映画「ジョー・ブラックをよろしく」感想|ロマンティックなファンタジーの傑作

映画「ジョー・ブラックをよろしく」の感想です。

1998年公開の映画ですが、美しいブラッド・ピットがすごく素敵なロマンティックな映画です。

そして、人生、仕事についても考えさせられる傑作。

「ジョー・ブラックをよろしく」の感想 はじめに

あらすじ

【ブラッド・ピットが贈る、甘く切ないファンタスティック・ラブ・ストーリー。】N.Y.のメディア王パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)の愛娘スーザン(クレア・フォラーニ)はコーヒーショップで出会った若者と心惹かれ合うが、想いを残したまま店を後に。その直後、若者は交通事故でこの世を去ってしまう。そしてある日、不思議な魅力を漂わせた若者がパリッシュのもとを訪れ、死期の近い彼を迎えに来たことを告げる。若者の正体は、死の世界からの使者である”死神”。しかし、人間社会に興味を抱いた死神は、パリッシュに猶予を与え、ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と名乗り、この世で短い休暇を過ごすことにする。その夜、一家が食卓を囲んでいるところに帰って来たスーザンは、ジョーを見て驚く。死神がこの世で体を借りた若者こそ、コーヒーショップで出会った彼だったのだ・・・。

[引用元]Amazonプライムビデオ「ジョー・ブラックをよろしく」あらすじ

【監督】マーティン・ブレスト

登場人物

ジョー・ブラック、コーヒーショップの青年/ブラッド・ピット

ウィリアム・ビル・パリッシュ/アンソニー・ホプキンス

スーザン・パリッシュ/クレア・フォーラニ

アリソン・パリッシュ/マーシャ・ゲイ・ハイデン

クインス/ジェフリー・タンパー

ドリュー/ジェイク・ウェバー

スーザンとコーヒーショップの青年

医師のスーザンは、朝、病院の近くのあるコーヒーショップで気さくで美しい青年に出会います。

話していると、とても楽しく心が癒されるのですが、スーザンにはドリューという恋人がいます。

ドリューは、スーザンの父・メディア王のビル・パリッシュの有能な部下です。

スーザンは、何となくこのままドリューと結婚するのだろうと考えていますが、スーザンはドリューに、父が言うような「情熱」を感じたことはありません。

コーヒーショップでの出会い

スーザンは、コーヒーショップで出会ったハンサムな青年と少しの時間を過ごしただけで、心が躍り、彼を忘れられなくなります。

これが、父の言う「情熱」というものなのかと感じていたのですが…。

青年とは、そのあとお互いを意識し合いながらも、何事もなく別れていきます。

 

スーザンのちょっとした言葉でわかったことですが、今まで彼女に近づいてきた男性は、ほとんどがスーザンの父が大富豪のメディア王・パリッシュだからでした。

ドリューも父の部下で、そのために本当の愛には、まだ一度も巡り合っていないのかもしれません。

スーザンと別れたあと青年は事故に遭って

コーヒーショップで出会った青年は、スーザンとわかれたあと、スーザンの後ろ姿を何度も振り返り、気にしているうちに車にはねられてしまうのです。

事故の様子からしても、瀕死の重傷のようです。

もしかしたら、死んでしまったかもしれません。

 

スーザンは、青年が事故に遭う前に角を曲がっていたので、彼の事故を目撃していません。

死神とビル・パリッシュ

ビル・パリッシュは、もうすぐ65歳の誕生日を迎えます。

盛大なバースデーパーティーをするために、長女のアリソンは準備に余念がありません。

ビルと死神

ビルは、ときどき胸が痛くなることがあり、その日もベッドの中で左腕と胸の痛みを感じて目が覚めます。

すると、どこからともなく声が聞こえてきます。

それは、”死神”の声でした。ビルには、もうすぐ死神のお迎えが来るのです。

 

ビルは、まだ65歳。

ビルには、まだまだやらなければならない仕事がたくさんあります。

末娘のスーザンが、自分と妻のような情熱的な気持ちを分かち合えるパートナーを見つけるのを見届けることが出来ていません。

死神の交換条件

ある日の朝、出勤したビルは、激しい胸の痛みに襲われます。

その日の夕食後、自分の書斎に戻ったビルは、またあの声を聞きます。

ビルの前に、とうとう死神が姿を現します。

そして、その見た目は、スーザンがコーヒーショップで出会ったあの青年でした。

死神は、人間の姿が必要で、あの青年の体を借りてビルの前に現れたのです。

 

死神は、ビルに「人間界の案内」をしてくれと言います。

そして、死神が納得するまでの間は、ビルは命を長らえることが出来るのです。

 

死神は、ビルの家族に紹介され、共に食事をします。

彼は、名前を「ジョー・ブラック」と名乗ります。

スーザンの戸惑い

コーヒーショップの青年の体を借りたジョー(死神)は、帰宅したスーザンと再会しますが、今朝とはまるで別人(中身は別人ですが)のような青年にスーザンは戸惑いを隠せません。

今朝は、あんなに感じのいい人だったのに、ジョーは人間界の生活が初めてなので、とても「不躾」な感じがします。

再会した当初のスーザンは、ジョーにあまりいい感情を持てないようでした。

 

死神を演じるブラッド・ピットは、とても可愛らしいです。

死神は本当は怖いはずなのですが、まるで小さな子供のようなしぐさとコーヒーショップの青年の姿をしているので、仕立てのいいスーツ姿の死神はとても美しいです。

ブラピファンとしては、眼福ですw

散歩する死神

ずっとビルにくっついたままのジョーに、少しの間離れてもらうために、ビルはジョーに散歩に出かけてはどうかと言います。

ある老女との出会い

ジョーが「散歩」に行った先は、スーザンの病院でした。

スーザンの患者で、おそらく、全身ガンに罹っている老女にジョーは出会います。

老女には、ジョー(死神)があの世に連れて行ってくれる使者だとわかっているようです。

しかし、ジョーはまだ死ぬことが出来ない人をどうにかすることは出来ません。

さらに、ジョーは今、「休暇中」なのです。

 

優しく老女に接するジョーを見て、スーザンはジョーの優しさを感じます。

スーザンは、ジョーを少し見直したようです。

 

人は、死が近づくと「死神」の存在に気がつくものなのかもしれませんね。

体の痛みがひどく、死を望んでいる老女に安らかな死を迎えさせてあげたいとジョーは思います。

死神の仕事は、死が決まった人の「お迎え」なので、死期が来ていない人を連れていくことは出来ないのです。

パリッシュコミュニケーションズの合併

ビルの経営するパリッシュコミュニケーションズは、ボンテキュー社との合併の話が出ています。

推し進めているのは、スーザンの恋人のドリューです。

しかし、ビルは自分の死が近づいていることを知って、合併はしないと言います。

そして、ジョーには、この合併話がビルにとってあまり良い話ではないことがわかっているようです。

ドリューの思惑

ある日、ドリューは、ビル抜きで役員会を開きます。

ボンテキュー社との合併について、まだあきらめていないようです。

ドリューは、ビルの決断にジョーが関係していると感じているようです。

ジョーと言うより、ビルは自分の死期が迫っているので、パリッシュコミュニケーションズを自分の歩んできた道として、後の者に残したいと考えています。

そのため、死神であるジョーが関わっていることは当然のことなのですが、役員の人々はジョーがもっと他の目的でビルに近づいていると思っています。

 

ドリューは、役員会でビルの社長解任を決議しようとしています。

役員の一人と長女の夫・クインスは反対しますが、他の役員たちは賛成。

ビルは、65歳になったら名誉役員となりますが、会社の実権からは遠ざけられてしまいます。

 

ドリューは、合併したら持ち株を売って、お金を儲けようとしています。

ビルが人生を賭けて育てた会社・パリッシュコミュニケーションズのことなど考えていません。

ドリューは、やり手だと言われていますが、本当は自分の利益しか考えない狡猾な男だったのです。

 

クインスは、ボンテキュー社以外にもパリッシュコミュニケーションズと合併したいという会社が2,3あると役員会で言いました。

しかし、ビルの社長解任など思ってもいなかったのです。

惹かれ合うジョーとスーザン

ジョーとスーザンは、少しづつ惹かれ合っていきます。

スーザンはジョーと、雷に打たれたような恋に落ちたと父に話します。

しかし、ビルは、ジョーの正体を知っているので、二人のことを認めません…。

とてもお似合いで素敵な二人ですが、ジョーは「死神」なのです。

 

そして、ジョーは、「この世で経験したいことはほぼ終わった。ビルがこの世を去る日は、バースデーパーティーが終わった後だ」と。

スーザンの困惑

ビルは、スーザンに、ジョーはもうすぐいなくなると告げます。

そして、その理由を話すことはできません。

それでも今までの父の生き方を知っているスーザンは、困惑しながらもジョーのことも納得するしかないのです。

さようならのとき

ビルのバースデーパーティーのときのタキシード姿のジョー(ブラッド・ピット)の美しさには、ため息が出ます。

スーザンのような理知的で美しくスリムなクールビューティーが夢中になるのも、無理はないです。

そして、心からスーザンを愛してしまったジョー(死神)は、スーザンを連れて行くとビルに告げます。

ビルの怒り

ビルは、バースデーパーティーのあとにはあの世に連れていかれることが決まっているので、ジョーにも遠慮なく言いたいことを言います。

どれだけ愛していても、ジョーの正体を知らないスーザンを連れて行くのは許さないと。

そして、ジョーはスーザンのもとへ。

別れを告げに。

「愛してくれてありがとう」

 

父の愛と二人の愛が、どちらもとても美しくて切ないシーンです。

ハリウッド映画って、こういうシーン、本当にロマンティックで素敵です。

邦画ではなかなかこういうシーンは、難しいと思います。

何故か、美男美女でも本作のような男女のやり取りは邦画だと「寒く」なってしまいます…残念ながら。

ジョーの正体

ジョーは、最後にドリューに自分の正体を明かします。

このシーンも、ユーモアが効いていて、おもしろいシーンでした。

ぜひ、映画をご覧になってみてください。

花火を背に

バースデーパーティーのクライマックス、たくさんの花火が上がります。

その花火を背に、ジョーとビルは「あの世」に旅立っていきます。

 

そして、ジョーは…。

 

ラストシーンは、とてもロマンティックです。

愛していれば、その相手のことがわかるものなのだと思います。

 

そして、死神のジョーは最後にスーザンに大きな「贈り物」をするのです。

最後に

映画「ジョー・ブラックをよろしく」の感想でした。

とても、ロマンティックで美しく切ない映画です。

本作では、いろいろな「愛」が描かれています。

 

家族愛、夫婦愛、親子愛、姉妹愛、人間愛、そして、恋愛。

これから先のことはわからないけれど、これだけ惹かれ合った二人は、きっと幸せになれると思います。

 

とにかく、主演のブラッド・ピットとヒロインのクレア・フォーラニが美しい。

ワイルドなブラピもカッコいいですが、この純粋なラブストーリーのブラピも本当に素敵です。

ビル役のアンソニー・ホプキンスも、メディア王・パリッシュコミュニケーションズの社長としての風格と貫禄。

キャスティングが、本当に素晴らしいです。

 

ロマンティックな気分に浸りたいときに、ぜひおすすめの映画です!

 

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