ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話 ネタバレ感想 主演・戸田恵梨香/永野芽郁|守護天使

パトカー

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話の感想です。

今回は、藤が町山交番に勤務することになった本当の理由が明かされました。

交通課の宮原部長に真実を聞かされた川合は、どんな風に藤に接したらいいのか戸惑って…。

ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話の感想 はじめに

警察官

登場人物

藤聖子/戸田恵梨香
ある訳があって刑事課の元エースから、交番勤務になった。勘が鋭く、ときどきブツブツと何か不穏な言葉をつぶやいている。しかし、パワハラ問題を起こしたとされているが、事実は異なり…。

川合麻依/永野芽郁

警察官になってまだ二週間の新米巡査。かなりの天然。安定だけを求めて警察官になったが、あまりの仕事のキツさに後悔している。藤の相方。似顔絵捜査官として修行中。

伊賀崎秀一/ムロツヨシ

町山交番署長。とにかく仕事で楽をすることがモットー。しかし、いつも藤や川合のことを何気なくフォローをしてくれる。甘党。実はキレもの。

源誠二/三浦翔平

捜査一係の刑事。山田とバディを組んでいる。藤の警察学校同期。主席の藤とは真逆で成績はビリだった。しかし、地域住民からは慕われ、「取り調べの天才」と呼ばれる。藤とは悪口の応酬になるがいつも藤をフォローしている。

山田武志/山田裕貴

捜査一係の刑事。源とバディを組んでいる。正義感が強く、生真面目。藤と源のいざこざの仲裁に入り、潤滑油的存在。

北条保/平山祐介

捜査一係の係長。一見怖そうに見えるが、部下には優しい部下想いな人。いつも声を荒げているのも、実は部下のため。子だくさん。

牧高美和/西野七瀬

捜査一係、一人の女性刑事。藤の後任。新撰組オタク。運動神経はないが、頭が良いので書類仕事を認められている。

吉野正義/千原せいじ

副署長。機動隊出身で柔道が得意。上の圧力と下からの我儘に耐える中間管理職。

あらすじ

川合(永野芽郁)は宮原(駿河太郎)から、藤(戸田恵梨香)が刑事課から交番にやってきた本当の理由を聞く。

3年前にひき逃げされた同期・桜(徳永えり)のために犯人を追っていた藤は、捜査が難航する中、「守護天使が犯人じゃないか?」という伊賀崎(ムロツヨシ)の勘にすがり、一人で手がかりを探してきた。しかし、交番の新任女性警察官を狙って凝視してくる不気味な男・守護天使は、事件後にぱったりと姿を消し、藤の捜査も次第に手詰まりに。そんな時、町山署で現場実習をしていた川合に遭遇。藤は、桜に似ている川合の近くにいれば守護天使がまた現れるかもしれないと思い、自ら刑事課から川合が所属された町山交番に異動してきたという……。

藤が真実を隠して自分のそばにいたという事実に混乱する川合。それでもショックを隠し、今まで通りに藤と接しようとするが……。

そんな中、生活安全課の応援に駆り出された藤と伊賀崎は、違法風俗店のオーナーが現れる予定のレストランで張り込みをすることに。しかし、客を装った捜査員たちで固めた店内に、事情を知らない源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)が偶然にもそれぞれ勝負デートに現れる!全てを察し、捜査の邪魔をしないよう必死に平静を装う二人だが、楽しかったはずのデートは、恥ずかしすぎる公開処刑の場に!さらに、店には何も知らない川合までやってきて……!?

[引用元]日本テレビ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」公式サイトSTORY

ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話の感想 

藤が町山交番に異動してきた本当の理由

交通課の宮原部長(駿河太郎)は、川合(永野芽郁)がこのところ元気がないのを見て、もうこの辺が限界だろうと藤が町山交番に異動してきた本当の理由を聞かせてくれました。

新人女性警察官に執着している「守護天使」という男性の存在。

ただ、新人女性警察官を陰からじっと見ているだけで何かをするわけでもありません。

しかし、「守護天使」は特に桜しおり巡査長に執着していました。



そして、3年前、藤の同期の桜しおり(徳永えり)が白い軽トラックにはねられ重傷を負いました。

犯人は「守護天使」なのではないかと伊賀崎(ムロツヨシ)が訴えたが、軽トラックに乗っていた「守護天使」を見たわけではなく、その証拠もありませんでした。

事故のすぐあと、雨が降り出して証拠が全て洗い流されてしまったのです。

ただ、走り去っていく白い軽トラックを見ただけ。

しかし、藤だけは伊賀崎の証言を信じました。

一人で捜査を続けていましたが、それ以来、誰も「守護天使」を見かけることはなくなりました。

捜査が手づまりになったある日、藤は町山署で研修中の新人だった川合を見かけ、桜に似た川合におびき寄せられ、「守護天使」が現れるのではないかと思ったのです。

そして、藤は一課から町山交番に自ら異動願を出しました。



宮原部長は、藤からそれを直接聞いたわけではありません。

ただ、藤の行動はそうとしか思えないのでした。

ゆか
ゆか

川合ちゃんは藤先輩が大好きなので、自分がおとり捜査に使われていたことを知って、かなりショックを受けたと思います。これから藤さんにどう接していけばいいのか…。

川合は、藤から直接そのことを話してほしかったのですが、「藤さんが隠し通すならそれでいい」と思い込もうとしています。

レストランで張り込み捜査

一方、町山署では違法風俗店摘発(未成年を働かせていた児童福祉法違反)のため、あるレストランで張り込みをしています。

藤と伊賀崎、牧高(西野七瀬)と鈴木(渕野右登)、生活安全課の男女ペアがお客さんのふりをしてレストランで張り込み中。

そこに、マジデートで現れた、山田(山田裕貴)と歯科衛生士の女性、源(三浦翔平)と看護師の女性。

山田と源は、今、いい感じになっている女性を連れて、あろうことか同僚たちが張り込みをしているレストランに来てしまったのです。

さらに、そこに川合まで。

川合はデートではなく、高校の先輩から生命保険の勧誘を受けていたのですが…w。

かなり、高い保険料の生命保険を勧められている川合を心配する警察の先輩たち。

犯人確保

そこに違法風俗店の主犯通称「こうもり」と呼ばれる男が店内に。

犯人を捕まえる絶好のチャンスが訪れました。

しかし、突然消える店内の照明。警戒する警察官たち。



実はその日は、モジャぴょんこと源の彼女の誕生日だったのです。

そして、バースデーケーキが運ばれて来て、喜ぶ彼女。

犯人確保のタイミングをはぐらかされた張り込み中の警察官たちだったが、店内には一般客より警察官の数の方がずっと多かったこともあり、山ぴょんこと山田も加わり、無事犯人を取り押さえることが出来ました。



ただ、モジャぴょんと山ぴょんの彼女たちは、二人の姿にドン引きし、そのまま帰ると言い出して…。

ゆか
ゆか

せっかくのデートだったのに、惜しかったね。モジャぴょん、山ぴょん。しかし、犯人がいるとわかると反射的に体が動いてしまう二人はやはり刑事なのです!

ケガをした藤

その日、他の交番に応援に行っていた川合が町山署に帰って来ると、頬と腕に怪我を負った藤が…。

痴話げんかを止めていたときに、負傷したのでした。

署内でも、源や山田、伊賀崎もいたのに、藤がケガを負ったことが問題になり、藤はその日は事務仕事に回されることになりました。



女性が暴れているときは、男性警察官はなかなか手出しできないものなんですね。

女性でもかなり大暴れする人がいるので、身体に触れて制圧すると「セクハラだ」と言われたり…。

その日の痴話ケンカの二人は、女性の方が体も大きく力も強そうでしたが、今どきは本当に難しい。

〇〇ハラが多すぎて。

川合を気遣う町山署員たち

伊賀崎さんは、川合に桜巡査長の話をしてしまったことを少し後悔していました。

明らかに、二人の間に距離が出来てしまっているからです。

しかし、はっきりと「藤が川合を囮捜査」に使っていると言ったのは宮原部長です。

川合はまだ藤とその話をしていません。



川合の気持ちになれば、やはり藤の口から話してほしいのだと思います。

しかし、川合は藤のことが大好きで立派なペアになりたいとずっと思って頑張って来ました。

藤からいろんなことを教えられ、似顔絵捜査官になることも励まされ、プライベートでもお世話になっている川合。

そんないろんなことを思い出しているうちに、その藤の優しさも「私がいなくなると困るからだったのではないか」と川合には思えてしまうのです。



伊賀崎は「ほんとうにそんなこと思った?」と川合に聞きます。

そして「二人は欠かすことのできないペアに見えるよ」と。



藤はどうしても桜の事件の犯人を捕まえたくて、桜に似た川合を囮に使おうとしたかもしれません。

しかし、藤が川合に教えたことや褒めたこと、優しく警察官として育ててくれたことに嘘や隠し事はありません。

川合は、藤を信じていい。

そして、伊賀崎ハコ長は川合に仕事が終わったら、藤とちゃんと話をするようにと諭してくれました。

ゆか
ゆか

伊賀崎さん、サボることばかり考えているようで、本当はすごく優しいし周囲のことをちゃんと見ている最高の上司。川合と藤の関係が元に戻ることを祈ります。

事務仕事をしに町山署に来た川合は、山田に「桜さんってどんな人ですか?」と聞きます。

山田は「すごくいい人で、みんな尊敬してた。藤先輩の同期はみんな癖が強いけど、桜先輩だけは違っていた。署が暗いムードのときもみんなの気持ちを上げてくれるような」

源は「聖子ちゃんって、『川合が趣味』みたいなもの。この前飲んだ時も川合が一人で事案処理出来たって喜んでた。自分が持っているものを全て川合にあげたいって言ってたぞ」と励ましてくれました。



町山署の警察官は、みんな本当にいい人たちだと思います。

新人の川合が傷ついていないか、心から心配していますし、桜さんのことも思っています。

だからこそ、町山署の人たちは桜さんをひき逃げした犯人を必ず捕まえると考えているんですね。

そんな素敵な桜さんに似ている川合。

ペアの藤さんに心底大切にされている川合。

誇りに思っていいと思います。

黒のセダンが盗難

川合が交番に帰ろうとしていると、車の盗難発生の無線が入ります。

そのまま源と共に現場に急行する川合。

盗難車両を発見する二人。

そこに、藤と山田も到着。

犯人は、警察の登場に激高し、モデルガンを構える。

藤は腕のケガをおして、拳銃を構える。

市民と大切なペアっ子の命を守るためなら、非難される覚悟はできているという藤。

ゆか
ゆか

藤さん、やっぱりカッコいい!しかし、パーフェクトウーマンな藤さんも拳銃の扱いはあまり得意ではないようです。それは、源も同じ。

真っ直ぐな目で、徐々に犯人に近づく藤。

藤の迫力に気おされた犯人は「これ、モデルガン。撃たないで」と観念しました。

車の盗難犯は、無事確保。



藤さんの度胸は相当なものですね。

警察官としての使命感と川合を守りたい一心で構えた拳銃。

本当は、自分でも自信がない銃の扱いなのに。

藤の告白と謝罪

町山交番に帰った藤と川合。

藤の腕にシップを貼りながら、「ケガしてるのに無理するからですよ。でも、藤さんが私のこと必死で守ってくれて嬉しかったです」と素直に言う川合に、藤は桜の件を告白します。

藤がいつもロッカーに入れている段ボールには、桜のひき逃げ事件の捜査資料が入っていると言います。

捜査資料のほとんどが「守護天使」に関することでした。

しかし、資料はなかなか増えず手詰まりになったときに川合を見つけたのです。

桜に似ている川合の側にいれば、「守護天使」が現れるかもしれないという思いだけで町山交番に来たと言う藤。

そして、犯人を捕まえるために川合を利用しようとしていましたが、藤は川合と一緒にいるうちに「『守護天使』に現れないでほしいと思った」のです。

桜に似た川合の前に、桜をひき逃げした犯人が現れたらどうなるか…。

藤はそれを心から心配しているのです。

こんな理由で川合とペアを組んだことを後悔していると言う藤は、川合に頭をさげました。「ごめん」と。



川合は、もう藤に教えられたことが体に染みついていて、謝られるなんて「おこがましい」と思っています。

そして、川合はその後悔以上にペアを組んでよかったと思ってもらえる警察官になりますと応えます。



伊賀崎ハコ長が言うように、もう既に二人はペアとしてしっかり固い絆で結ばれているのです。

ゆか
ゆか

川合の言葉に「おこがましいわ」と言いながら、藤さんの目は潤んでいたように見えました。よかった。また元のペアに戻れましたね。

もう一度似顔絵を

似顔絵捜査官の練習だと言われて書いた「守護天使」の似顔絵はうまく描けなかった川合ですが、いろいろな情報を得てから書いてみるとうまく描けたようです。

確かに、練習だと言われて漠然と絵を描くより、「こっそり陰から新任の女性警察官をじっと見ていた男」という情報を与えられる方がずっと描きやすいのは、素人の私にもわかる気がします。

そして、新しく描かれた「守護天使」の似顔絵を見たハコ長は「似てる」と静かに答えました。

町山署が一丸となって桜のひき逃げ事件の捜査を続けます。

川合の描いた似顔絵をもとに。

ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話の感想 最後に

ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」第8話の感想でした。

ラストシーンで、免許の更新に現れた男性は川合の似顔絵にそっくりでした。

川合の似顔絵を見た瞬間、私もこの森下能幸さんという俳優さんを思い浮かべたくらいそっくり。

次回はいよいよ最終回。

桜のひき逃げ犯を逮捕することが出来るのでしょうか。


以下の記事で、第7話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってみてください。

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