【明日は仕事納め】忘年会スルー|思い込み流されること

明日、仕事納めの会社が多いようですね。

そして、今年はTwitterのトレンドに「#忘年会スルー」が上がり、忘年会に不参加表明する若い人が多かったと、NEWSにまでなっていました。

忘年会スルーがトレンドに

私は、約9か月ほど会社組織で仕事をしていません。

webライターをしながら、ブログを書いています。

 

今年の年末は、本当に仲のいい友人たちとはクリスマスパーティーをしましたが、忘年会にはひとつも参加していません。

社会に出てから初めてのことです。

今までは、無理に参加していたというより、忘年会も仕事のうちだと思っていた(言い聞かされていた)ので、参加するのが当たり前だと思っていました。

 

今年、「#忘年会スルー」というハッシュタグがTwitterのトレンドに上がっていました。

TVのワイドショーで取り上げられるほど、話題にもなりましたね。

 

最近の若い人が、行きたくないものには行かない…とはっきり言えるのは、とても良いことだと思います。

私は、「飲み会は楽しいものだ」と思い込み、勘違いしながら、会社組織で働いて来たのだということに今年になってやっと気がつきました。

思い込み流されること

私は、一度、過労から膵臓に炎症を起こして入院したことがあります。

ときどき、激しい腹痛と背中の痛みと吐き気に襲われて、翌日病院に行こうとしたらケロリと治っている…ということが半年に一度くらいの割合で起こっていました。

しかし、その間隔が半年から3か月、3か月から月に1度という具合に、どんどん短くなっていきました。

そして、病院に行き、検査を受けたら、少し膵臓に炎症を起こしていると診断されました。

 

そのとき以来、私はお酒を飲むことが出来なくなりました。

身体が、アルコールを受け付けなくなったのです。

私は、もともと外でしかお酒は飲まないし、飲まない人と会っているときは一切お酒は飲みませんでした。

特別お酒が好きだったわけではなく、会社の飲み会で飲まないのは無粋だと勝手に思っていたような気がします。

 

そして、今よーーーーく考えたら、会社の飲み会は、全然楽しくなかったです。

 

会社の飲み会に出席するなら、本を読んでいたかったし、映画観た方が楽しいし、愛犬とたわむれる方がずっと幸せだと自分でわかっていたのに、なぜかその頃の私の中には「職場の飲み会に参加しない」という選択肢はなかったのです。

 

これは、一体何の呪い?w

 

思い込みって怖ろしい。

職場の飲み会を断る罪悪感と刷り込み

私が、兵庫県の某市役所でアルバイトをしていたときのこと。

どうしても、勤務時間外で顔を見るのが耐えられない人がいました。

障害のある方が出来ないことがあると罵倒し(足に障害のある方なので早く歩けないのに早く歩けと言ったり…)、不妊治療に懸命に耐えている人を悪しざまに言う輩がいて、私は仕事に関する必要なこと以外は、一切しゃべりたくないと思っていましたし、実際しゃべりませんでした。

 

この輩は、某市の市会議員の息子だということで、周囲もなぜか甘やかしご機嫌を取るのです。

 

雨が降った月曜日は、必ず有給休暇を取るという救いようのなさでした。

 

その輩が、飲み会をセッティングしたというので、とりあえず、アルバイトの身なので丁重にお断りしたら、「お前はへんこ(偏固?)か!」と言われました。

 

私は関西人ですが、へんこという下品な関西弁が死ぬほど嫌いです。

 

喉元まで出かかった「あんたと飲みに行きたくないだけだよ!」という言葉を、グッとこらえたのはなぜだったのでしょうか。

今だったら、絶対、正面切って言ってやるのに。

 

そして、なぜか職場の飲み会を断ったことに、罪悪感のようなものを感じました。

これだけ、嫌いな相手が設定した飲み会でも。

 

私は「職場の飲み会は参加して当然」「断るなんて協調性がない」…と組織の中でそんな風に刷り込まれていたのかもしれません。

 

イマドキの若者が、嫌なものは嫌だと言えること、心の底から良いことだと思います。

最後に

今は「個の時代」。

嫌なものは嫌だと言える時代になったんです。

だけど、私が20代の頃は「みんな我慢して飲み会行ってるんだから、あなたも我慢しなさいよ」的なよくわからないことがまかり通っていたのでした。

本当に時間を無駄にしたなぁと思っています。