ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想 主演・杉咲花/杉野遥亮|夢を見る

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こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想です。

今回は、赤座家に森生と獅子王を招いて、イズミのバースデーパーティ。

青森に撮影に行っていたはずの父が、突然戻って来て大慌ての4人でしたが…。

ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想 はじめに

シュークリーム

あらすじ

交際が順調に進み、すっかりカップルらしくなったユキコ(杉咲花)と森生もりお(杉野遥亮)。その一方で、盲学校で開かれる『就職相談会』を翌週に控えたユキコは、卒業後の進路について頭を悩ませる。夢と現実の間で将来の展望が見えない中、相談会に訪れるイケメン担当者の名前が『ひやま』だと聞いたユキコは、ある予感を感じるが……。

そんな中、ユキコは翌日に迫ったイズミ(奈緒)の誕生日を祝うため、父・誠二せいじ(岸谷五朗)の出張の間に森生と獅子王ししお(鈴木伸之)を家に招き、誕生日会を開こうと企画する。彼女の家へ初のお宅訪問をすると聞いて盛り上がる花男はなお(戸塚純貴)たちの一方、緊張する森生はその夜、なぜか不穏な夢を見てしまい……。

そして誕生日会当日。森生は準備をするため、ユキコの待つ赤座家へ。ユキコの部屋で二人きり、いい雰囲気になる森生……。しかし、出張が延期になった誠二が、森生と獅子王のいる家に突然帰宅するハプニングが発生!赤座家は彼氏と父親が想定外に鉢合わせる緊急事態に襲われる!

その後、イズミも帰宅し、史上最高に気まずい雰囲気で誕生日会がスタート。森生の『いい彼氏』っぷりが気に食わず、張り合おうとする誠二だが、獅子王とはまさかの意気投合!?さらに、お酒が進んだ獅子王の『普段は見せない一面』に、イズミの恋も加速する!先の読めない誕生日会の中、目が見えなくなってから将来の夢について考えなくなっていたユキコには、小さな夢が叶うサプライズが訪れようとしていた……。

[引用元]日本テレビ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」公式サイトSTORY

登場人物

赤座ユミコ/杉咲花
盲学校の高等部に通っている女の子。大きい文字ならうっすら読めるくらいの弱視。普段は白杖を使って生活している。前向きな性格で気が強い。母は数年前に他界。現在姉と父との三人暮らし。

黒川森生/杉野遥亮

地元では有名なヤンキー。レンタルビデオ店でアルバイトしている。高校は数日で中退。中学の時、ケンカで顔におった傷がある。そのせいでバイトもなかなか見つからなかった。周囲から疎外感を感じている。ある日、ユミコに出会い、一瞬で恋に落ちた。

赤座イズミ/奈緒

ユミコの姉で、ネイリストをしている。ユミコの母親代わりとして、いつもユミコを心配している。ときにその心配が過剰になることがあって…。

赤座誠二/岸谷五朗

ユミコとイズミの父。カメラマンをしている。気の強い娘たちに戸惑いながらも、ときどき深い言葉で周囲を感動させる。

金沢獅子王/鈴木伸之
森生のライバル。隣町の元ボス。森生の顔に傷をつけた男。

緑川花男/戸塚純貴

森生の仲間で、小学校時代からの付き合い。

桃井草介/堀夏喜

森生の子分。ケンカが強い森生を尊敬している。

紫村空/田辺桃子

ユミコの盲学校の同級生。行動力のある女の子で、恋愛にも積極的。視野が欠ける弱視。

青野陽太/細田佳央太

ユミコの盲学校の同級生で、生まれつきの全盲。

茶尾店長/古川雄大

盲学校近くのハンバーガーショップの店長。口癖は「チャオ!」

案内人/濱田祐太郎
盲目のコメディアン。ときどき登場し、自身の体験から豆知識を披露してくれる。

ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想 

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イズミのバースデーバーティ

ユキコ(杉咲花)は、姉のイズミ(奈緒)のバースデーパーティに森生(杉野遥亮)と獅子王(鈴木伸之)を呼ぶことにしました。

イズミと獅子王が同じスポーツジムで、いい感じなのを知ってサプライズです。

ちょうど、その日は誠二(岸谷五朗)が青森に撮影に行って不在。

パーティのことは、誠二には話していません。

そこに誠二が撮影が延期になったとかで、家に帰って来てしまいます。



慌てる森生と獅子王。

二人はお風呂場に隠れることにしました。

バスタブに大きな二人が重なり合って隠れます。

獅子王、ちょっとラッキーだったね。

結局、誠二がお風呂に入りたいと言い出して、二人は見つかってしまうのですがw。



お決まりの父が娘の恋人に嫉妬するシーン。

険悪な感じではないのですが、面白かったですね。

ちょっぴり、お父さんだけ不機嫌で、獅子王には優しいのですが、正式につきあっている森生には冷たいw。

獅子王に促されて、森生は誠二に挨拶をしますが、「僕は君のお父さんではないが。ないが」というのも、お約束ですが思わず笑ってしまいます。

本当に娘たちを愛するお父さん。

一人怒っているお父さんですが、愛が溢れるシーンに思わず笑みがこぼれてしまいます。

ゆか
ゆか

イズミさん、愛されてますね。獅子王が来てくれて本当にうれしそうです。

酔った獅子王

突然、誠二が「ユキコクイズ」を始めて、森生がどれだけユキコのことを知っているかというクイズを始めます。

誠二が知っているユキコとは、今のユキコは違っています。

森生の正解率が高くて、誠二はさらにご機嫌斜め。

最後は、ユキコの初恋の人は誰か?というクイズで、ユキコの幼馴染の「緋山くん」という名前を出してきます。

お父さん、意地悪だなぁw。



ユキコクイズがひと段落したら、今度は酔った獅子王が「森生クイズ」を始めますw。

最後の問題は、森生の顔の傷のことでした。

獅子王は、今もずっと森生の顔に自分が傷をつけてしまったことを後悔しているのです。

森生は、もう何とも思っていないようなのですが、森生が今までバイトが決まらなかったり、生きづらさを感じさせられたのは顔の傷のせいでした。



獅子王も、森生も、元ヤンだけど心根の優しい青年たち。

礼儀正しいし、誠二が言うように「若気の至り」は誰にでもあることなのです。

ゆか
ゆか

イズミは、獅子王のいろんな顔を見てもっと獅子王を好きになってしまったようです。酔って寝てしまった獅子王がイズミの膝に倒れ込んで来て、指先でちょっと触れるイズミが可愛すぎた。

ユキコの夢

ユキコの夢は「森生の顔を見ること」。

さっきの森生クイズのときに、森生の顔のほくろの問題が出されたのですが、ユキコには見えないのでどこにほくろがあるのかわからないのです。

それを、酔いがさめた誠二が聞いています。



父親として、娘が彼氏の顔を見ることが夢だと聞いたら、どんな気持ちになるのでしょうか。

目が見えれば、当たり前のことがユキコにとっては当たり前ではないのです。

ゆか
ゆか

ユキコ、森生の顔をはっきり見えていないのに好きになったんですね。人は見た目も大切ですが、やはり人間性が一番大切だということがよくわかります。ただ、ユキコは森生にしても緋山くんにしても、うまい具合にイケメンを引き当てててすごいw。

イズミの告白

赤座家のリビングに鍵を忘れて帰った獅子王。

イズミが届けてくれます。

イズミは、誕生会で獅子王のいろんな面を見て、気持ちが溢れてしまいます。

そして、イズミは「獅子王サンのことが好きなんです」と告白。

獅子王は「自分は普通じゃないんです。俺の思い人は男なんです」と言います。



獅子王、普通じゃないなんて…。

そんな悲しいことを言わないでほしい。

恋に性別なんて関係ないのです。

イズミも、一切偏見はなくて、獅子王のことを普通ではないなどと思っていません。

ただ、純粋に失恋して落ち込むイズミ。

写真

誠二は、ユキコと森生を自分のスタジオに呼び出します。

大きく引き伸ばした森生の寝顔の写真。

ユキコは写真に顔を近づけて森生のほくろを見ます。

ぼんやりと森生の頬のほくろが見えたユキコ。



本作は、本当に愛が溢れています。

誠二さんも森生には冷たくしていましたがw、それも単なる父親の焼きもちで森生を嫌っているわけではないのです。

そして、ユキコと森生を並ばせ、写真を撮ります。

誠二は、いつか脳に直接信号を送って、目が見えない人にも写真が見れるようになる世界が来るかもしれないと言って、ユキコの赤ちゃんの時からの写真をタブレットに残しています。

近いうちにそんな時代がきっと来ると思います。

スマホやTV電話やZOOM会議など、少し前まではSFの世界でしたから。

ゆか
ゆか

二人は、誠二にたくさん写真を撮ってもらいます。誠二は森生のことをまだ認めたわけではないと言いながら、素敵な写真をたくさん撮ってくれました。

私の推し

失恋してしまったイズミですが、翌日、スポーツジムに行って、トレーニングする獅子王の隣のマシーンに座ります。

そして、「私、獅子王さんの『推し』になってもいいですか?」と聞くイズミ。

獅子王の恋の相手にはなれないけど、友達とも違うし、諦めることも出来ないので、『推し』が一番しっくりくるというのです。

『推し』の幸せがファンの幸せ。

イズミは獅子王の側で獅子王が幸せになるのを見届けたい…。



本作は、本当に素敵な世界。

みんなに幸せになってほしいと思わせてくれるドラマです。

ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想 最後に

ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第7話の感想でした。

今回も、愛で溢れた素敵なターンでした。

イズミが獅子王に告白して、獅子王がカミングアウト。

二人がつきあうことはないのかもしれませんが、悲しいエピソードにはなりませんでした。

獅子王がイズミの『推し』になるというのが、とても素敵。

今回もあたたかい気持ちになりました!


以下の記事で、第6話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。

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