ドラマ「消えた初恋」最終回 感想 主演・目黒蓮/道枝駿佑|みんなと同じじゃなくていい

red roses

こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「消えた初恋」最終回の感想です。

いよいよ最終回です。

タイトルのとおり二人の初恋は消えてしまうのか…。

それとも、恋が叶うのか。

ドラマ「消えた初恋」最終回の感想 はじめに

christmas-tree

あらすじ

 ついに、学校の一大イベント『クリスマスイルミネーション点火祭』の日がやってくる。点火祭の日に好きな人にケーキを渡すと恋が成就するという伝説があるため、あっくん(鈴木仁)への2度目の告白を決意した橋下さん(福本莉子)や、井田との気まずさを解消したい青木(道枝駿佑)はケーキ作りに余念がない。

 するとそこに現れた井田(目黒蓮)が青木を屋上に連れ出し、伝えないといけない事があると話し始める。しかし、そこで青木と気持ちがすれ違ってしまい…!?

 そんな中、クラスではクリスマスパーティーがスタート! クラスメイトたちが楽しそうに過ごす中、青木は橋下さんの様子がおかしいことに気づく。心配して声を掛けると、橋下さんは、「また振られてしまうのが怖くて、ケーキを直接渡せず机に入れた」とガチガチに緊張していた。すると、そこにあっくんが現れて…!?

 一方、井田は一大イベントの日にも関わらずバレー部の練習試合のため、青木とは気まずい状態のまま出かけてしまう。

 クリスマスイルミネーションが輝く点火祭の夜、青木&井田、橋下さん&あっくんの恋がついに決着! はたして、ピュアで一生懸命な4人の初恋の行方は――?

[引用元]TV朝日「消えた初恋」公式サイトSTORY

登場人物

井田浩介/目黒蓮(Snow Man)
バレー部で、青木や橋下さんと同級生。真っ直ぐな性格で、周囲に流されず率直に思ったことを言うタイプ。恋愛には疎い。あることから青木が自分のことを好きだと勘違いして…。

青木想太/道枝駿佑(なにわ男子)
お人好しで優しい性格の憎めないタイプの男子。橋下さんを天使だと思い、ひそかに想いを寄せている。あることから、井田のことが気になりはじめ…。

橋下美緒/福本莉子

可愛くて優しい天使のような女子。井田に想いを寄せている。恋のおまじないで消しゴムに「イダくん♡」と書いている。その消しゴムをうっかり青木に貸してしまったことが思わぬ事態に発展する。

相多楓斗/鈴木仁
青木の親友で、他人との距離がちょっと近い男子。青木とは接点がなかったが、あることがきっかけで話をしていいやつだと気づく。青木と橋本さんがお似合いだと二人をくっつけようとして…。

谷口先生/田辺誠一

青木たちのクラスの担任で、バレー部の顧問。いつも生徒をあたたかく見守る先生。

ドラマ「消えた初恋」最終回の感想 

christmas

本作は、第1話から嫌な気持ちになることが全くないドラマでした。

男の子同士の恋愛を描くと、中にはそれが受け入れられない人もいます。

本作のクラスメートたちや井田くん(目黒蓮)のバレー部の仲間の中には、もしかしたら受け入れられない人はいたかもしれません。

しかし、実際に井田くんや青木くん(道枝駿佑)の周囲の人たちがすっと二人を受け入れてくれたのは、二人のことを普段から好きで、理解しようとしてくれたからなのかもしれません。



このところ、放送されているドラマはLGBTの要素が入っている内容のものが多いですが、本作のように高校生という多感な時期の生徒たちを題材にしたドラマでは、嫌なことを言う子が出てくるのも普通です。

しかし、本作は井田くんと青木くんの友人たちは普通に受け入れてくれます。

それは、井田くんと青木くんが普段からいい子だから。

二人の普段の行動や言動が、周囲の人に負の感情を持たせないからです。

現実にも、こんな世界になってほしいという願いが込められたドラマなのかもしれません。



青木くんは、井田くんとつきあっていることを周囲に知られたくないと思っています。

それは、井田くんとつきあっていることを恥ずかしいと思っているのではなく、井田くんが嫌な思いをしないように心を砕いていたからです。

ここにも青木くんのピュアな気持ちが表されていて、感動します。

自分のことではなく、好きな人のことを思う気持ち。



一方、井田くんはバレー部の仲間をとても信頼していて、自分が青木くんとつきあっていることを話します。

井田くんは、バレー部の仲間たちが自分と青木くんのことを変な目で見ることがないと確信していたからです。

そして、実際にバレー部の仲間たちは二人のことを応援してくれるのです。



学校内の一大イベント「クリスマスイルミネーション点火祭」の日がやって来ます。

あっくん(鈴木仁)に恋する橋下さんと青木くんは、「点火祭の日にケーキを渡すと恋が叶う」という伝説を信じてケーキ作りに一生懸命です。

橋下さんとあっくんは、この伝説のとおり、両思いになれます。

この二人もやっとだな…wと思いましたが、良かったです。

そして、青木くんは点火祭の日に練習試合があった井田くんにケーキを渡すことが出来ませんでした。



これが「消えた初恋」のタイトルの意味か…と、思いましたが、練習試合が終わったら青木くんの元に駆けつけた井田くんは青木くんのことを「好きだ」と初めて言ってくれます。

そして、ケーキではなく、食べかけのチョコレートを食べながら「みんなと一緒じゃなくてもいいだろう」と言う井田くん。

そう!みんなと一緒じゃなくてもいいのです。

二人は二人の気持ちを大切にすることが一番。



本作の設定は、男女のラブストーリーではありませんでしたが、井田くんと青木くんがとてもピュアで可愛くて、切ない気持ちに共感しました。

恋する気持ちに性別は関係ないのだと改めて感じました。



最後は、あっくんと橋下さん、そして青木くんと井田くんが幸せになってくれて、本当に幸せな気持ちになります。

掛け値なしで好きな人を好きでいられた頃を思い出す、懐かしささえ覚えた素敵なドラマでした。

ドラマ「消えた初恋」最終回の感想 最後に

ドラマ「消えた初恋」最終回の感想でした。

久しぶりに本当の極悪人が出てこない素敵なラブストーリーに出会えました。

恋する気持ちに性別は関係ないのです。

ピュアで可愛くて切ない、素敵なドラマでした。


以下の記事で、第9話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA