映画「水曜日が消えた」感想|主演・中村倫也 7つの人格を持つ青年の最後の決断

こんにちは。

はるき ゆかです。

 

映画「水曜日が消えた」の感想です。

中村倫也さん主演のミステリー映画です。

7人の人格を演じ分ける中村倫也さんの圧巻の演技!

映画「水曜日が消えた」の感想 はじめに

あらすじ

幼い頃の交通事故をきっかけに、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”。性格も個性も異なる7人は、不便ではあるが、平穏に暮らしていた。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。家の掃除、荷物の受け取り、通院、、、他の曜日に何かと押し付けられて、いつも損な役回り。今日も“火曜日”はいつも通り単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。
それは突然やってきた。“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。
水曜日を謳歌する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか―。

[引用元]『水曜日が消えた』オフィシャルサイトストーリー

【監督・脚本・VFX】吉野耕平

登場人物

7人の僕(斉藤数馬)/中村倫也
幼い頃の事故が原因で、曜日ごとに個性や人格が変わる青年。それぞれを曜日で呼び合っている。

瑞野/深川麻衣
水曜日の僕が通う図書館司書。

一ノ瀬/石橋奈津美
『7人の僕』全員を知っている小学校時代の同級生。

高橋/休日課長
月曜日の僕の友達。

新木/中島歩
安藤先生の助手の医師。

安藤先生/きたろう
『7人の僕』を幼い頃から治療する医師。

 

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突然、水曜日が消えた

僕(中村倫也)は、小学生のとき遭った交通事故のせいで、曜日ごとに人格が変わる「多重人格」になってしまいます。

7人の僕

『7人の僕』は、お互い、他の曜日の記憶がないのでポストイットに連絡事項を書くことで、意思疎通を図っています。

また、主治医の安藤先生(きたろう)に渡す日々の日誌もあります。

 

『火曜日の僕』は、週に一度の安藤先生の治療の通院を受け持ち、穏やかな性格できれい好き。特に趣味はないけれど平和な日々を送っています。

水曜日の僕は、読書家で図書館に通っている。

木曜日の僕は、イラストレーターか画家のような仕事をしているアーティスト。

金曜日の僕は、観葉植物を大切に育てる理知的なタイプです。

土曜日の僕は、PCゲーム開発者で服装も髪型もポップで明るい。

日曜日の僕は、とにかく釣りが大好きで、日誌は「魚拓」です。

そして、月曜日の僕は、音楽が趣味で片付けができない自由奔放なタイプで、いつも部屋を汚しては「あとはよろしく」と付箋を残し、『火曜日の僕』が片づけをしなければなりません。

 

この7つの人格が一人の『僕』の中にいることを知っているのは、医師と幼馴染の一ノ瀬(石橋菜津美)だけです。

一ノ瀬は、7人の癖も把握しています。

不便だけれど平穏な日々

7つの人格に分かれているので、精神科でもらう薬でうまく曜日ごとに人格を分けています。

『火曜日の僕』は、いつも損な役回りを背負わされ、少々不便なこともありましたが、何とか平穏な生活を送っています。

 

しかし、ある日、目が覚めた『火曜日の僕』は、周囲の様子がいつもとどこか違うことに気づきます。

水曜日が消えた

『火曜日の僕』が目覚めたのは水曜日の朝でした。

水曜日が消えてしまったのです。

火曜日は、いろんなお店が定休日だったり、図書館が閉館日なのですが、水曜日なら開いています。

 

『火曜日の僕』は、水曜日を謳歌し始めます。

いつもなら、水曜日になる午前0時までには就寝しなければならないのに、夜更かしも出来ます。

幼馴染の一ノ瀬と、DVDを観て夜を過ごします。

水曜日の僕の生活

『火曜日の僕』は、単純に火曜・水曜の2日を楽しんでいましたが、水曜日の僕には水曜日の僕で、確かな生活が存在していました。

水曜日の僕と瑞野さん

『火曜日の僕』は、水曜日に図書館行って、司書の瑞野さん(深川麻衣)という女性に出会います。

水曜日の僕は、毎週図書館で本を借りていたようです。

『火曜日の僕』は、水曜日の僕のかわりに本を借りたり返却したりするうちに、瑞野さんに心惹かれるようになります。

 

ある水曜日に、『火曜日の僕』は瑞野さんを食事に誘います。

しかし、やはり水曜日の僕と『火曜日の僕』は違う人格なので、話がうまくかみ合いません。

 

そしてある日、『火曜日の僕』は水曜日の僕のジャケットのポケットに「あるもの」を見つけ、自分は2日間連続で『火曜日の僕』を楽しんでいるけれど、水曜日の僕には水曜日の僕の想いや生活があったことに気づかされます。

 

『火曜日の僕』は、水曜日の僕を侵食してしまっていたことに、心を痛めます。

瑞野さんに、水曜日の僕を返してあげなければ…と。

知らず知らずのうちに、『火曜日の僕』は7つの人格が一つになることを望んでいたのかもしれません。

自分一人が、一週間を全て自分で使いたい…と。

 

それが、どれほどひどいことなのかを考えることも出来なくなっていたのです。

原因不明の体調不良

その頃から、『火曜日の僕』は原因不明のめまいを起こし、意識が飛び、気を失ったりするようになります。

ちょうどめまいを起こしたところを、主治医の安藤先生(きたろう)の新しい助手・新木先生(中島歩)に見られてしまいます。

 

そして、安藤先生は、『7人の僕』に異変が起きていることに、既に数年前から実は気づいていました。

木曜日も消えた

7人の僕は、お互いに曜日ごとでチェスをしたりゲームをしたりしていたのですが、それがほとんど進んでいないことに、『火曜日の僕』が気づきます。

そして、水曜日の夜に眠った『火曜日の僕』は、目覚めると木曜日でした。

そう、木曜日も消えてしまったのです。

 

7つの人格を持て余しながらも平和に暮らしてきた『火曜日の僕』にとって、一つづつ人格が統合されていくことに恐怖を覚え始めます。

金曜日から月曜日の僕は、どうなってしまったのだろう…。

月曜日の僕と火曜日の僕

『火曜日の僕』は、図書館からの帰り道、新木先生に電話をしようとすると、意識がところどころ飛んでしまいます。

そこに、月曜日の僕からスマホに動画が送られてきます。

月曜日の僕と火曜日の僕の境界線

『火曜日の僕』の意識が飛び飛びになっているのは、月曜日の僕が『火曜日の僕』に少しづつ侵食してきていたからです。

月曜日の僕は、金、土、日、そして月曜日と、『火曜日の僕』とは逆の順番で侵食していたのです。

今7人の僕は、2人になってしまったということです。

 

そして、『火曜日の僕』の意識が飛ぶのは、既に月曜日の僕に飲み込まれそうになっているこということ…。

月曜日の僕も、自分一人だけが生き残りたいと思っているのです。

共存することは可能だったのか

もし、安藤先生が今の7人の僕の状態を、病院にきちんと報告していたら…7人が一つになっても共存する道があったのかもしれません。

しかし、今のままでは『僕』の命に関わるので、新木先生から手術を勧められています。

 

月曜日の僕と『火曜日の僕』は、どちらに統合されてしまうのか?

そして、『僕』が最後に行った決断とは?

俳優・中村倫也

7人の全く違う人格の人間を演じた中村倫也さん。

月曜日の僕と『火曜日の僕』は、スマホの動画通話を使ってお互いに話をするシーンがあるのですが、同じ俳優さんとは思えませんでした。

真逆の二人を演じ分ける

月曜日の僕は、中村倫也さんが演じた「美食探偵明智五郎」の明智さんや「この恋あたためますか」の浅羽さんに、「凪のお暇」のゴンさんをちょい足しした感じで、『火曜日の僕』はダイワハウスのCMの夫役に近い感じ。

『火曜日の僕』は、すごく可愛らしいのです。

童顔の中村倫也さんにぴったり。

 

それ以外の曜日の人格は、ラストに少しづつ出てくるだけでしたが、本当に七変化でした。

声のトーンや微妙な表情の変化などで、まるで別人。

この役が出来るのは、この年代の役者さんでは中村倫也さん以外いないのではないかと思います。

 

ラストシーンの一ノ瀬の「誰?」と言うセリフと共に、どちらかの『僕』に少しづつ変化していく中村倫也さんの演技は本当に素晴らしいです。

ちょっと、鳥肌が立ちました。

 

来年公開予定の映画「騙し絵の牙」「ファーストラブ」も見逃せません!

映画「水曜日が消えた」の感想 最後に

映画「水曜日が消えた」の感想でした。

結末のドキドキ感と中村倫也さんの俳優としての魅力と力量が発揮された素晴らしい映画でした。

悪・倫也は、カッコいいし、天使・倫也は、可愛いしw

 

今の世の中、自分さえよければ…という風潮にある中、本作はそれを改めて考えさせられる映画です。

おすすめです!

 

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