マルチ商法の勧誘?|いきなり大声を上げて威嚇する怖い女

先日、お買い物したあとに、1人で〇島珈琲でまったりしながら本を読んでいたら、私の隣に座っている女性二人の様子が何となくおかしい…。

二人の女性

始めは二人とも落ち着いて普通の声の音量で話していたような気がするのですが…。

突然、机をたたきながら片方の女性が「そうよ!それはわかってる!」と唐突な大声。

静かめなカフェなのに、ちょっと迷惑だなと思いながら、チラッと見ると、怒鳴られた方の女性が軽く頭を下げていました。

周囲の人も「何事?」って感じでチラチラみてました。

「私がここまで説明したこと理解してないってことよね?」と難詰され出して…。

関係ない私がコーヒーカップを落としそうになるほどの剣幕。

すると、しばらくはまた普通のトーンで話し始めて、また大声で恫喝の繰り返し。

この緩急が、さらに怖さを増幅させていました。

年齢的には、どちらも30代くらいの普通の女性なんですが、不労所得…メンター…行動しない…決断できない人は…自己投資…とか、もしかしてこれって…?という単語がたくさん出て来ました。

 

でも、大人しい方の人が、「友達に言ったらねずみ講だって言われて…」という言葉が聞こえて来たので…これが噂のマルチ商法の勧誘?!

 

私の耳は、ダンボ以上に大きくなってしまいました。

「私はあなたに期待してるんだよ」

「忙しいのに今日だって時間取ってもらってるの(誰かがもう一人来るってことか)にそれじゃ話にならない!」

「もう、今の段階でそれはありえないから!!!」

などなど、どんどんヒートアップして、店中響き渡る声で不穏な単語が飛び交い、聞こうとしなくても聞こえてくる…。

おそらく2時間以上

私がカフェに入ったときには、お二人は既に隣に座っていたので、おそらく2時間以上はこれを繰り返しているようでした。

怖い…。

私は1時間半ほど本を読んで、そろそろ帰ろうかとしていたら、お店の方がそっと二人に近づいて来て、何か言ってたのですが、怒鳴る女性はそれは完全無視で、イライラしながら「もう一人、人が来るので!!!」と言い返してました。

 

ここまではっきりした感じは初めてだけど、ミスドやドトールで同じような光景は何度か見たことがあります。

でも、そちらではわりと穏やかな感じで話してたんだけど…今回のは本当に怖かったな。

 

マルチ商法の勧誘なのか、何の勧誘なのかはわかりませんが、あんなにヒステリックに恫喝する人と、「何かをする」気にはなれないのではないかと思います。

ア〇ウ〇イの勧誘にあったときの話

そんな私も、一度、洗剤の実験で有名なア〇ウ〇イの勧誘にあったことがあります。

 

新入社員時代に、アルバイトの女の子に「おいしいケーキ屋さん知ってるので、帰りにお茶しませんか」と誘われて、のこのこついていく同期と私。

すると、ものすごく派手な花柄のワンピースを着た同世代(20代前半くらい)の女性と他に二人の女性が先にお店に来ていました。

「私のお友達なので、同席でいいですか?」とアルバイトの子に言われ、何となくへんな雰囲気になりながらもw「はぁ…私たちはいいけど…」

すると、洗剤のデモンストレーションが始まって、花柄のワンピースの人の自慢話が始まり、入会の話になって…。

入会金が確か¥7,000だったかな。

先に来ていた二人の女性は即断で入会(サクラかな)。

もちろん、私たちは断わりました。

するとさっきまでにこやかだった花柄が「そんな少ない収入で満足なの?あなたちに夢はないの?」と豹変。

「夢はありますけど、お金では買えない夢なので」

「どんな夢?今すぐはっきり言ってみて」

「初対面のあなたに言う義務はない」

「言えない夢なんて夢じゃない」

「そんなことはない。あなたみたいな人に言いたくない」(ほとんど子供の口喧嘩w)

「私の月収30万円だよ?そうなりたいと思わないの?」

 

私と同期は総合職で入社しているので、彼女の月収とそれほど変わらなかった…。

 

それを言ったら、顔を真っ赤にして黙ってしまったあと「入会してくれた二人は夢を叶えましょう。こんな向上心のない人のことは放っておけばいいわ。あとで悔しがってもあとの祭りだよ」

私と同期は、自分のケーキセット代を置いて、先にお店を出ました。

 

その後は、アルバイトの子ともあまり言葉を交わすこともなくなりましたが、人懐っこく私たちに話しかけてきてた目的もそれだったか…ということで、まあ、人生いろいろだわね…と同期と納得したのでした。

最後に

お金は大切です。

どれだけあっても邪魔にならないし、豊かな生活はすばらしい。

だけど、私は不労所得に魅力は感じない。

労働してお金をいただきたい。

私は、働くのが好きなのです。