誰もが、いつ命を失うかしれません。
しかし、私自身を含め、それを本気で考えながら生きている人は少ないと思います。
「もし、人類があと3か月で滅亡するとしたら私は何をするだろう?」と考えてみました。
もし3か月後に人類が滅亡するとしたらやりたいこと
あなた自身はとても元気でいつもと変わらず、しかし、もし3か月後には必ず人類が滅亡するとわかっていたら、どんなことをしたいと思いますか?
とにかく生き残るために何かをする…という考え方もあるとは思いますが、それも不可能だとします。
私だったら、こうしたいと思うことを書いてみます。
1か月目…会いたくても会えなかった人に会いに行く
よく年賀状などで「今年はぜひ会いたいですね!」と言いながら、実際には日々の忙しさにかまけて会えないことって多いです。
でも、私は年賀状を書いているときには本気で「今年はこの人に会いたいなぁ」と、思って書いています。
そのため、人類滅亡3か月前の1か月目には、今まで会いたかったけど会えなかった人に会いに行きたいと思います。
私の学生時代の友人は、実はいつでも会える近くに住んでいる人が一人だけなのです。
もともと私自身が、それほど友達が多い方ではなく、深く狭く付き合うタイプだというのもありますが、ご主人の仕事の関係で海外や地方にいる友人がほとんど。
海外ならニュージーランド、イギリス、タイ、北京、国内でも熊本や宮城、北海道など私が住んでいる関西からは少し遠いのです。
その友人たちに会いに行きたいと思います。
もちろん、友人たちの全てがあと3か月しかないのに、私に会うことにさいてくれる時間がそれほど多いとは思いませんので、1日だけ…時間を共にしたいと思います。
2か月目…行きたくても行けなかったところへ行く
会いたい人に会えたら、今度は行ってみたかったけど行けなかったところに行ってみたいです。
絶対行けないわけではないけれど、金銭的な問題や体調なども考えると行けなかったところがいくつかあります。
私は持病があるので、あまり遠くに旅をすることが出来ないのですが、あと3か月で人類が滅亡するなら金銭的なことや体調もそれほど気にすることはないと思います。
- オーロラを見てみたい
オーロラはタイミングが難しいらしいですが、一度見てみたいですね。 - 南の島でのんびり、日焼けを気にせず水着になりたい
日焼けを気にしないで、思いっきり南の島を楽しみたいですね。
ハワイや沖縄には行ったことがないので、美しい海辺で数日間過ごしてみたいです。 - 20代の頃に行ったヨーロッパの美術館巡りをまたしてみたい
大学時代とOL時代に、ヨーロッパの美術館巡りの旅をしたのですが、とても有意義で楽しかったです。
また、あんな旅がしたいです。
2か月目の1か月間で、これが全部できるかどうかは別として…ですが、2か月目にやりたいことはこんな感じでしょうか。
3か月目…出来るだけ普通に生活する
- 犬と暮らしたい
たった3か月だけですが、また愛犬と暮らしたいです。
今は、持病のために満足にお散歩にも連れて行ってあげられないので犬との暮らしをあきらめていますが、お散歩をさせてくれるシッターさんをお願いしてでも、最期にはやはり犬と暮らしていたいです。
これは3か月目というより、人類滅亡がわかった時点で、始めたいことです。
旅行にも一緒に連れて行きたいです。 - 小説を書きたい
実は、私は20代の頃、小説家の先生について小説を書いていました。
先生はもう亡くなってしまったのですが、ずっと「夢は叶うと信じなさい。そのためには行動しなさい」といつも言われていたのですが、なかなか実行に移すことが出来ていません。
いくつか小説を書いたことはあるのですが、先生が主宰されていた同人誌に発表しただけです。
webでのライティングと小説は全く違うものですが、文章を書くことはとても好きで楽しいです。
書きかけで放りっぱなしの長編小説を1つ書き上げたいです。 - 毎日お花を飾りたい
フラワーアレンジメントを習っていた頃のように、いつも生花が溢れる生活がしたいです。
今は本当にたまにしかお花を買わないので…。 - ブログを書き続けたい
これは、今と同じで毎日ブログを更新し続けたいです。
最後の1か月は、愛犬と共に、普通の暮らしをしたいです。
好きな文章を書きながら静かな最期を迎えたい…というのが今の望みです。
運命について
あなたは、「運命」を信じますか?
私は、人間はあらかじめ決まった「運命」を持って生まれて来ると信じています。
どうあらがっても、あらがいきれないものだと思っています。
反省しても後悔はしない
私が今、ひとりで生きていることや子供を産むことが出来ないこと、病気のこと…それはすべて生まれたときから決まっていた「運命」だと思っています。
だから、私は自分自身のことに限っては、反省はしても後悔をすることはありません。
決まっていることだから、後悔する必要はないのです。
前向きにあきらめる
私は人生を「前向き」にあきらめることを知りました。
投げやりになったり、厭世的になっているわけではなく、あらかじめ決まっていることだから運命に逆らおうとはしないということです。
私は人生を前向きにあきらめています。
もし人類が3か月後に滅亡しなくても
こうして、考えてみると、本当に自分のやりたいことが見えてきませんか?
あと3か月で人類が滅亡するならやってみたいこと。
それは、今からでもいくらでも出来ることです。
雑多で多忙な日々の中に、置き去りにされてしまった「自分が本当にやりたいこと」。
人類が3か月後に滅亡しなくても、いくつかは必ず実行できることです。
実際には、人類はおそらく3か月後に滅亡はしていないと思うので、今日からすぐにやりたいことを1つづつやっていくことができるはずです。
よく言われるように、頭で考えているだけでなく行動することは、何をするにも大切なことですね。
最後に
人類があと3か月で滅亡するとしたらやってみたいことはなんだろう?と考えたことが「本当に自分がやってみたいこと」だということ。
そして、それは、今日から少しづつ始められることなのです。
一度きりの人生、もう一度自分の気持ちに素直になってみても良いと思います。