「映画版 柴公園」 感想|柴犬とおっさんの日常

こんにちは。

はるき ゆかです。



「映画版 柴公園」の感想です。

あたるパパとポチママが、一緒に暮らし始めます。

二人は似た者同士なのですが、犬友のさちこパパとじっちゃんパパの協力の元、二人はなんとか結ばれます。

一人で犬と暮らすことについても、考えさせられました。

「映画版柴公園」の感想 はじめに

あらすじ

柴犬の飼い主の三人のおっさん。あたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)の三人は、いつもの公園で「壮大な無駄話」を繰り広げている。お互い名前も仕事も知らず、犬の名前にパパをつけて呼び合っている。ちなみにあたるパパの仕事は、大学で苔の研究をしている。

登場人物

あたるパパ/渋川清彦
大学の研究者で「苔」について、研究している。独身。不器用で子供の頃から寂しい思いをしていた。

じっちゃんパパ/大西信満

黒柴のじっちゃんの飼い主。あたるパパとさちこパパと同じタワマンに住んでいる。無駄話の中にも理論派な面を持つ。

さちこパパ/ドロンズ石本

赤柴のさちこの飼い主。好奇心旺盛でとても面倒見のいい人。

ポチママ/桜井ユキ

引きこもりがちな白柴の飼い主の女性。あたるパパと結婚する予定。弟はイケメン。

謎のイケメン/水野勝

ポチママの弟。姉想いの優しい弟。

芝次郎/佐藤二朗

ちょっと変人だが、ときどき人の心に刺さる言葉を言う。豆柴の一郎の飼い主。

「映画版柴公園」の感想 

1時間40分くらいの作品ですが、観ている間、ずっと和んでいました。

今回は、あたるパパ(渋川清彦)とポチママ(桜井ユキ)の恋のお話が織り込まれていたので、ちょっとほんわかドキドキしました。

飼い主あるある

本作もお互い毎日公園で会うにもかかわらず、愛犬の名前に~パパ、~ママと呼び合っています。

これは、犬の飼い主あるあるです。



私も犬と暮らしているとき、ミルちゃんママと呼ばれていました。

そして、私もすごく親しくしている犬友さんの本当の名前は知りませんでした。

犬を連れていないときは、お互い、顔も覚えていないと言う人までいました。



本作のおっさん三人はとても仲良しですが、途中、話の長い大型犬の飼い主のおじいさんが三人に絡んでくるのですが、これもあるある。

三人は、トラブルを避けるためにおじいさんが公園に来ると、さらっと解散するのは賢明だなと思います。

私も、ネットで犬の服のハンドメイドショップをやっているおばさんに「服を作ってあげる!(もちろん有料)」と言われ、トラブルになりかけたことがあります。

シェルティは、あまり服を着せないので(着せるけどw)…と言ったことを忘れて、冬に服を着せてお散歩していたのを見られてしまいました…。

服を買うのはいいのですが、値段もびっくり。小型犬で25,000円~(彼女曰く「オーダーメイドだから」とのこと)でした。

こういうことも実際にあるので、本作に出てくる首輪1万円で作るという話の長いおじいさんには、笑ってしまいました。

見守りカメラが結ぶ恋

あたるパパは、真っ白な柴犬の飼い主のポチママに好意を持っているようです。

ポチママも、あたるパパのことが気になるようです。

ある日、あたるパパが通勤バスの中で見守りカメラであたると預かっている一郎(芝次郎の犬)の様子を見ていたら、それをポチママに見られてしまいます。



ポチママは、少し引きこもり気味なのですが、最近パートを始めたのです。

バスの中で、ポチママはあたるパパの犬たちの動画を見せてもらい、とても感動します。

公園で、カメラのことをあたるパパに教えてもらいますが、自分にはセッティングが無理そうだとポチママはいいます。

そのとき、ふわりと風が吹きます。

風に吹かれるポチママの美しい横顔。



あたるパパがポチママに恋に落ちた瞬間。

このシーン、美しかったです。



あたるパパは、突然、ポチママに「プロポーズ的」なことを言います。

(自分とポチママを指さしながら)「いっしょになることは可能ですか?」

何とも不器用な、プロポーズですw。



しかし、プロポーズをした数日後を境に、毎日バスで会っていたポチママに会わなくなってしまいました。

ポチママの家を訪ねると、イケメン弟が、「やっとうまくいっていたのに、あなたが変なことをいうからまた姉は引きこもってしまいました」とあたるパパに言います。

あたるパパは、「生活費を出すのはどうでしょうか。結婚というものは生活の面倒を見るという側面もあるので」と言うと、弟は「金ですか。じゃあ、そうしてください。だけど、裏切ったらあんた殺すよ」と言う。

じっちゃんパパとさちこパパが、二人を見たのはこの場面だったようです。

顔を近づけて、話していたので、勘違いしてましたけど。

顔がにやける

だいたい見守りカメラを見ているときって、飼い主は顔が思いっきりにやけています。

私は使ったことがないのですが、会社の同僚がよく見ていてすごく安心すると言っていました。

特に一人暮らしだと、気になりますからね。

イタズラより、何か危ないことをしていないかとか具合が悪くなっていないかなど、心配です。

今なら、私も絶対見守りカメラ設置するだろうなと思います。

BBQはうまくいかなかった

BBQのお誘いの答えを、ポチママがじっちゃんパパに送って来たことで、あたるパパはBBQの間も、ちょっとご機嫌斜め。

結局じっちゃんパパとさちこパパのおぜん立てはうまく行きませんでした…。



さらに、いつも言っている公園が閉鎖されることになってしまいます。

これ、困りますよね。いつも行ってる公園が閉鎖…。

私も特に、愛犬のお気に入りの公園なくなったときは、その前を通ったとき、愛犬が悲しそうな目で私の顔をじっと見ていたのを思い出します。

あたるパパは、ポチママに見守りカメラのIDとPWを送って、ポチママのスマホからあたるパパの部屋が観れるようにします。

カメラが赤くライトがついていると、ポチママが部屋を見ていることがわかります。

まるで、一緒に暮らしているような気持ち。

一緒に暮らす

ポチママは、ポチと暮らすようになってお散歩に出かけたり、三人のおっさんたちと話すようになってお勤めにも出られるようになりました。

しかし、あたるパパにプロポーズされてまた心を閉ざしてしまった。

ポチママの弟は、「ねえちゃんとあんたは似た者同士だ。もうそろそろお願いしますよ」と言って、今まで渡していた生活費を全て返してくれました。

ポチママとあたるパパ。

確かに、似てますね…。



芝次郎(佐藤二朗)は、とうとう一郎を引き取りにやって来ます。

そして、芝次郎は「自分を認めると楽になる」という言葉を残して帰って行きました。

芝次郎、いい加減なようで、ときどきいいこと言います。

自宅に招待

あたるパパは、ポチママを家に招待します。

家には匂いがあって、その匂いが心地よかったり、悪かったりするとポチママが言ったのです。

この感覚、とてもわかります。

二人は似た者同士なので、おそらくあたるパパの家のにおいをポチママは気に入ると思います。

そして、二人ははじめて名前を名乗り合います。

声はBGMに消されて、聞こえませんでしたがw。



そして、二人は一緒に住むことに。

「映画版柴公園」の感想 最後に

「映画版柴公園」の感想でした。

やっぱり、犬っていいですね。

和ませてくれて、癒されて、気持ちがあたたかくなる素晴らしい映画です。

また、キャスティングも素晴らしい。

あたるパパの渋川清彦さんは普段、アウトローな強面の役が多いですが、あたるくんを見つめる笑顔が優しくて素敵でした。

そして、いつもかっこいいクールビューティな桜井ユキさんのポチママも可愛かったです。

役者さんってすごいですね。

本当にいい映画でした。

柴犬好きな方、犬好きな方、癒されたい方に是非おすすめです!


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