映画「キューブ(CUBE)」感想│誰が何のために作ったのか?

映画「キューブ」の感想です。

元祖脱出系ホラー映画とのこと。

ホラー映画なので怖いですが、ちょっと哲学的でいろいろ考えさせられました。

映画「キューブ(CUBE)」はじめに

あらすじ

性格や生い立ちが大きく異る6人の見ず知らずの他人が、知らぬ間に立方体の死のトラップが張り巡らされた出口のない迷宮に放り込まれる。どう迷宮に来たのか記憶がない彼らは、出口を見つけねばならない。

[引用元]Amazonプライムビデオ「キューブ(CUBE)」あらすじ

【監督】ヴィンチェンゾ・ナタリ

登場人物

クエンティン/モーリス・ディーン・ウィント
警察官。子供が3人いるが、妻とは別居中である。メンバーの中のリーダー的存在。

ハロウェイ/ニッキー・グァダーニ
職業は医師。中年の独身女性。イライラした様子を見せるが、障害のあるカザンに対しては一番優しい。

レブン/ニコール・デ・ボア
女子大生。数学科専攻。当初は怯えていたが、得意な数学で出口を見つけられそうになり、頼りにされる。

レン/ウェイン・ロブソン
刑務所から7回脱走に成功した初老の男性。脱獄のプロとしてキューブからの脱出を試みる。

ワース/デヴィッド・ヒューレット
職業は設計士。キューブの外壁の設計をした。気力がなくキューブからの脱出にも消極的。

カザン/アンドリュー・ミラー
精神障害(サヴァン症候群?)を持つ青年。しかし、実は…。

オルダーソン/ジュリアン・リッチングス
キューブの中で目覚め、動き出した途端キューブの仕掛けに身体を切り刻まれて死亡。

人間の恐怖

目が覚めたら、知らないうちに正方形の立方体の中に閉じ込められていたら…。

登場人物は全員、年齢、性別、職業など全く共通点がなく、お互い面識もありません。

また、この立方体に閉じ込められる前の記憶がある人、ない人、説明出来ない人…。

平凡な毎日が一転

人間にとって、こんなに怖いことってあるでしょうか。

平凡な毎日を、普通に送っていた一般市民だったはずなのに。

突然、こんな目に遭うなんて、理不尽すぎて、私だったら何も出来ずに何の役にも立たない、足手まといなだけなヤツになると思いましたw

オルダーソンの死

映画の冒頭で、一人の男性がキューブの中で目を覚まします。

眼球だけのアップから始まって、男性はゆっくり起き上がります。

キューブの六面全てに扉があり、それを一つづつ開けていき、3つ目の扉を開けたときに出てきた部屋に入っていきます。

部屋の中心に向かって歩いた途端、何の前触れもなく網目状の刃物のようなものが降りてきて、オルダーソンを切り刻んでしまいます…。

 

このシーンで、このキューブのいくつかの部屋には怖ろしい仕掛けがあることがわかります。

誰が何のために

まず、会社員のワースが眠っているキューブに、警察官のクウェンティンが血塗れの手で入ってきます。

そのあと、女性医師のハロウェイ、学生のレブン、脱獄王のレン。

ここに来る前

冒頭でオルダーソンが死に、クウェンティンは他のキューブで首を切られそうになって危うく避けたため、腕に怪我をしています。

そこからもわかるように、部屋には仕掛けがある部屋とない部屋があるということです。

そして、この5人全員が、ここに来る前、いつも通りの普通の日常を送っていたようです。

レブンは「ママが心配しちゃう」と言っているので、一人暮らしではなかったということ。

 

それなのに、小柄な女の子とは言え、大人の女性をどうやって運び、この部屋にいれたのか?

キューブの数字

キューブの扉の境目のプレートには、一つづつ異なった数字が3つ。

その3つの数字のうちのどれかが素数なら、仕掛けがあり、素数でなければ仕掛けがないということに数学科の学生のレブンが気づきますが…。

出口を見つけたのは

何とかして外に出ようとする5人は、出口を見つけようとレブンが気づいた法則を使って安全な部屋を異動しつづけていると、扉に何かが引っかかっていることに気づきます。

それがカザンでした。

扉を開けるとカザンが落ちて来ました。

ワースの態度

ワースは、どこか投げやりで無気力。

彼だけが、一体なぜ脱出に協力的ではないのでしょうか。

実は、ワースは、このキューブの外壁の設計士だったのです。

 

しかし、外壁の設計だけをやっていたので、中身やこのキューブの仕組みについては何も知りません。

 

これって、現代社会の縮図のようなものだとは言えないでしょうか。

誰もが、大きな何かを作り上げるとき一部を受け持ち、全体の仕組みが何なのか知らないもの。

このキューブも、誰もこれがどんな目的で誰が作ったのかわからない…のかもしれません。

極限状態に陥った人々の言動

こんなワケのわからないところに放り込まれると、その人の人間性が顕著に現れてくるものです。

職業や年齢、性別に関わらず。

自分だけは助かりたい…。

わからなくはないですが、この場合、医師のハロウェイの言動は素晴らしいと思いました。

しかし…。

カザンはサヴァン症候群?

カザンは、障害がある男性です。

しかし、カザンは数学の天才だったのです。

映画「キューブ」感想 最後に

映画「キューブ(CUBE)」の感想でした。

素数、座標軸…などが出てきたときは、ついていけるかな…と思った文系脳の私ですが、それらについてはカザンとレブンが解決してくれるので、大丈夫でした。

普通は大丈夫なんでしょうか…(^_^;)

 

本作「キューブ」には、「キューブ2」「キューブゼロ」と続編があります。

一体、誰が、何の目的で…本作では描かれていません。

何だかモヤモヤしたままで終わりました。

 

ぜひご覧になって、ご自身で推理してみてください!

 

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キューブ (字幕版)

 

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