。

詩梨ちゃんの虐待は2019年5月中旬頃から始まり、亡くなったのは6月5日です。

 

11月6日の裁判で、詩梨ちゃんの遺体を解剖した医師は「低栄養による衰弱死」と証言しています。

さらに大腸からはごみや毛のようなものが見つかっており、空腹のあまり床に落ちていたゴミを口にしていた可能性もあるとのこと。

また、頭の骨折や体の怪我も複数あり、多数回の暴行の痕があるとも言われています。

 

たった2歳の小さな女の子が、空腹でごみを口にしていたなんて…。

誰にも助けを求めることが出来ず、絶望の中、命を落としてしまったということです。

 

交際相手の藤原被告は、怪我をするほどの暴行は与えていないと言い、実母の池田被告は、自分はちゃんと世話をしていたと主張。

また、弁護側の証人の医師は、詩梨ちゃんは「衰弱死ではなく窒息死」だと証言。

 

それでは、詩梨ちゃんの命を奪ったのは、一体誰で、原因はなんなのでしょうか。

母親に助けが必要だった?

この事件に関するいくつかの記事を読みましたが、若い母親に子育ての手助けが必要だったとありました。

このような事件の場合、いつも報じられるのが「母親も被害者だった」ということ。

 

これは、私の個人的な意見ですが…。

池田被告は22歳と若い母親ではありますが、立派に成人した女性です。

自分のインスタに写真を投稿するほど可愛がっていたのなら、他に出来ることはあったはずです。

本事件に関しては、藤原被告が池田被告への暴行は報じられていませんが、二人の間にも支配関係があったのでしょうか。

 

保育士をしている友人から聞きましたが、母親の中には子供をねこっ可愛がりして、ペットのように扱う母親がいるようです。

自分が抱っこしたいときだけ抱っこして、自分が可愛がりたいときだけ可愛がり、子供が抱っこしてほしがっても自分がしたくなければ放っておく…。

池田被告は、自分では詩梨ちゃんのことを可愛がっていたつもりだったのかもしれません。

裁判中、何度も首を傾げたり、振ったりしていたのは「自分は子供を可愛がっていた」と主張したいのだと思います。

しかし、子供を産み育てることとただ可愛がることは、同じことではないのです。

最後に

池田被告がどのような判決を受けても、詩梨ちゃんはもう戻って来ません。

最近では、児童相談所が介入し、子供の命が守られることも多いといいますが、まだまだ家族だけの密室で過酷な日々を強いられている小さな子供が多いのも現実です。

何度も繰り返される幼児の死亡事件。

今こうしている間にも、苦しんでいる子供たちがいるのかと思うとやりきれない思いでいっぱいです。

 

9日には、さらに弁護側の証人として医師が証言台に立つ予定です。

 

以下の記事で、東京都目黒区で起きた事件について書いています。

よろしければ、併せてご覧になってみてください。

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「目黒女児虐待死事件の真相」に関する記事を読んで思ったこと

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