ダッシュダイエットは高血圧の予防・治療を目的とした食事療法!

あなたはダッシュダイエットというダイエットをご存じでしょうか?

高血圧の予防治療を目的とした食事療法のことです。

今回はこのダッシュダイエットについて調べてみました。

ダッシュダイエットとは?

トマトとパプリカなどのフレッシュサラダ

ダッシュダイエットのDASHは、Dietary Approaches to Stop Hypertension(高血圧を抑えるダイエット)の頭文字を取って名付けられたようです。

これは、アメリカ合衆国保険福祉省のアメリカ国立衛生研究所にある国立心肺血液研究所が、高血圧を予防治療するために考え出された食事療法です。

 

ダッシュダイエットは、カリウムの摂取量が高くなるため、腎臓に病気のある場合は、行うことが出来ないので注意が必要です。

ダッシュダイエットのやり方

スーパーの野菜売り場

ダッシュダイエットで食べていいもの・いけないものを表にまとめてみました。

 

食べてよいもの 食べてはいけないもの
家禽類(鶏肉など鳥類) 牛 豚 羊など獣肉と脂身
果物 砂糖を多く使った食べ物と飲み物
野菜 塩分を多く使った食べ物と飲み物
全粉粒の穀類 ココナッツオイル
無脂肪・低脂肪の乳製品 パーム油
飽和脂肪酸が多い食品
豆類・ナッツ類
植物油

 

ダッシュダイエットは、カロリー計算をする必要はなく、以上に挙げた野菜、全粉粒の穀類、無脂肪・低脂肪の乳製品、果物、魚、豆、ナッツ、家禽(鶏肉など鳥類の肉)、植物油を摂取するダイエット法です。

食塩、砂糖を使った食品や飲み物、牛・豚など獣肉の脂身、全脂肪の乳製品、パーム油、ココナッツオイル、飽和脂肪酸が多い食品を制限しています。

 

ダッシュダイエットの具体的なやり方

  • BMI25未満の適正体重を維持するため摂取カロリーを適正な範囲に抑える。
  • 高カロリーな脂肪分の摂取を減らす。
  • 摂取する脂肪を、牛や羊、豚などの獣肉から魚油にする。
  • ナトリウムの摂取量を減らし、ナトリウムを排出するカリウムやマグネシウムを野菜と果物から摂取する。
  • 食物繊維を積極的に摂取する。

 

以上のことを守りましょう。

ダッシュダイエットの効果

フルーツを盛りつけたお皿

ダッシュダイエットは、本来血圧を下げるために考案された食事療法ですが、栄養素をバランスよく摂取できるように考案されているので、ダイエットにも効果があります。

 

この食事療法では、たんぱく質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維を豊富に摂取することができます。

 

肥満は、高血圧の大きな原因の一つであるため、この食事療法を行うことで、ダイエットも出来るというわけです。

高血圧以外にも、循環器系の病気に心配のある方などにも効果があります。

ダッシュダイエットの注意点

野菜、きのこ、果物、ナッツ

以下のような点に注意してダッシュダイエットを行います。

  • 穀類は全粉粒であることが重要
    日本で販売されているライ麦パンなどは、小麦粉が半分ほど使われている場合があるので注意が必要です。
  • ナッツ類の摂取量に注意
    ナッツ類は食物繊維や体に良いオイルを含んでいますが、高カロリーなので多く摂りすぎないようにします。
  • 野菜・果物・乳製品を豊富に摂る
    野菜は冷凍の物でも可能で、果物は缶詰でも可能ですが、塩漬け・砂糖漬けになっているものは洗い流します。
    また、乳製品については無糖・無脂肪のものを選びましょう。
    チーズは、塩分が多いので減塩のものなどを選ぶと良いでしょう。
  • SWEETS類
    1日に15gまでしか砂糖は摂取できませんので、SWEETS類はほんのわずかしか摂ることが出来ません。
    間食は果物で摂るようにしましょう。
  • 塩分
    塩分は控えめにする必要がありますが、少なすぎてもよくありません。
    食塩なら3.8gは摂取するようにしましょう。
  • 食事は1日3回
    食事は1日3回に分けて摂るようにし、一度の食事で大量の食事をするのを避けましょう。

 

ダッシュダイエットには、特に推奨されているメニューなどはありません。

以上に挙げた注意点に留意することで、ダイエットにつながります。

人工透析を行っている方はダッシュダイエットは行えませんので注意してください

ダッシュダイエット 最後に

ダッシュダイエットは、高血圧と肥満の両方がある人におすすめのダイエット法です。

慢性的な腎臓病がある方は、ダッシュダイエットを行って良いかどうかを医師のアドバイスを受けるようにしてください。

ダッシュダイエットは、厳密なカロリー計算も不要なので、健康な方にとっては高血圧予防と減量が同時に出来るダイエット法だと言えるでしょう。