コロナウイルスの蔓延で、仕事が少なくなったり、自宅待機で収入が激減している人が多くなっています。
そんな中で、夫婦間でのDVや離婚が増えていると言われています。
ストレスの重なる時期ですが、どのようにこの危機を乗り越えていけば良いのでしょうか。
コロナウイルス感染予防の自宅待機で
普段は、出張や残業で家にあまりいない夫が、ずっと家にいることで妻側のストレスが溜まり始めているようです。
また、主婦友達とのランチ会や女子会に行けなくなっていることもストレスとなっているようです。
自分自身のパートもシフトが減らされ、夫の収入も少なくなってしまったことから、不安や不満を感じ始め、普段なら決して言わない「あなたの稼ぎが少ない」という言葉を言ってしまう人がいるようです。
確かに、ずっと出かけることも出来ず、家にいなければいけないことや収入の減少はストレスのたまるものです。
しかし、人間の怒りは6秒が頂点だと言われています。
カッとなって言ってはいけない言葉を言わないためには、心の中で6秒数えてみましょう。
コロナウイルスが引き金?
もちろん、一緒にいる時間が長くなったからと言って離婚してしまうのなら、もともとお互い既に夫婦としての気持ちは離れてしまっていたのかもしれません。
しかし、そこには、コロナウイルスに感染してしまう不安が新たなストレスとして加わってしまっているのではないでしょうか。
心が離れてしまっていた夫婦に、コロナウイルス感染不安が離婚の引き金になってしまったと言えそうです。
不安は人を変えてしまいます。
友人の内科医(街の開業医)曰く、熱もなく咳もなく味覚障害等もなく、ちょっと鼻水が出たり、乾燥のために喉が痛くなっただけで、毎日、PCR検査をしてくれと待合室を動かない、少しノイローゼ気味の方もいるそうです。
どうしても死亡率が高いことやわがままになってしまうことなどが原因なのか、そういう人は高齢者の方だそうです。
誰もが心配ではありますが、今一度落ち着いてみることが大切です。
特効薬やワクチンが出来ることも、そう遠い未来ではないと思います。
コロナウイルスで夫婦間での殺人まで
東京都江戸川区では、コロナウイルスのせいで夫婦間での殺人事件まで起こってしまったようです。
普段はとても仲の良い夫婦だったそうで、容疑者の夫は一時の怒りに任せて妻を突き飛ばしてしまったらしく、今頃、きっと後悔しているのではないでしょうか。
収入面での言い合いがあったようで、夫としては、仲の良い夫婦だったからこそ、妻に言ってほしくなかった言葉だったのでしょう。
これは、殺人ではなく過失致死になるはずです。
自分が怠けているわけではなく、コロナウイルスのために仕事が減ってしまったのですから、お互い思いやりを持ってこの危機を乗り越えていかなければ…。
また、今、各家庭で外出できない不満や感染不安から、DVが増えていると言われています。
コロナウイルスの流行がなければ、そんなこともなかったご家庭でも起こっているとのことです。
今を生き延びるために今大切なことは感染予防と共に、家の中でも楽しめるものを見つけ、出来るだけストレスを感じない生活をすることです。
最後に
コロナウイルスに打ち勝つために努力している中で、離婚や殺人が起きてしまうほど悲しいことはありません。
誰でもカっとしてしまうことはありますが、心の中で6つ数えて、怒りの頂点を脱しましょう。
冷静に落ち着くことで、きっとこの危機を乗り越えることができます!