ドラマ「#家族募集します」第5話 ネタバレ感想 主演・重岡大毅|二人のパパ

花火

こんにちは。

はるき ゆかです。



ドラマ「#家族募集します」第5話の感想です。

今回は「にじやフェス」が開催されます。

この一日だけのお祭りに参加した黒崎といつきの二人は、ぎこちなかった関係が解消されお互いを理解し、和解することが出来ました。

ドラマ「#家族募集します」第5話の感想 はじめに

登場人物

赤城俊平/重岡大毅
絵本の出版社社員。3か月前に妻が亡くなり、一人で息子の陽を育てている。幼馴染の小山内蒼介がSNSに出した「#家族募集します」という募集に巻き込まれ、シェアハウスで暮らすことに。

赤城陽/佐藤遥灯
俊平の一人息子。母が亡くなったことを知らされていなかったが、先日やっと聞かされた。

桃田礼/木村文乃

小学校教諭。5歳の娘、雫を一人で育てているシングルマザー。親にも周囲にも頼らず、シングルマザーであることを言い訳にせず一人で雫を育てたいと思っている。雫より受け持つクラスの生徒との時間の方が長くなっていることに板挟みになっている。

桃田雫/宮崎莉里沙
礼の娘。ママに甘えたいが甘えられない状況を彼女なりに理解している健気な子。

小山内蒼介/仲野太賀

お好み焼き店「にじや」に住み込みで働いている。俊平の幼馴染。人情味あふれる性格だが、ややおせっかい。「にじや」の二階をシェアハウスにしようと「#家族募集します」とSNSに投稿した。

横瀬めいく/岸井ゆきの

シンガーソングライターのシングルマザー。自由奔放な性格で、マイペース。言いたいことを何でも言ってしまう性格から、礼や蒼介とケンカになることも多い。

横瀬大地/三浦綺羅
めいくの息子。ゲームさえあれば、何時間でもママを待ち続けられる。歌がうまいママが自慢。

野田銀治/石橋蓮司

お好み焼き屋「にじや」の店主。面倒見が良く「にじや」の二階をシェアハウスとして提供。俊平たちをあたたかい目で見守る優しい”おじいちゃん”的存在。

赤城みどり/山本美月

俊平の亡くなった妻。絵本作家で、一冊目の本を出版した途端、亡くなってしまった。ヨーロッパで次回作の取材中、不慮の事故に遭う。

あらすじ

「この家の家族にしてください!」と、突然一人で「にじや」にやってきた黒崎(橋本じゅん)の娘・いつき(板垣樹)。家出には何か理由があるはず…と察した俊平(重岡大毅)は、一晩だけいつきを預かりたいと、黒崎に直談判をすることに!すると黒崎親子が抱えた複雑な事情が見えてきて……?

一方、蒼介(仲野太賀)は、「にじや」を盛り上げるため、礼(木村文乃)とめいく(岸井ゆきの)ら総動員で、「にじやフェス」なる1日限りのお祭りを開催する計画を立てていた。それを聞いた俊平は、黒崎親子の仲を取り持つための、ある秘策を思いつく!

そして「にじやフェス」当日、俊平は作戦を実行!

予想外のゲストが現れ、「にじやフェス」は意外な展開を迎えることに……!?

[引用元]TBSテレビ「#家族募集します」公式サイトSTORY

ドラマ「#家族募集します」第5話の感想 

こどもまつり

お節介と優しさと

俊平(重岡大毅)と蒼介(仲野太賀)は、お節介だと言われています。

普通なら関わりたくないようなことも、自分から歩み寄り、人と関りも持つのです。

しかし、そのお節介はときに「優しさ」となって人を救うことになります。

今回は、そのお節介が、黒崎(橋本じゅん)と娘のいつき(板垣樹)とのこじれた関係を見事に修復します。



お節介と優しさと。

俊平と蒼介は、お節介をするりと優しさに変えていく才能を持っています。

それに少しづつ巻き込まれていく礼(木村文乃)とめいく(岸井ゆきの)。

「にじや」のシェアハウスは、こうして本当の家族のようになっていきます。



礼と雫( 宮崎莉里沙 )、俊平と陽( 佐藤遥灯 )、めいくと大地(三浦綺羅)、そして蒼介はちょうどいい距離感で家族になっていきましたが、そこに家出をしてきたといういつきが現れて…。

いつきは、父が自分のことなど全く気にかけてくれないと思っているようです。

だから、この「にじやシェアハウス」の家族にしてほしいと言います。

子供たちとも仲良くなっています。



それにしても、雫ちゃん、陽くん、大地くんは本当にいい子だなと思います。

子供同士だからすぐに仲良くなれるというものでもないと思いますが、三人は既に兄妹のように打ち解けています。

いつきのこともすぐに受け入れます。

子供たちはシェアハウスを理屈抜きで楽しんでいるようです。

ゆか
ゆか

個性的ではありますが、親たちが愛情をこめて育てたから。片親だからとか関係なく、三人の親たちはとても子供を愛しています。

楽しそうな共同生活

俊平は、黒崎の職場に行って、「今夜だけでもいつきちゃんを預からせてほしい」と頼みに行きます。

仕事場でも黒崎はかなり厳しい。

いつきちゃんがシェアハウスに家出して来たと聞いた黒崎は、一旦は迎えに行くと言ったのですが、そこで俊平が優しいお節介発動w。

「今晩だけでもいつきちゃんを預かる許可をしてほしい」とお願いに来たのです。

黒崎も、本心ではいつきちゃんを心配しているはず。



黒崎の妻は音楽家で、5年前に離婚しています。

そして、いつきを引き取ったのは妻で、今は妻がツアーで半年海外に行くため、三ヶ月前から黒崎が預かっているのです。

俊平の境遇と似ているようですが、黒崎の妻はもちろん生きています。

離婚して以来、黒崎はほとんどいつきと接していなかったようで、かなり戸惑っていると言います。

ゆか
ゆか

なるほど。そういうことか。それなら、黒崎さんがいつきちゃんとぎこちないのも理解できます。黒崎さんはいつきちゃんに愛情がないわけではなく、ただ「戸惑っている」だけ。

黒崎さんは、俊平の妻のみどり(山本美月)が海外で亡くなっていることを知って驚いた顔をしました。

悪い人じゃないんだと思います。

ただ、子供と接したり、他人と仲良くすることが苦手なだけ。

「にじや」フェスは大成功

いつきが家出をしてきた日は、シェアハウスに泊まることになりました。

その夜は、屋上でBBQをすることに。

子供たちもいつきちゃんもとても楽しそうですが、いつきちゃんはお父さんの笑顔を見たことがないと言います。

礼は、いつきちゃんの先のことを考え込んでいますが、めいくはたまには成り行き主義でいかない?と。

真面目で几帳面な小学校教師の礼さん。

今回ばかりは、めいくの言うことに感じるものがあったようですね。

BBQのあとは、みんなで花火。

親子で楽しむ3組をみて、少し悲しそうないつき。

やはり、自分の今の境遇を悲しんでいるようです。

ゆか
ゆか

めいくの言うことは行き当たりばったりのようで、実はとても柔軟な考え方なのだと思います。とにかく、今を楽しむ。それだけで片付かないこともありますが、今を楽しむことを積み重ねていけばずっと「楽しむ」ことが出来ます。

翌日は、「にじやフェス」。

俊平は、黒崎にも手伝いをお願いしていたようです。

今日の「にじやフェス」の裏テーマは「いつきちゃんにお父さんの笑顔を見せてあげる」。

しかし、なかなかお客さんがやって来ない…。

めいくが即興で「にじやのテーマ」を作り、歌い出すと徐々に人が集まり始めます。

フェス用に作ったパンケーキ風お好み焼きとスティックお好み焼き。

テイクアウトもあります。

テイクアウトの係は黒崎といつきです。

まだ黒崎の笑顔は見れていませんが、ちゃんといつきとフェスを手伝ってくれています。

ゆか
ゆか

黒崎さん、お客さんに接するのはとても丁寧で、いつきちゃんがお釣りの金額がわからないとサッとヘルプしてくれます。きっと黒崎さんなりにいつきちゃんを喜ばせたいのです。

親父さん(石橋蓮司)が、大盛況のにじやの写真を撮ってほしいと蒼介に頼みます。

蒼介はスマホのカメラで写真を撮りまくりますが、すごく上手。

前回のこのブログで蒼介は元々カメラマンだったのでは?と書いたのですが、これ、もしかしたら当たってるかも。

ここにも一つのドラマがありそうですね。

このまま蒼介ターンがなければ、仲野太賀さんが出てる意味がないです!



そして、石橋蓮司さん演じる銀治さんにも、家族との何か確執があったようですね…。

二人のパパ

大盛況の「にじや」に、礼の夫・芳樹(橋本淳)が現れます。

そして、軽く「僕も手伝わせてください」と言ってテイクアウトのお手伝いを始めます。

戸惑う礼と大喜びの雫ちゃん。

しかし、芳樹はどんな感情でそんな行動に出たのでしょうか。

礼と芳樹はまだ離婚しておらず、別居中なのです。

そして、芳樹はよりを戻す気満々です。

芳樹は、自分以外の「家族」を作った礼とその「家族」たちにどんな思いを抱いているのでしょう…。

雫ちゃんはただ大好きなパパに会えて嬉しかっただけだとは思うのですが。



芳樹の気持ちはあまりよく理解できませんが、黒崎さんのことはこれまでの経緯やいつきちゃんと休憩していたときの父娘の会話でどんな思いでいるのかがとてもよくわかりました。

黒崎さんは、いつきちゃんのことが本当はとても可愛いのです。

小さい頃、近所の公園で一緒に遊んでいたことやいつきちゃんが浴衣を着ていないことも気にかけているようです。

ただ、仕事人間で、不器用で、父としてどう接したらいいのかがわからないだけなのだと思います。

ゆか
ゆか

芳樹のなかなかの自己中さに驚かされますw。本人に一切悪気がないのもまたすごい。雫ちゃんにとっては優しいいいパパなのですが。黒崎さんとは真逆なタイプ。

悪い人じゃない

「にじやフェス」は無事、大盛況のうちに終わりました。

蒼介がスマホでいろんな写真を撮っていたので、みんなでタブレットで見ることになります。

蒼介、やっぱり写真撮るのがすごくうまい。

みんながいい顔をしているのをうまくとらえています。

俊平の半目とかw、雫ちゃんと礼さんの笑顔の写真とか、いつきちゃんの一日店長とか、お好み焼きを焼く親父さんの渋い顔とか。

そして、いつきちゃんの写真を見て、雫ちゃんがいつきちゃんをちょんちょんって指でつつくのが本当に可愛らしい。(←ここ私の萌ポイントw)

最後に「優しい笑顔」と題された写真が披露されます。

それは、黒崎さんの笑顔でした。

黒崎さんの視線の先にはいつきちゃんがいたのです。

このときの蒼介のセリフが心に染みました。

「お父さんは、いつきちゃんのことを遠くからこんな笑顔でずっと見ていたんだよ」

ゆか
ゆか

このシーン、泣かされたなぁ。すごくいいシーンでした。黒崎さんの不器用だけど愛情が感じられる姿。戸惑いからぶっきらぼうになっていただけだというのも、何だか泣けてきます。

そして、いつきちゃんと黒崎さんはお互い謝って、和解するのです。

黒崎さんは、シェアハウスのみんなに言った失礼な言葉にも謝罪し、とてもいい雰囲気になる「にじや」。

俊平は「シェアハウスで一緒に住むには定員オーバーですが、これからも家族として僕たちと繋がりませんか?」と提案します。

いつきちゃんと黒崎さんが帰っていく後ろ姿は、今までより心も体もかなり距離が近くなっていました。

理解できない

翌日、礼は芳樹との話し合いに出かけます。

礼は自分が芳樹に理想の父親像を押し付けてたと言います。

しかし、「にじや」の人たちに教えられたと。

他人と暮らすことは、他人の考えを認め過ちを許すことだということを。

だから、これからは芳樹を私の理想から解放すると礼は言いました。

ただ、芳樹はこの「解放」するという意味を、「芳樹を受け入れてまた一緒に暮らすこと」だと勘違いします。

礼から「正式に離婚しましょう」と言われても、芳樹には理解できないようでした。

解放するということは、正式に離婚することだなとドラマを観ている私にもすぐわかりましたが、芳樹はそこでも身勝手な考えが発動してしまっています。

だから、そういうとこだぞ。

仕事が忙しいときは家庭を顧みず自分のことだけ考え、仕事が軌道に乗ったらまた一緒に暮らそうなんて、虫が良すぎるし、離婚せずにいたことで縛り付けていたことから、礼は「解放」するといったのです。

「理解できない」と言う芳樹。

……だろうね。

みどりのスーツケース

一方、俊平はみどりの実家にいました。

そして、みどりが遺したスーツケースを三カ月過ぎてやっと開ける気持ちになったのです。

そこには几帳面に整理された荷物とヴォイスレコーダーがありました。

ヨーロッパの田舎町をスケッチして歩いていたみどりは、筆が追い付かず、音声でその感動を残していたのです。

ヴォイスレコーダーからは、懐かしいみどりの声が…。



「見つけた。来て本当によかった」というみどりに、俊平はどんな気持ちだったのでしょうか。

亡くなる直前まで、みどりは本当に幸せだったのです。

重岡大毅さんの笑顔がいい

本作では、重岡大毅さんの泣きの演技が評価されているようです。

本当につられて泣いてしまいます。

しかし、泣いた顔より、重岡大毅さんの笑顔が本当に素敵です。

今回の「にじやフェス」での重岡さんの笑顔は、こちらの気持ちまであたたかくさせてくれるものでした。

ちょっとユニークなダンスを踊ったり、みんなを盛り上げる姿も素敵でした。

黒崎さんにいつきちゃんをシェアハウスに泊める許可を率先して自分が取りにいくのも、俊平らしくてよかったです。

俊平のような人の側にいると、自分まで明るく楽しい気分になれそうです。

ドラマ「#家族募集します」第5話の感想 最後に

ドラマ「#家族募集します」第5話の感想でした。

「にじやフェス」大盛況でしたね。

これも、親父さんのお好み焼きの味もありますが、めいくの「にじやのテーマ」があったからこそ。

めいくの歌には人を惹きつけるものがあるようです。

次回以降のめいくのターンも楽しみです!


以下の記事で、第4話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。

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