ドラマ「シェフは名探偵」第4話 ネタバレ感想 主演・西島秀俊|マカロンとシェフのプライド

マカロン

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想です。

今回はマカロンとスープ・オ・ピストゥを巡る二つの物語。

「プライド」とは何か?を考えさせられるターンです。

ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想 はじめに

フレンチ

登場人物

三舟忍/西島秀俊
フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ。10年以上フランスで修行をしてきた。冷静で優しく穏やかな性格の職人気質の料理人。ミシュランの星や肩書には興味がなく自分の料理で、人を癒したい。記憶力がずば抜けており、客の顔から料理の色や味、些細なことにも気がつく。レストランに訪れる客の悩みを解決していく名探偵。

高築智行/濱田岳

「ビストロ・パ・マル」のギャルソン。店では一番の新入り。しかし、ある才能を持っていて…。

志村洋二/神尾佑

高級ホテルで働いていたが、「ビストロ・パ・マル」開店と同時にスーシェフとして入店。気が短いが涙もろい。

金子ゆき/石井杏奈

ワインが好きで、「ビストロ・パ・マル」のソムリエになった元OL。俳句好き。

小倉大輔/佐藤寛太

「ビストロ・パ・マル」のオーナー。何軒もの飲食店を経営する実業家だが、一見実業家には見えない。

上原美里/橋本マナミ

客として「ビストロ・パ・マル」やって来るが、三舟と親し気な謎の美女。

あらすじ

偶然にも三舟忍(西島秀俊)の知り合い2人が来店。1人はフランスから帰国後に働いた店の見習いだった南野。近くにオーナーシェフとして店を出したといい三舟は祝福するが、南野の本心は…。もう1人はリヨン時代に同じ店で修行していた羽田野鈴子。今は経営にまわっていて、食事相手も羽田野の店のパティシエ岸部彩香だ。ソムリエの金子は料理人とは思えぬ岸部の雰囲気に違和感を覚える。

[引用元]TV東京「シェフは名探偵」公式サイトSTORY

以下はネタバレあらすじ

ヴィーガン用の食事

 フランス料理店『パ・マル』の本日の予約客が、突然ヴィーガン用の食事を用意してほしいと連絡してきた。乳製品と白砂糖がダメなヴィーガン用料理では、フランス料理は作れない。しかし、三舟シェフは代わりに豆乳を使えばいいだろうと言う。バターが中心となるフランス料理に乳製品が使えないとなると、それはフランス料理ではなくなるのだが…。
 ヴィーガンのお客様が来店した。志村(神尾佑)は、料理を一つ一つ説明する。牛乳やバターの代わりに豆乳とオリーブオイルを使っているようだ。しかし、そのお客様は環境に配慮してという理由と言うより、海外セレブらの影響を受けてヴィーガンを始めたようだ。流行に乗っているということ。

ゆか
ゆか

いわゆる、ファッションヴィーガンという感じでしょうか。まあ、個人の自由ですが、流行はいつか廃れるものなので、そのときには普通の食事に戻っているのかも。戻っていないかも。

スープ・オ・ピストゥ

 このふたりのお客様はフランス料理を食べるきっかけになった料理があるという。それが、南野(青柳翔)の店『ル・バンテアン』で食べた「スープ・オ・ピストゥ」。このお客様のうちの一人の女性の父親が南野の店に出資しているようだ。そして、南野シェフは「うちの『スープ・オ・ピストゥ』はフランスの伝統のピストゥだ」と言っているらしい。『パ・マル』でもピストゥを出した。二人は「ル・バンテアンのピストゥの方がもっと風味があった気がする」と小声でささやき合っている。その言葉に反応する三舟と志村だが、何も言わずに黙っていた。

ソムリエや料理人の決まりごと

 金子(石井杏奈)と高築(濱田岳)は、あるテーブルのお客様に関心を持ったようだ。女性同士だが、友達という感じでもなく、親子や姉妹でもなさそうだ。年上の女性が「何でも好きなもの頼んでもいいのよ。これも勉強だから」と言う。しかし、金子はシェフやソムリエではなさそうだと言う。若い女性の方が化粧が濃く、香水もつけていたからだ。嗅覚が大切なソムリエやシェフは、化粧もせず、香水はつけないのが常識だと言う。

リヨンの店で

 金子たちが関心を持ったお客様は、一人は羽田野鈴子という三舟シェフがリヨンで同じ店で修行した料理人だった女性。今は、経営に携わっていて料理はしていないという。そして、一緒に来ている女性はパティシエの岸部彩香(イシヅカユウ)だった。元老舗ホテルのパティシエだったが、体力的にきつくて辞めてしまったという。
 三舟シェフは二人には特別にバンショーを出した。羽田野は彩香に「従業員全員で決めたんだけど、香水はつけないでほしいの。それと仕事中はメイクも禁止」と告げた。彩香は「そう…ですよね。気をつけます」と浮かない顔で答えた。

ゆか
ゆか

三舟シェフを訪ねてやって来る黒いコートの謎の美女は、ナント!探偵でした。三舟シェフがフランスに修行に行っている間に失踪した父親を探してもらっているという。お父さん、失踪しているんですね…。何か、訳ありな感じ。

岸部が失踪

 ある日、閉店後の『パ・マル』に、羽田野が飛び込んで来た。そして、岸部彩香がいなくなってしまったという。高築は数日前に駅前で彩香に会ったらしく、そのときはショートヘアのウィッグをつけていて、特に変わった様子はなかったという。彩香は羽田野にメッセージ付きでお菓子を送って来ていた。メッセージには「マカロンはマカロン」と書かれていた。三舟シェフは何かに気づいたようだ。
 彩香は実家に帰ると言っていたが、実家の連絡先を知らない羽田野は、以前彩香が働いていた老舗ホテルに電話で聞いたが、岸部彩香という女性が働いていたことはないと言われたという。しかし、岸部と言う名前の男性なら働いていたと…。

マカロンはマカロン

 三舟シェフは、「岸部さまは、もしかしたらトランスジェンダーなのではないか」という。老舗ホテルなどではいまだにマッチョイムズ(男は男らしくあるべきという考え方)が横行している。そのため、岸部にとって、とても働きにくい職場だったのではないか。羽田野が経営する三つのフランス料理店の一つはスタッフが女性だけという店で、岸部はそこで働くことにしたのだ。岸部彩香にとって、羽田野の店はとても居心地がよかった。
 しかし、いくつかの壁が立ちはだかる。実家の両親は岸部がトランスジェンダーであることを認めてくれなかったこと、そして羽田野から仕事中にメイクと香水は禁止だといわれたこと。岸部にとって、メイクと香水は自分が女性であることを実感できるものだったのだ。
 三舟シェフは、岸部が送って来たお菓子を見てそれに気づいた。そのお菓子はマカロンだった。しかし、日本で知られている色とりどりのマカロン・パリジャンではなく、マカロン・ダミアンだった。
 マカロン・パリジャンは、カラフルでいかにも女性らしいお菓子。マカロン・ダミアンは同じマカロンでも地味な焼き菓子だ。岸部は、マカロン・ダミアンを自分に見立てた。そして、メッセージに「マカロンはマカロン」と書いたのだ。「女は女」だと。

ゆか
ゆか

そして、ソムリエの金子さんは、同性愛者だったんですね。だから、岸部さんの気持ちがよくわかるのかもしれません。金子さん自身もいろいろと辛い思いをしてきたのだと思います。

南野シェフが飛び込んで来た

 その日の夜、南野シェフが『パ・マル』に飛び込んで来た。南野の店のホームページのコメント欄にコメントを書いただろうと怒鳴り込んで来たのだ。「スープ・オ・ピストゥ」の件だ。コメントは「この店のスープ・オ・ピストゥは、本格的なフランスの伝統のピストゥで、オリーブオイルではなく…」と書かれていた。南野の店の出資者の娘が『パ・マル』に行ったことを聞いて、慌ててやって来たのだ。しかし、このコメントを書いたのはもちろん、三舟シェフではない。
 南野はうんざりしていた。出資者の娘だからといって、肉は体質に合わないだの、乳製品は使うなだの、白砂糖は使うなだのと言われることに。今では何も言わなくてもお好みの料理が出てくると思い込んでいるので、何も言わずにそれらを使った料理を出している。フランスの伝統のピストゥは豚の背油が使われている。彼女たちはおいしいと言って食べている…。
 三舟シェフは南野に「お前は料理人としてしてはやってはいけないことをしたんだ。その人が食べたくないものを食べさせた。料理人は何でもできる。前の客の残り物を出したりすることもできる。しかしそれをしないのが料理人のプライドなんじゃないのか」
 そして、SNSに『パ・マル』の中傷コメントを書いたのは、南野だった。ラタトゥイユをラタ・トゥイユと表記するのは、三舟と南野が一緒に修行した店だけで、普通はラタとトゥイユの間に・は入れない。南野は、三舟の料理があまりにもおいしくて、同じフランス料理店をやっている者にとっては脅威だったのだ。
 しかし、三舟シェフは『パ・マル』のSNSで南野の店を絶賛するコメントを書いていた…。


 その翌日、羽田野と岸部が一緒に『パ・マル』を訪れた。岸部彩香は、戻って来たのだ。

ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想 

ワイン

LGBTQIA+

今回登場するパティシエの岸部彩香は、トランスジェンダーです。

男性として生まれてきたが、心は女性。

身体と心が同じではないセクシャルマイノリティです。

最近は、セクシャルマイノリティについて、とても理解が深まって来ていますが、老舗ホテルという伝統の中ではまだ浸透していなかったようですね。

心は女性なのに、マッチョイムズという男らしさを求められることで、岸部彩香はどれだけ辛かったでしょう。

お店の経営者の羽田野鈴子は、岸部がトランスジェンダーであることをきちんと受け止め、従業員が働きやすい環境を作ると宣言しました。

良い経営者に恵まれた岸部はとても幸せです。

そして、『パ・マル』のソムリエの金子ゆきも、同性愛者であることが今回明かされました。

三舟も志村もそれを聞いても、何も変わらなかったようです。

金子も素敵な上司に恵まれています。



最近は理解が深まったとはいえ、まだまだ偏見を持っている人も多いようです。

もっとLGBTQIA+の人々が、堂々とカミングアウトできる日がやって来ますように。

シェフのプライド

「プライド」という言葉も、それぞれの理解の感覚が違っていて、捉え方が難しい言葉です。

南野シェフは、三舟シェフにライバル心むき出しで、自分のシェフのプライドにかけて『パ・マル』よりおいしい料理を絶対作ると言います。

そして、いろんな裏工作をやってしまいます。

しかし、三舟シェフは南野の料理を本当においしいと感じたため、SNSに絶賛するコメントを書きました。

三舟シェフは、自分の料理に自信があるからこそ、いつも落ち着いた態度でいられるのだと思います。

それこそ「プライド」が高いシェフだと、私は感じました。

高築さんが、三舟シェフにはシェフとしてのプライドがないと言っていましたが、それは真逆だと思います。

プライドがあるからこそ、中傷コメントになどびくともしないのです。



三舟シェフ、本当にカッコいいです。

ちょっとだけ、タイミングが悪いのもまた可愛らしくて、愛すべきシェフですね。

金子さんが言うように、志村スーシェフが三舟シェフと働きたいと思う気持ちがとてもよくわかります。

父の失踪

三舟シェフの父親は、現在失踪中。

そして、閉店後によくやってくる橋本マナミさん演じる謎の美女は、三舟の父を探している探偵だったのは意外でしたね。

どことなく、訳あり気な感じの美女ですが、堂々とお店にやって来るのは三舟シェフと個人的な関係があるということではなさそうでしたが、まさか探偵だったとは。



今回第4話でしたが、もうすぐ物語も中盤に入ります。

三舟シェフのお父さんの失踪と『パ・マル』の関係もとても気になります。

次回もいろいろと事件が起こりそうな予感。

三舟シェフの推理が楽しみです。

ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想 最後に

ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想でした。

最後に岸部さんが戻って来てくれたことは、とてもうれしいことでした。

パティシエとして、羽田野さんのお店で楽しく働いてほしいです。



以下の記事で第3話の感想を書いています。

よろしければ併せてご覧になってみてください。

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ドラマ「シェフは名探偵」第3話の感想

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