ドラマ「彼女はキレイだった」第8話 ネタバレ感想 主演・小芝風花/中島健人|それぞれが本音を告白

雑誌

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「彼女はキレイだった」第8話の感想です。

今回は、梨沙と愛の友情と宗介の本音、そして樋口の活躍が描かれました。

いろんなことがギュッと凝縮されていますが、素晴らしいターンです。

しかし、まだまだ問題が山積みで…。

ドラマ「彼女はキレイだった」第8話感想 はじめに

登場人物

佐藤愛/小芝風花
子供の頃は、成績優秀で評判の美少女だったが、中学生になると父親の遺伝子が現れ始め、自分の容姿に自信がなくなる。性格は明るくて元気。長谷部宗介の初恋の相手。相思相愛。

長谷部宗介/中島健人

子供の頃は、太っていて気弱な性格でいじめられていた。しかし、17年後、NY帰りのスマートでイケメンな敏腕クリエイティブディレクターになっていた。愛の親友・梨沙を愛だと思っている。

桐山梨沙/佐久間由衣

愛の親友。美人でスタイル抜群のレストランマネージャーで愛と同居している。自分に自信がない愛をいつも励ます優しい女性でもある。

樋口拓也/赤楚衛二

「MOST」編集者。愛の先輩。明るくて優しく、愛のことを気にかけてくれる。いつしか愛に好意を持ち始め…。

岸田庸司/木村祐一

文講出版常務。「MOST」の売上が低迷しているため、廃刊を考えていると宗介に告げる。

池沢蘭子/LiLiCo

社長の妹というだけの編集長。仕事はほとんど編集者任せ。

岡島唯子/片瀬那奈

「MOST」ファッション班の中心的存在。「MOST」を心から愛する頼りになる女性。

宮城文太/本多力

「MOST」デジタル班。ベテラン編集者。

里中純一/髙橋優斗

「MOST」デジタル班。優しい性格で周囲から可愛がられている。

須田絵里花/宇垣美里

「MOST」ビューティー班。肉食系女子。

あらすじ

ついにつながる愛(小芝風花)と宗介(中島健人)の思い!梨沙(佐久間由衣)との友情はどうなる!?廃刊の危機を知った編集部員は、宗介に抗議して仕事をボイコット!

今思いを寄せている愛(小芝風花)こそが、16年間、再会を夢見てきた初恋の相手“佐藤愛”その人だと知った宗介(中島健人)。愛もまた、宗介が自分の正体に気づいたことを知り、樋口(赤楚衛二)の告白を振り切って宗介の元へ急ぐ。お互いの気持ちが通じ合った2人は晴れて再会を果たすが、喜んだのもつかの間、愛は梨沙(佐久間由衣)のことが気になっていた。帰宅後、ごみ箱に捨てられていた手紙から、梨沙が宗介に本気で恋をしていたことを知った愛は、宗介の恋人になることをちゅうちょする。

翌日、愛の童話特集が掲載された最新号が発売される。売上は好調だったが、それでもライバル誌に追いつくことはできず、宗介は岸田(木村祐一)から廃刊までのカウントダウンを宣告される。ところが、その会話を偶然、里中(髙橋優斗)が聞いてしまい、廃刊の話は編集部員の知るところに。事実を隠していた宗介に腹を立てた唯子(片瀬那奈)たちは、廃刊をかけた次号の制作を拒否。孤立した宗介が1人で作ることになってしまう。宗介はその状況を甘んじて受け入れるが、孤軍奮闘する上司を前に、樋口は部員たちの思いを代弁するかのような厳しい忠告をする。愛も、宗介と唯子たちの懸け橋になるべく動き出し…。

[引用元]フジテレビ「彼女はキレイだった」公式サイトSTORY

「MOST」廃刊の危機が迫っていた。それを隠していた副編集長に仕事をボイコットする編集部員たち。そして、愛と梨沙の友情はどうなってしまうのか。

ドラマ「彼女はキレイだった」第8話感想 

パソコン

梨沙の初恋

梨沙(佐久間由衣)は、男友達は多いのですが本当に人を好きになかったことが今までありませんでした。

宗介(中島健人)は梨沙の初恋の相手だったのです。

それが、こんな形で終わりを告げることになるとは…。

側で見ていると、美人で仕事も順調でおしゃれでモテる梨沙は女性としてとても幸せそうに見えました。

しかし、実はそうではなかったのです。



たまたま親友の愛(小芝風花)のために、咄嗟についた嘘から本気で宗介を好きになってしまい、本当のことを言わなければと思い続けて、それでももう少しだけ宗介の側にいたいと思う気持ち。

そんな辛い気持ちも当事者の親友の愛には相談できなくて、一人で気持ちを抱え込んでいたのです。

ゆか
ゆか

梨沙は宗介に手紙を書いていました。今まで嘘をついていたこと、あなたを好きになってしまったこと、二人の邪魔をしてしまったこと、それを謝る手紙を書いていたのに渡すことも出来ず…。

愛と梨沙の友情にひびが入ったままもう元に戻ることは出来ないのでしょうか。

愛と梨沙

愛と梨沙は、お互いにお互いの誕生日にはお祝いをし合っていた仲でした。

梨沙の誕生日はもうすぐ。

こんな状態のままでは、素直に誕生日のお祝いも出来ません。

愛は梨沙に、言い訳でもいいから話をしようと言います。

しかし、梨沙は「私は愛を裏切った。それだけ」と言って、自分の部屋に閉じこもってしまいます。



梨沙は愛に黙って宗介と会い続けてきたことに、言い訳さえできないと思っているのです。

それだけ梨沙は愛のことを心からの親友だと思っているということ。

何とか、二人の仲を修復して、今までのようなお互いの喜びを分かち合える親友に戻ってほしい。



一方、宗介はそんな二人の苦しみを知らず、ずっと思い続けた本物の佐藤愛に再会できたことがうれしくてたまらない様子。

宗介は、騙されていたことを怒るわけでもなく、梨沙が自分を好きになり始めたことに気づかず、ただただ「本当の佐藤愛」である愛のことだけを見ています。

ゆか
ゆか

宗介は、梨沙はただ愛に頼まれて愛のふりをしていただけだとしか思っていないのでしょうか。梨沙の心が少しづつ自分に傾いているとは思いもしなかったのでしょうか。

宗介は、自然に愛に惹かれ、それが実は子供の頃から思い続けていた愛だったを知って、今はただ喜びしか感じていないようです。

確かに宗介は、愛のふりをしていた梨沙と会っても「恋」というより「友情」しか感じていなかったようです。

宗介にとって愛のふりをしていた梨沙は、ただの幼馴染でしかなかったのでしょうか。

愛のふりをしていた梨沙が、次第に自分に惹かれ始めていたことはわかっていたはずだと思うのですが…。

恋と友情の間で

愛は、梨沙が宗介のことを本気で愛してしまったことをわかっています。

自分が嘘をついてもらって、身代わりになってもらって、そしてその嘘が愛情に変わったことも愛にはわかっています。

愛は梨沙のことを、とても大切に思い心から親友だと思っています。

愛自身も、グイグイくる宗介wにうれしい気持ちがある半面、梨沙の気持ちを思うとどうしたらいいのかわからなくなっているのだと思います。

ゆか
ゆか

宗介…。そのあたり、理解してあげてもいいのでは?何度も愛のふりをしていた梨沙と会って、オムライス食べて、梨沙のことを大切にしてきたのに。そりゃあ、好きになるやろ。あなたは昔の太ったおとなしい男の子ではなく、めっちゃイケメンなんですよ!

樋口が姿を消して

あの日、樋口(赤楚衛二)を振り切って宗介の元に走った愛。

樋口はその日以来、しばらく有給を取ると言って会社を休んでいます。

あの日のことを思い出して心を痛める愛。



樋口には、前から他社からの引き抜きの話が出ており、もしかしたら会社を変わるのではないかと噂し合う編集部員たち。

本当のことを知っているのは愛だけでした。



しかし、樋口くんは一体、どこに行ってしまったのでしょうか。

「MOST」廃刊の危機がバレて

編集部員の里中(髙橋優斗)が、専務(木村祐一)の電話を立ち聞きしてしまい、「MOST」が廃刊の危機にあることを偶然知ってしまいます。

そして、それを編集部のみんなに話してしまい…。

宗介はそんなこととは知らず、いつものように編集会議をしようとしますが、みんなそっぽを向いています。

特に人一倍「MOST」愛の強い唯子(片瀬那奈)は、今まで宗介にどんなに厳しいことを言われても食らいついていった人なので、怒りは半端ではないようです。

編集部員たちは唯子を始めとして…

「次号で『ルナ』の売上を超えないと「MOST」が廃刊になるって本当ですか?」
「だからいつも一人でピリピリしていたんですね」
「私たちにも知る権利はあったはずです」
「仲間に対する仕打ちがひどすぎる」と、口々に宗介を責め始めます。

そして、唯子はあなたのしたことは判断ではなく『独断』ですと。

編集部員たちは今持っている仕事はしますが、次号はどうぞおひとりでと言って、怒りが収まらない様子。



宗介、本当に思っていることを言うべきです。

宗介は副編集長として着任したときから、編集部員の名前と顔をわかっていて、それぞれの編集部員の力量もわかっていたはずです。

副編集長としての葛藤

宗介は、以前、今の「MOST」の編集部員が実力を発揮できれば再起は可能だと思っていると言っていました。

そのため、着任したときから厳しく接してきたのです。



宗介は、一人で朝まで仕事をしていました。

そして、愛も家で次号の企画書を必死で作っていました。

愛が提出した企画書は、宗介に全てダメ出しされましたが、今まで編集部員が出した企画書でボツになったものも宗介は全て保管していました。

そして、今回愛が出した企画書と一旦唯子が出してボツになった企画書を掛け合わせれば何かヒントが見つかるだろうと宗介は感じたようです。

仕事に関してはやはり厳しい宗介ですが、今回の愛の行動に「ありがとう」と言います。

愛が仕事の実力を身に着け始めたこともあると思いますが、一言「ありがとう」というだけで部下はついてくるものです。



愛はその日の仕事帰り、唯子を飲みに誘い、宗介がどれだけ「MOST JAPAN」の廃刊を阻止しようと心を砕いてきたのかを話します。

宗介は編集部員たちには、廃刊の危機に瀕していることを言わず、一人で抱え込み苦しんでいたことを。

何年も前にボツになった企画書にも全て目を通し、副編集長は編集者たちを頼りにしていたということも話しました。

ゆか
ゆか

宗介は、辛いことを一人で抱え込むタイプ。悩み葛藤するのは自分だけでいいと思っているのです。決して「MOST」が廃刊することをどうでもいいと思っているわけではないのです。

そこに、有給を取っていた樋口が編集部に戻って来ました。

宗介は樋口にも「MOST JAPAN」は次号で「ルナ」を超えないと廃刊になることを話します。

そんなときに、宗介一人だけ。

樋口は、黙っててみんなを怒らせたのだとすぐに察します。

その理解の早さ、樋口くんのすごいところ。

一人で次号の編集を進めようとする宗介に樋口は「ばかなんですか?」と。

樋口は、愛が自分ではなく宗介を選んだことで、宗介にがっかりしたくないのです。

そんな「がっかり男」に自分の好きな女性を取られてしまうのが嫌だったのです。

ゆか
ゆか

樋口くんは、本当にコミュニケーション力が高い!すぐに人の気持ちを察することが出来て。今は少し宗介に反目しているようですが、きっと助けてくれそうな予感。

大切な人の手を離すな

宗介の本当の気持ちは、もちろん「MOST」が廃刊になることを阻止すること。

そんな苦労をみんなに背負わせたくなくて、秘密にしていただけです。

愛はみんなが知りたいのはそこだと言います。

宗介の本当の気持ちをみんなにぶつけるべきだと。



そして、宗介は愛が自分を避ける理由があることに気づいていました。

梨沙のことです。

宗介は「自分が大切だと思う人の手を決して離してはいけない」と、愛の手をしっかり握りしめました。

ゆか
ゆか

宗介、わかってなかったわけじゃないのね。でも、梨沙が愛ではないことを知った途端、あまりにも梨沙への気持ちが全くなくなってしまうのは、ちょっと複雑な気分になってしまいますw。まあ、騙されたと言って怒るよりはいいけど。

つらかったよ

愛は、梨沙の職場に向かいます。

梨沙としっかり話をしたかったのです。

すると、突然走り出す梨沙。追いかける愛。

勢いあまって、転んでしまう愛は「もう、嫌だ。梨沙がいないなんて嫌だよ」と泣きながら叫びます。

梨沙は愛が自分に怒っているのだと思っていますが、愛が怒っているのは自分を避けて仲直り出来なくてもいいと思っている梨沙に怒っていたのです。

そして、梨沙はやっと愛に本心を話します。

すごくつらかったこと。宗介のことをどんどん好きになって、諦められなくて、でもそれ以上に愛とけんかしたことがつらかったと。

ゆか
ゆか

梨沙、やっと本当の気持ちを愛に言えたね。つらかったって言えなかったこと、何よりも愛を失うことがつらかったって。つらいときに愛につらいって言えなかったことがつらかった。二人の友情は、恋よりもっと強い。

世間では、親友だと口で言っていてもそこに恋愛が絡んでくると、女性は友情なんて捨ててしまうとよく言われます。

しかし、愛と梨沙は違います。

本当にうらやましい友情。

こんな二人の関係が、すごくうらやましくて素敵です。

実際にもこんな女同士の友情だって存在するのです。

それを描いてくれた本作、本当にうれしいし、感動しました。



部屋に帰った二人は、梨沙の誕生日を祝い、また酔ってソファで眠ってしまった愛にそっとブランケットを掛けた梨沙は、最後に宗介にメッセージを送ります。

「ありがとう」と「宗介のことが好きでした」と。

そのメッセージを見てほほ笑む宗介。

愛と梨沙が仲直りしてくれたことを、宗介はその文面から読み取ったのです。

宗介の本音

翌日の朝。

出勤してくるなり、宗介は編集者たちの名前をひとりづつ呼んで、廃刊を黙っていたことを謝罪します。

そして、なぜ黙っていたのかを話します。

廃刊と言う重責を背負うのは自分だけでいいと思ったこと。

それ以上に、皆さんの能力があれば、「MOST」廃刊は免れる確信していたこと。

宗介は、全面的に編集者のみんなのことを信頼していたからこそ何も言わなかったのです。

しかし、自分一人では次号は作れない。これでは確実に廃刊になってしまう。

宗介は、「MOST JAPAN」を守るために一緒に戦ってくださいと頭を下げました。

ゆか
ゆか

宗介、やっと本心が言えましたね。みんな、きっとわかってくれると思います。唯子を始めとしてみんな「MOST」を愛しているのです。

樋口が戻って来た!

そこに、樋口がふらりと帰ってきます。

いつも、ここってときに登場する樋口くん。

そして、少し意地を張っているみんなが言いやすいように「俺はいいですよ。『MOST』に戻っても」と口火を切ってくれました。

そのあと、それぞれがまた「MOST」で頑張ると言ってくれます。

もう、樋口くん、神!w。



樋口くんも思うところはいろいろあるでしょうし、すごく傷ついたはずなのですが、やはりいい男です。

いつも、適当にふざけてるのもw、実はちゃんと考えてのことだったのかも。

そして、また「MOST」編集部は一つになりました。

愛と宗介もいい感じに。愛から「宗介が好き!」と言いました。

ただ、何故か、「MOST」が廃刊の危機に陥っていることをマスコミにリークした人間がいるらしく…。

そして、その記事を見ながら歩いていた宗介が、突然道路の真ん中で倒れてしまいます。

宗介、大丈夫なんでしょうか?!



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ドラマ「彼女はキレイだった」第8話感想 最後に

ドラマ「彼女はキレイだった」第8話の感想でした。

やっとみんなが本音を話せて、これから!というときに「MOST」廃刊の危機がネットニュースになり、宗介は心労からか倒れてしまいました。

宗介は大丈夫なのでしょうか。

そして、「MOST」の廃刊は阻止できるのでしょうか。


以下の記事で、第7話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。

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