ドラマ「シェフは名探偵」最終回 ネタバレ感想 主演・西島秀俊|幸せな奇跡

バンショー

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「シェフは名探偵」最終回の感想です。

三舟シェフは、探し続けた父と再会を果たすことができるのでしょうか。

また、乳製品アレルギーの安部実花の父親はフランス料理のシェフだったことがわかり、さらに彼女は「パ・マル」を訪れて…。

最終回は、そんな2つの奇跡の物語。

ドラマ「シェフは名探偵」最終回の感想 はじめに

ブイヤベース

登場人物

三舟忍/西島秀俊
フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ。10年以上フランスで修行をしてきた。冷静で優しく穏やかな性格の職人気質の料理人。ミシュランの星や肩書には興味がなく自分の料理で、人を癒したい。記憶力がずば抜けており、客の顔から料理の色や味、些細なことにも気がつく。レストランに訪れる客の悩みを解決していく名探偵。

高築智行/濱田岳

「ビストロ・パ・マル」のギャルソン。店では一番の新入り。しかし、ある才能を持っていて…。

志村洋二/神尾佑

高級ホテルで働いていたが、「ビストロ・パ・マル」開店と同時にスーシェフとして入店。気が短いが涙もろい。妻はシャンソン歌手。

金子ゆき/石井杏奈

ワインが好きで、「ビストロ・パ・マル」のソムリエになった元OL。俳句好き。

小倉大輔/佐藤寛太

「ビストロ・パ・マル」のオーナー。何軒もの飲食店を経営する実業家だが、一見実業家には見えない。

上原美里/橋本マナミ

客として「ビストロ・パ・マル」やって来るが、三舟と親し気な謎の美女。実は探偵。

あらすじ

三舟忍(西島秀俊)の父・英雄は生きていたが再会は叶わなかった。落胆する三舟に新たな悲劇が。英雄が手作りした思い出のスツールを、高築智行(濱田岳)が捨ててしまったのだ。事情を知らなかったとはいえ自責の念に駆られた高築は、スツール探しに奔走するが…。そんな折、安倍実花(奥貫薫)から予約の連絡が。フランス料理が食べられない安倍が一体なぜ?『パ・マル』をとりまく人々の“お節介”が、最後の奇跡を巻き起こす!

[引用元]TV東京「シェフは名探偵」公式サイトSTORY

ドラマ「シェフは名探偵」最終回の感想 

チョコレート

2つの和解

最終回で描かれたのは、2つの和解と奇跡の物語。

一つは、三舟シェフの父・英雄が親しくしている女性、安倍実花とその父。

実花さんは、乳製品アレルギーです。

そのため、ほとんどのフランス料理を食べることができません。

しかし、実花さんの父親は、フランス料理のシェフ。

人生をかけて来たフランス料理を娘に食べてもらえない父の寂しさもわかりますが、それは体質的なことなので仕方がありません。

ただ、父の寂しさが実花さんにはわかったようで、いつしか二人の間には溝ができてしまったのです。

しかし、そのわだかまりも、三舟シェフが鮮やかに和解させてくれました。

パン屋の娘と一緒に料理をすることを、どれだけ楽しみにしていたでしょう。

そのことを理解した実花さんは、父へのわだかまりがなくなり、三舟シェフの父・英雄さんに三舟シェフに会うように説得してくれます。



そして、もう二度と会えないと思っていた父・英雄と三舟シェフは再会を果たすことになります。

「牛肉のドーブ」の隠し味も教えてくれた英雄。

楽しそうに厨房に立つ父と息子。

これからは、「パ・マル」に英雄が作った料理を卸してもらうことにもなり、再会を果たした二人はまた親子として、同じ仕事をする師匠と弟子のような関係を積み重ねていくことでしょう。

思いやりの心が奇跡を起こす

「パ・マル」の従業員の三人は、とても思いやりある人たちで、三舟シェフのことが大好きなようです。

思い出のスツールを捨ててしまった高築さんは、本当に後悔していたようです。

ずっと、スツールのことを考えています。

そして、仕事が終わったら毎日心当たりを探して、志村さんと金子さんに助けてもらっていました。

そんな気持ちが神様に通じたのか、前にバイトをしていたラーメン屋さんの近所にアンティークショップがあったことを思い出すのです。

駆け出す高築さん。

なんと、アンティークショップ「冒険王」には、あのスツールが修理されてウィンドウに飾られていたのです。

値段も¥500と、超破格w。

夜遅い時間で、主人に文句を言われながらも、すぐに手に入れて「パ・マル」に持ち帰って来たのです。

三舟シェフがそこまでスツールのことを気にしていたかどうかはわかりません。

しかし、高築さんは、三舟シェフと英雄さんが再会する日までに、どうしてもスツールを捜し出したかったと言います。

本当に、愛と優しさが溢れる『ビストロ・パ・マル』。

一度、食事に行ってみたい!

おしゃれで粋なドラマ

本作は、私にはあまり縁のないフランス料理についても、いろいろと学ぶことができたドラマでした。

回想シーンのバックは、イラストになっていて、とてもおしゃれです。

私は2回フランスに旅行したことがあるのですが(どちらもツアーですw)、日本人が思っているよりフランスの方はとても親切で、大好きな国になりました。

フランス料理も、おいしくて、何よりスイーツが絶品でした。

あと、ホテルの朝食のクロワッサンとカフェオレも。

本作を観ていると、またフランス旅行がしたくなってきます。




本作の原作は、近藤史恵さん。

近藤史恵さんの著書は何冊が読んだことがあるのですが、本作の原作となった三冊は未読なので、ぜひ読んでみたいと思います。

近藤史恵さん、フランス料理とフランスなどヨーロッパについても、造詣が深くていらっしゃるようですね。

海外と日本での言葉やニュアンスの解釈の違いなども、三舟シェフの推理の中に盛り込まれていて、素晴らしいと思いました。

三作とも、今から読むのが楽しみです。

原作は三冊あるので、まだまだエピソードはたくさんありそう。

また、『ビストロ・パ・マル』の人たちに会える機会があればいいなぁと思います。

ぜひ、続編を!

ドラマ「シェフは名探偵」最終回の感想 最後に

ドラマ「シェフは名探偵」最終回の感想でした。

毎週楽しみにしていたドラマがまた一つ終わってしまいます。

とてもおしゃれで、おいしそうなお料理がたくさん出てくる本作。

深夜帯のドラマなので、毎回、観た後は何か食べたくなりました。

続編に期待しています!






以下の記事で第8話の感想を書いています。

よろしければ併せてご覧になってみてください。

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ドラマ「シェフは名探偵」第8話の感想

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