こんにちは、はるき ゆかです。
ドラマ「SUPER RICH」第1話の感想です。
インターンを募集した『スリースターブックス』。
学歴不問での募集に応募した専門学生・春野優は、面接会場に向かう途中でアクシデントに遭い、面接に遅刻してしまいます。
しかし、どうしても『スリースターブックス』のインターンになりた春野はCEOの衛に食い下がり…。
そんな中、『スリースターブックス』にある危機が迫っていました。
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ドラマ「SUPER RICH」第1話 感想 はじめに
あらすじ
裕福な家庭に生まれた氷河衛（江口のりこ）は幼い頃に両親を亡くした。しかし、潤沢な遺産もあったため、大学時代に知り合った一ノ瀬亮（戸次重幸）と電子書籍販売をメインとするベンチャー企業『スリースターブックス』を立ち上げて成功し、女性起業家に贈られる“プラチナ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー”の大賞を受賞するまでになっていた。
そんなある日、衛は亮からアプリ会社へ出資する提案を持ちかけられる。早速会議にかけるが、亮のやり方に懐疑的な今吉零子（中村ゆり）、宮村空（町田啓太）たち社員の反応は鈍い。
その日は『スリースターブックス』のインターン採用試験日。田中リリカ（志田未来）、豪徳尊（板垣瑞生）たち学生が、それぞれの思いで試験場に集まっている。その頃、春野優（赤楚衛二）も試験を受けるために向かっていたが…。
仕事を終えた衛は、大手IT企業『MEDIA』取締役の島谷聡美（松嶋菜々子）と食事。かつて新卒で『MEDIA』に入社した衛にとって、聡美は仕事を教え、育ててくれた憧れの先輩だ。今も衛を気にかける聡美は『スリースターブックス』の現状を尋ねる。なんとかやっていると答える衛に、聡美は経営者の決断は情に流されてはいけないと釘を刺し…。
[引用元]フジテレビ「SUPER RICH」公式サイトSTORY
登場人物
氷河衛／江口のりこ
『スリースターブックス』の代表取締役CEO。裕福な家で育ち、今までお金で苦労したことが一度もない。全てはお金で解決できると考えており、忙しく働く日々を送っている。女性起業家として社会的に評価されているが、親を早くに亡くしているため、愛に飢えた人生を過ごす。大学時代に知り合った一ノ瀬と『スリースターブックス』を起ち上げた。
春野優／赤楚衛二
プログラミング専門学校の専門学生。愛情に包まれて育ったが、経済的には常に厳しい状況で過ごしてきた。手に職をつけるため専門学校に入学し、アルバイト代で生計を立てている。『スリースターブックス』がインターンの募集をしているのを知り、応募した。固い意志と行動力を備えた青年。
宮村空／町田啓太
『スリースターブックス』の人事責任者。しっかり者で、衛に対する忠誠心が強く、衛から絶大な信頼を置かれている。衛への忠誠心にはある出来事が関わっている。インターン生には優しく接する。ただ、衛を慕う春野には厳しい。
一ノ瀬亮／戸次重幸
『スリースターブックス』のCEO。大学時代に知り合った衛と二人で会社を成長させてきた。衛からの信頼は絶大。会社を成長させるために投資に力を入れており、多少無理な投資も衛からは許されている。そんな信頼関係の強さから二人はつきあっているという噂も。
今吉玲子／中村ゆり
『スリースターブックス』の財務責任者。衛の親友。会社設立当時から衛を支える。会社の財務を管理しているため、一ノ瀬の投資のやり方に疑問を持っている。
東海林達也／矢本悠馬
『スリースターブックス』の技術責任者。機転が利いてフットワークが軽い。物腰は柔らかいが、上司にNOが言える存在。衛からは信頼されている。
鮫島彩／菅野莉央
『スリースターブックス』のマーケティング責任者。世の中の動向や流行を素早く察知する。衛を慕い、会社を大切に思い、仕事にやりがいを感じている。仕事のスキルの高さから時には衛に意見を求められることも。
春野真子／茅島みずき
年の離れた優の妹。しっかり者。電話では優を冷やかしながらいつも応援してくれる。
春野桜／美保純
優の母。栃木県で工場を経営しているが、経営状態は良くない。夫は出稼ぎに出ている。インターンになった優を心から応援している。
碇健二／古田新太
『スリースターブックス』の電子書籍編集長。締め切りに追われ、いつもデスクが散らかっている。飄々とした性格で着実に仕事をこなしていく。衛の要望を受け流しながら、最高の仕事環境を与えてくれたことに感謝している。衛が本心を話せる存在の一人。
鬼頭流星／嘉島陸
『スリースターブックス』で働く若手社員。沖縄出身でいつもアロハ。オリジナル作品でヒットを飛ばすことを夢に懸命に働く。
田中リリカ／志田未来
『スリースターブックス』のインターン。勝ち気で自信家の大学生。自分に自信があるが、春野と話すときだけはペースを乱される。
豪徳尊／板垣瑞生
『スリースターブックス』インターン。明朗快活な大学生。インターンの女子学生に馴れ馴れしく、押しが強い。インターン生の盛り上げ役。
髙橋みゆ／野々村はなの
『スリースターブックス』インターン。落ち着いた性格でクール。インターンに熱意はあまりなく、会社の危機によって自分の進路に決断を迫られる。
島谷聡美／松嶋菜々子
大手IT企業『MEDIA社』の取締役。かつての衛の上司。衛を育て上げた人物で、衛の能力を高く評価している。衛の憧れの存在。
ドラマ「SUPER RICH」第1話 感想
優秀な経営者
氷河衛（江口のりこ）は、電子書籍出版の『スリースターブックス』のCEO。
すらりと長身で関西弁で冷静に話す衛は、一見、怖そうに見えますが、とても社員想いの優秀な経営者です。
江口のりこさん、ぴったりの役柄。
衛は、幼少期に両親を飛行機事故で亡くし、裕福ではありますが愛情を十分に受けずに育った人物です。
大学時代に知り合った一ノ瀬（戸次重幸）と共同経営の会社も順調で、勢いのある女性経営者としてバリバリ働いています。
しかし、物語は精神科クリニックでカウンセリングを受けているシーンから始まります。
会社経営者としての重責のため心を病んでしまったのかと思いましたが、そうではなかったのです。
江口のりこさん、名バイプレーヤーのイメージが強いですが、本作は主演です。とても新鮮で新しい雰囲気に心が躍ります。
衛と一ノ瀬は共同経営者ではありますが、どちらかというと衛が多く働き、一ノ瀬がそのお金を投資に回すという図式が成り立っているようです。
社員からは反対される投資の話も、衛だけは信頼する一ノ瀬に賛成します。
スタートのシーンから、何となく衛が懸命に仕事をして、一ノ瀬がどこか胡散臭さをにじませているように見えました。
そして、その予想はおそらく当たっているのでした。
インターン生、募集
『スリースターブックス』は、インターン生を募集しており、その日は説明会と面接の日でした。
学歴不問とされていたため、専門学生の春野優（赤楚衛二）も応募。
しかし、バス停でアクシデントに巻き込まれ、面接に遅刻してしまいます。
このシーンで、春野くんがとても優しいお人好しな性格だということがわかります。
大切な面接の日なのに、産気づいた妊婦さんを放っておけなかったのです。
赤楚衛二さんのドラマをちゃんと観るのは本作で二作目です。前クールで放送されていた「彼女はキレイだった」は、茶髪で仕事も出来る売れっ子小説家でしたが、今回は黒髪でまた違った雰囲気です。子犬系男子かな。
インターンの応募してきた学生はかなりの数です。
その中でも目立っているのが、田中リリカ（志田未来）。
言いたいことははっきり言える勝ち気なタイプです。
衛に対しても、「学生にも企業を選ぶ権利はあります」とはっきり言えてしまいます。
もしかしたら、帰国子女かな。
そんなリリカに初対面から馴れ馴れしく声を掛けてくるのが、豪徳尊（板垣瑞生）。
そして、リリカの席の前に座っていた高橋みゆ（野々村はなの）は、しっかりしていてクールな感じです。
インターン生として選ばれたのは、この三人。
優は面接さえ受けていないのです。
衛は時間に遅れ、その連絡をすることにも気づかなかった優を「論外」だと言います。
それでも、どうしてもインターン生になりたい優は土下座をして面接を懇願しますが、衛が受け入れてくれることはありませんでした。
春野優の背景
優の実家はある工場を経営しています。
しかし、経済状態はあまりいいとは言えません。
父親は出稼ぎに出ているので、母が工場を切り盛りしています。
そのため、優はあまり実家に金銭面で頼ることはできないということです。
それでも、『スリースターブックス』のインターンに応募するため、スーツと靴とカバンや教材を買うときに、母から5万円を借りました。
しかし、それもすぐにバイト代で返済。
通っている専門学校の学費も、支払い切れていない5万円がどうしても捻出できないようです。
お金に余裕がないと、心に余裕が持てないのは本当によくわかります。
衛のような生まれついてのお金持ちでもない限り、誰もが若い頃、そんな思いをするものです。
優の場合は、それがちょっと普通より厳しい。
その話を聞いて、衛はスーツ代などを無駄にさせて申し訳なかったと、土下座して面接を希望する優に5万円を渡します。
正直、優の気持ちを思えばちょっと失礼だなと思いましたが、お金に苦労したことがない衛には、悪気は一切ありません。
さらに、衛が優を諭す言葉はそれこそ正当なものです。
ここまで『スリースターブックス』に入社したいと思ってくれる学生を、何とか面接してあげてもらえないものでしょうか。
反社のフロント企業に投資
未来の明るい勢いに乗る『スリースターブックス』が、ある危機に直面します。
一ノ瀬が投資したいと言ったアプリ開発会社「バズルーム」は「石高興業」の関連会社で、石高興業は桐生組という反社会的組織のフロント企業でした。
それが、週刊誌にすっぱ抜かれてしまいました。
朝方、衛の元には一ノ瀬から電話がありました。
一ノ瀬は「俺を信じてくれ」とだけ言って、電話は切れました。
衛以外の社員は、とても一ノ瀬を信用することが出来ませんが、それを衛は「まさか、みんな一ノ瀬を信じてないの？」と言って…。
週刊誌が発行された日、『スリースターブックス』の電話は鳴りっぱなし。
取引を中止したいという会社が続出。
さらに、島谷（松嶋菜々子）が取締役を務める取引先最大手の 『MEDIA社』からも、取引中止の連絡が！
衛は島谷と直接話をすることになります。
そして、一ノ瀬を解雇すれば今まで通り取引を続けると言ってくれたのですが…。
やはり、衛は一ノ瀬を信じているのです。
一ノ瀬を切ることは考えられないのです。
島谷は経営者は情に流されてはいけないと忠告してくれます。しかし、衛は一ノ瀬をどうしても切り捨てることが出来ないのです。衛は心のどこかで一ノ瀬を一人の男性として愛しているのでは…？
それにしても、一ノ瀬はどこに雲隠れしているのでしょうか。
そして、さらに一ノ瀬の裏の顔が明らかに。
お金がない
『スリースターブックス』の幹部が会議をしていると、一人の社員が慌てて駆け込んできます。
会社のお金が残高0になっていたのです。
誰かが、別の口座に移し替えたということです。
もう、誰がやったかは明白。
さらに、一ノ瀬のPCはデータが全て消去され、持ち物も全て持ち去られていました。
「やられた…」
そして、宮村空（町田啓太）が口にした怖ろしい言葉。
「数名の投資家との契約に違約金条項があって、不祥事があった場合、違約金を支払わなければならない」
全額で8億2000万円。
自分の全財産を投げうって、会社を守ろうとする衛。
しかし、どうしても1億円足りないのです。
一ノ瀬、クズすぎるやないかーい！衛は心から信じていたのに。
そして、衛は過労と心労で倒れてしまいます。
そこに冒頭のシーンが繋がっていくのです。
ウーマンオブザイヤーの授賞式で
衛は、クリニックを後にして、「ウーマンオブザイヤー」の授賞式に出席します。
衛はその年の「ウーマンオブザイヤー」を受賞していたのです。
そこで、「私にお金を貸してください」と土下座。
宮村は慌てて衛を抱き起し、会場を後にします。
石高興業へ
衛は、一ノ瀬のことが少しでもわかるかと思い、石高興業に行ってみることに。
しかし、石高興業は反社のフロント企業です。
衛が一ノ瀬を信じる気持ちの強さに驚かされます。
すると、何故か優が石高興業から叩き出されてきます。
優は、一ノ瀬の情報を得ようと石高興業を訪ねたのです。
優の情熱には、感心しますね。少し世間知らずで無鉄砲すぎますが。でも、それだけ『スリースターブックス』に入社したいのです。
同じところに立っている
衛からもらった5万円も、石高興業で盗られてしまった優。
持っていたのは500円玉一つ。
そのお金で屋台のラーメンを食べに行くことにしました。
二人で分け合って食べるラーメン。
今までお金で苦労したことがない衛とずっとお金に悩まされてきた優。
そして、今、二人は同じ場所に立っているのです。
おもしろかった！久しぶりに毎週見るドラマ決定#SUPERRICH
— sk423 (@s423324) October 14, 2021
#SUPERRICH 面白かったー
— わかこ (@Wakako25_29) October 14, 2021
江口のりこさんの演技がすごいな、CEOで生まれた時からお金持ちで、頭が良くて、冷めてるようでスレてない、あの絶妙な感じ…設定がチートなのにすっと共感できるなんて…
ドラマ「SUPER RICH」第1話 感想 最後に
ドラマ「SUPER RICH」第1話の感想でした。
お金って、本当にあってもなくても怖いものなのかもしれません。
私は自分の場所で普通に生きて行ければそれで充分なので、ほとんどお金について考えたことがありません。
本作は、そんな私にもお金について考える機会を作ってくれそうです。
それに、やっぱり町田啓太さんは美しい。
際立って別次元のカッコよさ。
容姿もですが、声がいいのもすごく素敵です。
そして、ラストシーンの赤楚衛二さんが、とってもかわいい！
ちょこちょこついてきて、子犬か❤
ぜひまだの方は、見逃し配信でご覧になってみてください。
ドラマ「SUPER RICH」第1話を見逃した方は
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1話だけなら、Tverでも観ることが出来ます。
１話をご覧頂き
— 木曜劇場『SUPER RICH』公式・今日よる10時8分スタート❗️ (@super_rich_cx) October 14, 2021
ありがとうございました‼️
もう一度見たい方、
リアタイできなかった方は、
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そして、
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