【承認欲求の塊】『匂わせ女子』の不思議な心理|なぜ匂わせるのか?

SNSで、彼氏の影をチラチラ出してくる「匂わせ女子」。

あと、「カフェで休憩してます」とコーヒーとケーキの画像を載せて、背景にハイブランドの新作バッグをチラリと写し込んでいたり…。

一体、この心理はどこからくるものなのでしょうか。

匂わせ女子の目的ってなに?

2つのワイングラス

「匂わせ女子」として一躍有名になったのがw

国民的アイドルグループのメンバーと結婚した元女子アナの女性。

 

ファンの人からしたら、イライラさせられた方も多かったようで…。

 

しかし、この「匂わせ女子」の心理は一体どこから来るものなのでしょうか?

結婚するのであれば、自分の夫となる人のファンをわざわざ嫌な気持ちにしてまでこういった行動に出る理由が、私には今一つ理解できません。

良い悪いではなく、素朴な疑問。

 

それに、あの国民的アイドルとつきあってることを匂わせるより、「二人だけの秘密」にしておく方がいろんな意味で幸せな気もするのですが、それより「承認欲求」が勝ってしまうということなのでしょうか。

 

人間の心理というか、女性の心理は複雑です。

そんな私も一応女性なのですが、よくわかりませんw

「匂わせ」って、実はすごくカッコ悪いことだと思うのですが、みなさんはどう思われますか?

ターゲットに対するマウンティング?

猫と女性の写真

これが、独身同士の間で行われているのであれば、特に「問題」はないのかもしれません。

しかし…

例えば、この数日間、ワイドショーを賑わせている既婚イケメン俳優と清純派女優の不倫カップル。

清純派女優さんのInstagram(2020.1.24閉鎖)には、たくさんのその既婚イケメン俳優さんのpicがpostされていたようで…これは匂わせどころの騒ぎではなかったようです…。

このお二人の場合は、不倫なので逆に「匂わせたらあかんやつやん」と突っ込みたくなりましたが、どうしてなんでしょうね。

この女性心理は。

清純派女優さんは、ただ、ご本人曰く「10代最後の大恋愛」に舞い上がっていただけなのか、大物女優でもある奥様に対するマウンティングなのか。

 

これは、人としても道徳的にもいかがなものかという感じ。

 

まあ、当事者間の問題なので、外野がどうこう言うこともないのかもしれませんが、やはり、この女性心理が理解できない…というのが私の本音です。

というわけで、調べてみました。

承認欲求と自己顕示欲

手をつなぐ男女のシルエット

承認欲求と自己顕示欲は、同じ意味として使われがちですが、実は少し違うようです。

承認欲求とは…

  • 認められたい
  • 尊敬されたい
  • 羨ましがられたい
  • 自分が優れた人間だと思われたい など

常に、他者の存在が必ず根底にあることが条件とした感情のことをいうそうです。

なるほど…「羨ましがられたい」ということなのですね。

つき合っている人が人気者の場合、そのファンに「羨ましがられたい」欲求が抑えられなくなった結果、「匂わせてしまう」という行動に出てしまったということです。

承認欲求が強いというのは、いろんな意味で大変だな。

 

自己顕示欲とは…

  • 自分自身の存在をアピールしたい
  • 他者に注目されたい

他者から注目されたいという感情は、承認欲求と似た部分がありますが、自己顕示欲は自分自身が主体です。

自己顕示欲は、自分をアピール出来れば満足感を得られるのでそこで話は完結します。

しかし、承認欲求は、他者に認められ、羨ましがられ、尊敬されたい…ということなので、他者を巻き込んでしまうこととなり、自己顕示欲に比べるとちょっと面倒な感じ…とでもいうのでしょうか。

 

ちなみに、承認欲求は正式な心理学用語のようですが、自己顕示欲は違うとのこと。

 

そして、承認欲求という言葉は、スマホやSNSの普及により、多く使われるようになった言葉だと言われています。

そういえば「自己顕示欲が強い」という言葉はかなり昔から使われていた言葉ですが、「承認欲求が強い」という言葉は、ごく最近一般的に使われるようになった言葉のように感じますね。

Instagramの影響がかなり大きいと言えるのではないでしょうか。

芸能人でも有名人でもない一般人が、SNSに画像をアップすることで自分を手軽にアピールできる時代。

しかし、それが永遠に消えない「デジタルタトゥー」という負の要素とならないように、気をつけたいですね。

 

そういえば、「デジタルタトゥー」というドラマが2019年に放送されていましたね…。

あれ?出演者の中に…。

まとめ

誰しもが「人に認められたい」という気持ちは、根底にあるものです。

しかし、そのときの軽い気持ちでやってしまったことが、人生を左右することもあるということは、常に心に留め置きたいことでもあります。