こんにちは。
はるき ゆかです。
原作は、マイケル・ボンドの児童文学書「くまのパディントン」です。
大人から子供まで楽しめる、心温まる物語です。
パディントンの表情が、とても愛らしく癒されます。
「パディントン」 あらすじ
イギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った紳士が、はるばるペルーから家を探しにやってきた。英国紳士らしく、とっても丁寧な言葉遣いで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。それは・・・彼が ”クマ” だから!やっと出会った親切なブラウン夫人に ”パディントン” と名付けられ、都会暮らしを始めてみたものの、野生の本能が邪魔してドタバタの連続!それでも、純粋で礼儀正しいパディントンは、はじめは煙たがっていた心配性のブラウンさんや子供たちとも仲良くなり、やがて街の人気者になっていく。しかし「いつまでもブラウン一家のお世話になっていられない」と、一人で家を探すことに。そんなある日、彼をつけ狙う謎の美女・ミリセントに誘拐されてしまう!果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか?そして、そこには、もっと素敵な何かが待っていた・・・!
[引用元]Amazonプライムビデオ「パディントン」あらすじ
愛らしい表情のパディントン

とにかく、パディントンの表情が豊かでとても愛らしいのです。
人の言葉を話すことができる知性を持ったくまのパディントン。
とても不思議なことですが、ロンドン市民は驚きながらも受け入れていくところも楽しいです。
トレードマークの赤い帽子とブルーのダッフルコートの秘密も、映画の中で明かされます。
特にダッフルコートの秘密は、とても心がほっこりします。
私には、パディントンの顔が、犬にとても近い顔に見えました。(犬好きなもので…)
目や鼻、表情が素晴らしくて、CGとアニマトロニクス(SFXの一種で生き物を模したロボットを使って撮影)の技術にも感動しますが、映画を観ている間は、そんなことも忘れて、本当に可愛いこぐまが動いているように感じられます。
謎の美女はニコール・キッドマン
珍しい動物をはく製にする謎の美女・ミリセントを、ニコール・キッドマンが演じています。
相変わらず美しいです。
ミリセントは、実はパディントンの叔父夫婦が若い頃に出会った探検家の娘なのです。
かなりの執念でパディントンを追いかけまわすミリセントを、パディントンがきりきり舞いさせるシーンは、スピード感があってワクワクします。
ロンドンに行きたい!

本作は、英仏合作映画とのことです。
小物類や家のインテリアの雰囲気など、ハリウッド映画とはまた違ったおしゃれさで、すごく可愛いです。
丸い形の赤いティーポットやサンドイッチ、ブラウン夫人の衣装もとてもロンドンっぽくて、ロンドンに行きたいなぁと思わせてくれます。
イギリスの人々が、毎日、お茶の時間を大切にしているところも、素敵です。
ブラウン家の親戚のバード夫人のお手製のマーマレードもおいしそうですし、お掃除道具のコレクションも、とても可愛いです。
みんな家族

パディントンがブラウン家にやってきた日、あるアクシデントが起こります。
パディントンは、とても礼儀正しくていい子なのですが、やはりずっと森で自由に暮らしていたので都会での生活を知りません。
ブラウン氏は、パディントンを家に泊めることを初めは拒否していたのですが、最後は命がけでパディントンを助けてくれます。
この優しくて素直で礼儀正しいこぐまは、ブラウン夫人だけでなく家族みんなの心をつかんでしまいます。
普通、いたずらっ子(パディントン自身は大真面目)のくまを普通に家族として迎えようとは思わないでしょう。
しかし、少しづつ、パディントンは家族の一員として、ブラウン家になくてはならない存在となっていくのです。
ラスト近くの街の音楽家たちの歌には、日本人まで出てきて、ちょっと変わった人、種別や人種に関係なく、みんなお互いを認め合おうとするメッセージが隠されています。
映画のメッセージはそこなのだと思います。
パディントンの可愛さに癒されながら、少し考えさせられる部分もあって、とても素敵な映画になっています。
コロナ禍の今、家族みんなで楽しめる、おすすめの映画です。
最後に
映画「パディントン」の感想でした。
小難しいことを考えずに、大人も子供も楽しめる映画です。
続編もありますので、ぜひ!