ドラマ「正義の天秤」第2話 ネタバレ感想 主演・亀梨和也|大切な人のために

seigi

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「正義の天秤」第2話の感想です。

今回も鷹野弁護士の明晰な頭脳が、鮮やかに難事件を解決します。

最後の裁判での大どんでん返しには、驚愕しました。



さらに、コメディ要素も加わり、期待でワクワクしました。

こんなクールな鷹野弁護士がスイーツ男子だったとは!

ドラマ「正義の天秤」第2話の感想 はじめに

法廷

あらすじ

6年前の傷害事件の裁判員を、当時の被告人が逆恨みして殺害する事件が起きた。被疑者・楠田隼人(笠松将)が山内愛理沙(森迫永依)を殺害した理由は、彼女のブログ。ふだんはスイーツの記事をアップしているが最後の更新日のみ、件の裁判の評議内容に触れていた。当初は、山内が守秘義務違反を犯した末に起きた悲劇だと思われていた。しかし、鷹野(亀梨和也)らの調査で山内の実像が明るみになり、事件は全く違った様相となる。

[引用元]NHK「正義の天秤」公式サイトSTORY

登場人物

鷹野和也/亀梨和也
元外科医の敏腕弁護士。口癖は「弁護は治療だ」「ワクワクしてきた」。

佐伯芽依/奈緒

新米弁護士で、師団坂法律事務所創始者の娘。

杉村徹平/北山宏光

元ニートのオタクの弁護士。コンプレックスの塊だが、自分の経験から人の心を読むのが得意。

梅津清十郎/佐戸井けん太

元刑事の弁護士。刑事事件を得意としている。

桐生実雪/大政絢

元裁判官のエリート弁護士。聡明で容姿端麗。優秀だが融通が利かない部分もある。

佐伯真樹夫/中村雅俊
師団坂法律事務所の創始者のカリスマ弁護士。鷹野を召喚した人物。病により急逝する。

雨宮久美子/大島優子

鷹野の恋人。暴漢に襲われ心身症に陥り、入院中。

西園寺清隆/竹中直人
師団坂弁護士事務所の弁護士。圧力をかけたり、裏取引をしたりする曲者。

冨野静子/山口智子
師団坂協会の女性牧師。芽依に慕われており、鷹野とも懇意にしている。

ドラマ「正義の天秤」第2話の感想 

6年前に傷害致死罪で有罪判決を受けた楠田隼人(笠松将)の妹・楠田悠美(吉谷彩子)が、今回の殺人事件で師団坂弁護士事務所に兄の弁護を依頼しに来ました。

6年前の事件を今、なぜ?

6年前に起こった事件で、被告の楠田隼人は既に刑期を終えて出所してきています。

それが、今になって裁判のときの裁判員の一人だった女性・ 山内愛理沙(森迫永依)を、なぜ楠田は殺害してしまったのか?

その理由は、愛理沙の書いたブログにありました。



ブログには裁判員のときの評議の内容が書かれていて、さらに正当防衛を主張していた楠田が有罪判決になったのは愛理沙の主張が通ったからだと。

しかし、どうして今頃になって愛理沙はこんなブログを書いたのでしょうか?

いつもは、いろんな美味しいスイーツを紹介するブログだったのに。



6年前の事件は、暴走族上りの男に因縁をつけられた楠田は倉庫に落ちいていた金属片で応戦し、相手を死亡させた傷害致死事件です。

裁判員を殺害した楠田も悪いのですが、守秘義務違反を犯した愛理沙にも非はあるということ。

佐伯芽依弁護士(奈緒)たち、ルーム1のメンバーは『どっちもどっち論』で情状酌量を得ることにしようというのですが…。

鷹野はなぜスイーツブログに、愛理沙が6年も前の事件のことを書いたのか、それをハッキリさせることが先決だと言います。



裁判員制度が始まったとき、こんな事件が起こる可能性があるのではないかと危惧したことを思い出しました。

出来れば、裁判員の順番が自分に回ってこないことを祈ったものです。

人の人生を左右する裁判員という役目。

法律に疎い私に、そんなことが出来るとは思えなかったのです。

それに、有罪にした犯人に復讐されることも被告人によってはあり得ると感じたからです。



今回は、そんな恐怖心が煽られる事件のお話ですが、実はそこには驚きの真実が存在していたのです。

事件は、私の推理(?)をはるか上を行くほど複雑でした。

ゆか
ゆか

裁判員裁判には課題が多いですね。選ばれた人はきっとかなりの重責を感じるでしょう。出来れば選ばれたくないというのが本音。

6年前の事件とのつながり

愛理沙は、最近、馬場耀太という妻子持ちの男性とつきあっていたようです。

そして、鷹野の調べでは馬場と6年前の事件の被害者・上田は、親友同士だったことがわかります。



芽依は、6年前の事件と今回の愛理沙の事件がつながり、馬場が6年前の事件のことを愛理沙にブログに書かせたのではないかと推理。

ただ、馬場がブログを書かせたとしてもそんなにうまく愛理沙が裁判員に選ばれるというのは話ができすぎているという結論に落ち着くのです。

確かに馬場と、上田の事件の裁判員だった愛理沙がそんなにうまく知り合えるものでしょうか。

ただ、何かひっかかるという芽依に、鷹野弁護士はそれなら徹底的に調べろとアドバイス。

ゆか
ゆか

鷹野弁護士は既に何かを掴んでいるようなのですが、芽依を育てるために自分で行動させようとしているみたいです。これも、佐伯真樹夫弁護士への恩返し。

鷹野はスイーツ男子

芽依は、愛理沙のブログで紹介されていたカフェを回って聞き取り調査を始めます。

それに、何故か鷹野弁護士がついてくるのですが…。



鷹野は愛理沙のブログをおそらく全部読んだのだと思います。

そして、行ってみたいスイーツ店を巡ることにしたようです。

もちろん、鷹野弁護士のことですから何か目的があってのことだとは思いますが、愛理沙が紹介しているお店のスイーツを食べまくっています。

なんと、あのクールな鷹野がスイーツ男子だったとは…w。

ゆか
ゆか

このシーンの亀梨くん、可愛かったー❤いつもは笑顔さえ見せない鷹野弁護士とのギャップ萌えw。イケメンがスイーツを頬張る姿は、やはり眼福。

ただ、芽依は全く収穫なし。

しかし、最後に行ったお店の店主だけは愛理沙が店に来たことを覚えていました。

ただ若い男性と一緒だったということは覚えていましたが、顔までは覚えていないと。

そして、鷹野弁護士はここのスイーツだけは「おいしくない」と言って…。

これは、鷹野弁護士、この店で何かをつかんだ様子です。



一方、芽依と一緒にこの事件を担当する梅津弁護士(佐戸井けん太)は、愛理沙が勤めていた介護施設に向かっていました。

職場での愛理沙は、すこぶる評判がよく休みさえほとんど取ったことがないと言います。

愛理沙のイメージが定まらない…。

確かに高校生の頃は少し不良っぽかったのかもしれませんが、母親(筒井真理子)が腎臓を患って以来、母に心配かけた分を取り戻さなければ…と言っていたようです。

梅津弁護士も何かを掴んだようです。

コミュニケーションはキャッチボール

鷹野弁護士の部下とのコミュニケーションの取り方は、キャッチボールをすることです。

芽依とコンビを組んでくれと頼んだ梅津弁護士ともキャッチボールをして話をしていました。

梅津は「山口愛理沙のことを、私たちは誤解しているのではないか」と言います。

梅津にも愛理沙と同じ年頃の娘がいますが、今は理由あって疎遠になっていますが。

ゆか
ゆか

キャッチボールがコミュニケーションって素敵ですね。上司と飲みに行くのが嫌いな今どきの若い男の子には特にいい方法。そして、ここで梅津弁護士が刑事を辞めて弁護士になった理由が、娘がドラッグで捕まったためだとわかります。

思いめぐらす鷹野弁護士

梅津弁護士と話したあと、鷹野は頭の中でこれまでに得た情報を思いめぐらせています。

「本当は優しくていい子」

「ブログでは裁判員の評議で語られた目撃者のことが書かれていない」

「兄は本当は優しい人なんです」…



鷹野は芽依に「6年前の事件の目撃者とコンタクトを取りたい」と言います。

この目撃者は、殺人現場で女性を目撃したと証言していました。

そして、この目撃者の男性から、愛理沙が殺害される少し前に自分に会いに来たという証言を得ました。

事件の真実

楠田の妹の悠美は「兄は本当は優しい人なんです」と言っていました。

今回の山口愛理沙を殺害したのも、何か理由があったのではないでしょうか。



そして、梅津弁護士は愛理沙の母親から小学校の卒業文集を借りてくることに成功します。

そこに書かれていたのは、将来裁判官になりたいという愛理沙の夢でした。

愛理沙はとても正義感の強い女性だったのです。

聞き込みで集めた証言などから、楠田は無罪でもあり有罪でもあると鷹野は言います。



ドラマを観ていて、私も楠田さんには何かあると思っていました。

しかし、事件の真相を知らされたときは驚きの気持ちでいっぱいになりました。

実際に愛理沙を知る人の周囲の評判と、SNSなどで愛理沙が不良で守秘義務違反もする飛んでもない子のように言われていることはあまりにも印象が違いすぎます。

愛理沙といっしょにいた若い男性とは…。

そしてこのブログを書いたのは、本当に愛理沙なのか。

楠田が最後まで隠し通したかった真実とは?

愛理沙は、今は更生して真面目に介護施設で働いています。

そして、本当に正義感の強い女性だったため、上田を殺害したのが楠田ではないことに気づき、自分の主張で楠田が有罪になったことに責任を感じていたようです。

上田を殺害したのは、実は上田に襲われそうになった楠田の妹の悠美だったのです。

妹を庇って、楠田は自分がやったことにして逮捕されました。

ケーキがまずい喫茶店で愛理沙が会っていた若い男性とは、楠田のことでした。

そして、楠田が犯人ではないことを警察に話すという愛理沙ともみ合いになった楠田は、愛理沙を誤って殺害してしまったのです。

あくまでも、悠美のことを隠したい楠田は愛理沙のPCを使って(会った日に愛理沙はPCを持って来ていた)問題のブログを書いたのです。

上田を殺害したのは悠美で、楠田の愛理沙殺害は裁判員を恨んだ怨恨による犯行ではなく、過失致死だったということです。

雨宮久美子について

芽衣は、スイーツ店巡りのあとどこかへ行く鷹野を尾行。

そこは、雨宮久美子(大島優子)が入院している施設でした。

久美子を見舞う鷹野をこっそり陰から見て、雨宮久美子が鷹野の恋人だと感づいたようです。



事務所に帰った芽衣は、PCで雨宮久美子について調べると彼女が弁護士だったことを知ります。

そして、この師団坂弁護士事務所で働いたあと別の弁護士事務所に移り、そこで暴漢に襲われて今も入院中だということを知ります。



そのあと、鷹野の彼女がよく師団坂協会の日曜学校に来ていたと冨野静子(山口智子)から聞いていたので、芽依は静子を訪ねることに。

静子から久美子のことを聞くと、幼い頃の芽衣は何度も久美子に会ったことがあるようでした。

ゆか
ゆか

久美子は冤罪事件を調べていたみたいです。死刑は執行されてしまったけれど、冤罪事件を暴くと考えていたようで、おそらくその関係者に襲われたのではないかということでした。

鷹野が医者を辞めて弁護士になった理由

鷹野が外科医だった頃、恋人の久美子が頭部を殴られ意識不明の状態で運ばれてきます。

腕のいい外科医だった鷹野ですが、久美子を完全な状態で助けることが出来なかったのです。

久美子は今も心を病んだままで、何もすることが出来ない状態で入院中です。

そして、鷹野は医師を辞め、久美子が追っていた冤罪事件を代わりに追うため弁護士になったのです。

そのときから、鷹野は久美子のことでも佐伯真樹夫弁護士(中村雅俊)にお世話になっていたのだと芽依に話しました。

ゆか
ゆか

エレベーターの中で、西園寺弁護士(竹中直人)が桐生弁護士(大政絢)に「なぜ、鷹野弁護士がこの事務所にやって来たのかがわからない」と言っていました。そして、それがわかったら教えてほしいとも。教えてくれたらルーム1は、桐生弁護士に任せると。西園寺、裏取引好きすぎる。

今回も最後に少しだけ出ていた一ノ瀬検事(萩原聖人)。

おそらく、久美子が追っている冤罪事件の担当検事だったのではないでしょうか。

随分と鷹野をけん制しているようですが…。

このことに加えて、桐生弁護士がどうするのかも含めて、物語がどのように展開していくのか楽しみです!

ドラマ「正義の天秤」第2話の感想 最後に

ドラマ「正義の天秤」第2話の感想でした。

今回はドラマの中の事件解決も大どんでん返しがあってすごく面白かった!

久美子のことや桐生弁護士と西園寺の裏取引、鷹野弁護士が医者を辞めた理由、梅津弁護士が刑事を辞めた理由も明かされ、物語が加速し始めました。

次回も楽しみです!

見逃した方は、NHKプラスの見逃し配信で観ることが出来ます。

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以下の記事で第1話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧ください。

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