ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想 主演・北村有起哉|夢で逢えたら

prison

こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想です。

今回は、リサが突然自らの命を絶ってしまい、憔悴しきってしまう陣内。

リサの幻を見ては、後悔することばかり。

しかし、陣内はリサから言われたある一言から人生の光を見出すのです。

ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想 はじめに

砂浜

あらすじ

いつも明るくて元気だったリサが自ら命を絶ってしまった。突然の知らせに陣内は茫然自失。部屋に一人引きこもってしまう。リサ、平松、さとし…出所後、自分の周りで支えてくれた人たちが次々といなくなってしまった陣内は、思わぬ行動に出て…。

登場人物

陣内宗介/北村有起哉
敵対する組織の幹部を狙撃し、14年間のムショ暮らしを経験した元反社。

リサ/武田玲奈

人気インフルエンサーで陣内に興味津々。

HIRO/九条ジョー

陣内の元舎弟で、現在は暴露系YouTuber。

オカン/末成映薫

陣内の母。

平松/木下ほうか

陣内の元兄貴分。今は解体業の会社を経営している。

さとし/松尾諭

陣内の元兄弟分。今は運送会社で働いている。

ナツキ/鳴海唯
陣内の娘。明るく優しい性格。父親思い。現在妊娠中。

カイト/山崎竜太郎
陣内の息子。高校球児。ぶっきらぼうだが、陣内を心底心配している。

夜勤部長/板尾創路

陣内にシャバの厳しさを教える幻のような存在。

ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想 

暗闇

陣内(北村有起哉)は、刑務所の中では反社の修行やムショでの暮らしに比べたらシャバでの生活は漫画みたいなもんやと言っていました。

それが、リサ(武田玲奈)の自死を知り、あまりの辛さに自分の部屋に引きこもり、何度も何度も今はもういないリサに問いかけています。

何でや、何で何も言ってくれへんかったんや、水臭いやないか…。

自分がリサからLINEが来たとき、電話をかけていたら結果は違っていたのかと自分を責める陣内。

ナツキ(鳴海唯)と三人で須磨海岸へ行ったときの写真を見ています。



職場の同僚のシゲやしょうぞう、HIROも陣内を心配しています。

娘のナツキと息子のカイト、おかんも心配して陣内に声を掛けます。

しかし、今の陣内にはただリサに「なんでや」と問いかけることしかできない。



リサの幻を見ては、問いかける陣内。

しかし、リサは何も答えてくれない…。



リサは明るく振る舞って、エゴサーチなんてしないと言っていましたが、本当は心に闇を抱えていたのかもしれません。

本人以外誰にもわからない深く暗い闇。

リサは陣内に出会って、幸せではなかったのでしょうか。

リサが陣内に抱き着いたとき抱きしめ返さなかったことに傷ついていたのでしょうか。



人はどんなことがきっかけで死を選ぶかは、誰にも分らないものです。

明確な理由がなくても。

人は生と死の境目の一本の線の上を歩いていて、どんな小さなきっかけでも死に傾いてしまうことがあります。



人前では明るく振る舞っていても、本当の心は寂しさと虚しさで溢れていることもあります。

リサは「芸能界なんてマジ、クソじゃん」と言っていたことがあります。

どんな世界でもそうですが、特に芸能界でアイドルをやっていると2つ以上の顔を持って生きていかなければならないのでしょう。

それをうまくやっていける人とやれない人がいて、リサはできなかったのです。

「死にたい」「死にたい」といつも言っている人は案外死なないものです。

本当に死を選ぶ人は、誰にもそれを言えないから死んでしまうのです。



一方、刑務所から出て来たときから陣内を気にかけていてくれた兄弟分のさとし(松尾諭)が、裁判所から収監の連絡が来て、二年間刑務所に入ることになってしまいます。

陣内の側から大切な人が次々といなくなっていきます。



陣内は俺はムショ戻ると言い出し、コンビニで万引き。

オカンが「あんたがおらんようなったら、駅まで全裸になったる」と言ってちょっと笑わせてくれるのも本作の素晴らしさ。



そして、憔悴しきった陣内にリサから動画が送られてきます。

ナツキの結婚式ソングです。

しかし、内容は陣内のことばかりで…。

今日は夜勤部長(板尾創路)も、優しい。



そして、陣内はある決意をします。

14年間書き続けた獄中日記の出版。

元反社で刑務所に入っていたこともある現在作家の我妻氏にDMを送った陣内。

我妻氏から返事が来て、陣内の獄中日記は我妻氏のサイトで掲載されることになります。



陣内は、力を取り戻しました。

すると、どこからかリサの「宗介…」と呼ぶ声がしました。

ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想 最後に

ドラマ「ムショぼけ」第8話の感想でした。

今回は、悲しくて寂しいターンでした。

憔悴しきった陣内も痛々しい。

リサはどうして死を選んでしまったのでしょうか。

しかし、リサの「宗介文才あるじゃん」という言葉で、陣内は人生に光を言い出すことになるのです。



以下の記事で、第7話の感想を書いています。
よろしれければ、併せてご覧になってください。

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