ドラマ「シェフは名探偵」第5話 ネタバレ感想 主演・西島秀俊|2つの家族と金子の悲しみ

ワイン

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「シェフは名探偵」第5話の感想です。

今回は二つの家族の物語と「パ・マル」に戻って来たソムリエの金子さんの物語。

とても心があたたかくなる素敵なターンでした。

ドラマ「シェフは名探偵」第5話の感想 はじめに

ブイヤベース

登場人物

三舟忍/西島秀俊
フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ。10年以上フランスで修行をしてきた。冷静で優しく穏やかな性格の職人気質の料理人。ミシュランの星や肩書には興味がなく自分の料理で、人を癒したい。記憶力がずば抜けており、客の顔から料理の色や味、些細なことにも気がつく。レストランに訪れる客の悩みを解決していく名探偵。

高築智行/濱田岳

「ビストロ・パ・マル」のギャルソン。店では一番の新入り。しかし、ある才能を持っていて…。

志村洋二/神尾佑

高級ホテルで働いていたが、「ビストロ・パ・マル」開店と同時にスーシェフとして入店。気が短いが涙もろい。

金子ゆき/石井杏奈

ワインが好きで、「ビストロ・パ・マル」のソムリエになった元OL。俳句好き。

小倉大輔/佐藤寛太

「ビストロ・パ・マル」のオーナー。何軒もの飲食店を経営する実業家だが、一見実業家には見えない。

上原美里/橋本マナミ

客として「ビストロ・パ・マル」やって来るが、三舟と親し気な謎の美女。

あらすじ

金子ゆき(石井杏奈)が恋人の転勤を理由に辞めてしまう。三舟忍(西島秀俊)が引き留めなかったことを知った高築智行(濱田岳)は怒りを露わにする。そんな金子を欠いた『パ・マル』に元常連の館野が来店。再婚するという。また2日連続来店した脇田は妻の由美子が家出して落ち込んでいた。新たに家庭を築く者、音信不通の妻に悩む者――三舟は2組の家族に極上の料理で救いの手を差し伸べる。

[引用元]テレビ東京「シェフは名探偵」公式サイトSTORY

以下はネタバレあらすじ

金子の代役

 金子(石井杏奈)が退職したので、「パ・マル」はランチもディナーなタイムも大忙し。三人で全てを回すのは難しいということになり、オーナーの小倉(佐藤寛太)が手伝いに来ることになった。しかし、やる気が空回りして失敗が多くて、高築(濱田岳)の仕事は増えるばかり…。

三舟シェフの推理・館野さんの恋人

 常連客の館野さん。以前は月に一度程度は来店していたが、今回は久しぶりの来店だった。館野さんには息子が一人いて、離婚経験がある。
 館野さんの息子はお肉が苦手だったが、最近、鳥と魚は食べられるようになったようだ。館野さんは再婚しようと考えている。しかし、恋人はまだ40代なのに、入れ歯なのだと言って…。

 ある日、その恋人と会う約束をしていたのだが館野さんは体調を崩してしまった。それを心配した恋人が館野さんに会いに来て、息子とご飯を食べていた。そのご飯がテイクアウトのフライドチキンだった。お肉は苦手なはずなのに。
 館野さんの恋人は、物理の教師。フライドチキンを食べ終わった骨で模型を作って息子に見せる。食べ終わった骨を洗って、入れ歯洗浄剤に何度かつけていると、きれいな骨になる。館野さんの恋人は入れ歯ではなく、その作業のために入れ歯洗浄剤を使っていたのだ。

ゆか
ゆか

三舟シェフは、そのことを推理してわかっていたので、館野さんの息子が「豚足のガレット」を食べたいと言ったとき、骨付きの豚足も用意してくれていたのです。実際の「豚足のガレット」は骨を抜き取ってある料理なのです。

三舟シェフの推理・脇田さんのジャム

 脇田さんもよく夫婦で「パ・マル」にやって来る常連客。それが、二日続けて来店されていて、不思議に思っていると理由があったようだ。奥様が何も告げずに家を出て行ったという。家庭料理が恋しいと言う脇田さんに三舟シェフは、フランスの家庭料理を出した。
 脇田さん夫婦は、甘いものはあまり食べないらしい。それなのに、家の冷蔵庫にジャムがあった。大きなチーズと一緒に。そして、脇田さんはそのジャムを人にプレゼントしてしまったようだ。
 三舟シェフは、脇田さんが喜びそうなフランスの家庭料理と共にチーズを出した。オッソ・イラティという羊のチーズだ。それを食べた脇田さんは「うまいけど、ちょっとクセがあるね」と言う。それならばと、三舟シェフは黒サクランボのジャムを出して「これと一緒に食べてください」と言った。黒サクランボと羊のチーズはとても合う。脇田さんは「これはおいしい!」と感激。そして、ハッと気づいた。「あのジャム、もしかして、これ?」

 三舟シェフは、脇田さんに「奥様のお話、聞かれてなかったんじゃないですか」と言う。おそらく、奥様は「このジャム、このチーズと合わせるとすごくおいしいのよ」と脇田さんに言っていたはず。しかし、脇田さんは適当に話を聞き流していたのだ。以前、脇田夫妻が来店したときも奥様のサラダのお皿に、脇田さんはフォアグラを取り分けていた。しかし、サラダに使われているソースとフォアグラの相性は最悪だったのだ。そして、それが二度もあった。二度目は奥様は何も言わなかった。

ゆか
ゆか

奥様は、脇田さんが自分の話をちゃんと聞いていないのだとがっかりして、無力感に襲われたのです。脇田さん、悪気はなさそうですが、ちょっと無神経なのかも。

 脇田さんの奥様が「パ・マル」に来店した。脇田さんは、音信不通の奥様に手紙を書いていた。それが奥様の心に響いたようだ。電話やメールではなく、手紙は人の心を解きほぐす。二人で仲良くバンショーを飲む。

小倉オーナーの元恋人

 「パ・マル」に関西弁の女性が二人で食事に来た。そのうちの一人の女性がずっと小倉オーナーを見ている。そのことに気づいた高築はオーナーにそのことを告げる。すると、オーナーは「元カノなんだ」と言った。そして、その女性はおつりを渡しに行ったオーナーに「私、結婚することなったわ」と言う元カノ。お見送りのときにオーナーは、「おめでとうございます」と言った。少し寂し気に。

戻って来た金子

 ソムリエの金子は、福岡に転勤になった恋人を追って、「パ・マル」を辞めたが、明日から復帰すると言う。恋人にフラれたのだと言う。そのことを聞いた高築は「この店はそんなに簡単に辞めたり戻って来たりできるのなんですか?」と三舟シェフの考えに疑問を持つ。高築は、この店に誘われたときとてもうれしかったのだ。
 一見、元気そうに振舞う金子だったが、心はとても傷ついていた。仕事中もぼーっとしていたり、おつりを間違えたり。
 閉店後、テーブルで顔を伏せる金子。慰める高築。そこに三舟シェフがやって来てそっとバンショーを差し出す。「辛かったら、辛いって言っていいんだ」と言って。金子は泣きながらバンショーを飲んだ。志村が高築に「金子が辞めるとき、シェフは『とても痛手だ。寂しい。だけど、金子の幸せを思えばそれが一番いい』と言っていたよ」と小さな声で言った。高築と志村も、涙を流す金子に「おかえり」とあたたかく告げる。

 三舟シェフは、高築にケーキを差し出した。その日は、高築の30歳の誕生日だった___。

ドラマ「シェフは名探偵」第5話の感想 

バンショー

名探偵のシェフのあたたかさ

三舟シェフは、料理人としての腕も素晴らしいですが、人としてもとてもあたたかい人です。

小さな事にはこだわらず、人の意見もむやみに否定しない。

そして、その素晴らしい推理力から、人の心をくみ取るのもとても上手です。

人に本当の意味で優しくできる人って、すごく自分に自信があって心に余裕があるのだと三舟シェフを見ていていつも感じます。

今回の二つの家族、そして金子さんへの心遣い。

素晴らしいと思います。

「パ・マル」が本当に実在するレストランなら、私もきっと常連になりそうですw。

夫婦を長くやっていると

脇田さんご夫妻。

脇田さん自身は、奥様をとても大切に思い、愛しているのはわかりますが、長い間夫婦でいると相手の話をちゃんと聞いているようで聞いていないということが起こってしまうのかもしれませんね。

チーズとジャムを一緒に食べるとすごくおいしかった奥様は、その意外なおいしさを夫にも味あわせてあげたくて、ちゃんとその話もしていたのに、そのジャムを人に上げてしまうなんて…。

それだけではなく、それまでもフォアグラには絶対合わないソースのサラダのお皿にフォアグラを取り分けたり、「これからはフォアグラは自分で取り分けるから」といったことも夫は聞いていなくて、再び同じことを繰り返す。

きっと夫婦として生活していく中でもこんなことが度々あったのでしょう。

奥様の無力感、とても良くわかります。

そんなことが度重なって、妻である自分の存在感を感じられなくなってしまったのです。



たまに脇田さんみたいな男性いますよね。

優しいし、特に嫌なところはないのですが、どことなく無神経な人w。

そこに長い夫婦としての生活のせいで、それをより強くしてしまっているのです。

しかし、三舟シェフの推理のせいで、優しくそれを知ることができた脇田さん。

やっぱり、三舟シェフは素敵です。

金子さんの涙

金子さんは、「パ・マル」を辞めてまで福岡についていった恋人にフラれてしまいます。

それまでも、いろんな場面で悩んでいた大切な恋人。

そんな大切な人にフラれた金子さんが、どれほど悲しい思いをしていたでしょうか。

金子さんは珍しくお店でもミスを多発して、落ち込んでしまいます。



しかし、金子さんには帰る場所がありました。

「パ・マル」の4人は、まるで本当の『家族』のようです。

「辛いときは辛いと言っていいんだ」という三舟シェフの言葉も、心に響きました。

こんな素敵な職場、金子さんは本当に恵まれていますね。

ドラマ「シェフは名探偵」第5話の感想 最後に

ドラマ「シェフは名探偵」第5話の感想でした。

今回は幸せに向かう家族と壊れてしまいそうな家族、そして、金子さんの悲しみと「パ・マル」の人々の優しさについて描かれた、心温まるターンでした。

おいしそうな料理と心温まる物語。

素敵なドラマです!



以下の記事で第4話の感想を書いています。

よろしければ併せてご覧になってみてください。

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ドラマ「シェフは名探偵」第4話の感想

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