ドラマ「顔だけ先生」第7話 感想 主演・神尾楓珠|レッテルを貼ってくる人うざくないですか?

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こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「顔だけ先生」第7話の感想です。

今回は、子供の頃に超能力少女・奇ル子ちゃんとして注目を集めた生徒の現在のエピソード。

一度貼られたレッテルをはがすのは難しい。

しかし、遠藤先生はそのことを今回も軽やかに生徒の心を救うのです。

ドラマ「顔だけ先生」第7話の感想 はじめに

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あらすじ

第6話で撮った写真を(遠藤先生が亀高先生をバックハグしている写真)大切そうに、引き延ばし部屋に飾る亀高先生。早坂先生と飲みながら延々と遠藤先生の話をしています。亀高先生は遠藤先生が好きなのでしょうか。一方、ずっと登校拒否を続けている佐川希子がある動画をネットに上げていて…。

登場人物

遠藤一誠/神尾楓珠
非常勤講師。日本史担当。とにかく自分至上主義な自由すぎる先生。顔はかなりのイケメン。思ったことはすぐに口に出し、生徒たちに影響を与える言葉を投げかけるが…。

亀高千里/貫地谷しほり

二年の学年主任で、生物の教師。遠藤を採用したことで私生活に潤いが出るかと思ったが…。しかし、遠藤という自由主義な人物に触れることで、教師として、人として自分を取り戻していく。

川相公二郎/八嶋智人

教頭。生徒の保護者が最も大切。理事長の印象を良くするために、面倒なことは全て亀高に押し付ける。

小畑友理佳/阿部華也子

英語教師。女子力高め。もともとイケメン好きであったこともあり、次第に遠藤の生き方に影響を受け始め…。

藤島啓介/笠原秀幸

数学教師。物事を計算通りに進めるのが好き。学年主任は、年齢からしても自分だと亀高に嫉妬している。

中村淳/和田總宏

国語教師。実は亀高の前に学年主任を務めていたが、実は…。

早坂優一/三浦涼介

音楽教師。ゲイであることを亀高のおかげでカミングアウトでき、二人は親友。女子力が高く、美容に詳しい。学年主任になって忙しい亀高を心配している。

ドラマ「顔だけ先生」第7話の感想 

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登校拒否生徒

亀高先生(貫地谷しほり)のクラスには、登校拒否をしている女子生徒がいます。

その生徒が、動画サイトに超能力者として登場しています。

それがちょっとエロい動画だったために、教室は騒然としています。

教頭(八嶋智人)はいつも通り、「この動画を消させるか退学」と極端。

珍しく退学は待ってくださいという遠藤先生(神尾楓珠)。



そして、その生徒・佐川希子に会いに行く遠藤先生と亀高先生。

亀高先生は今までにも何度も会いに行っていますが、佐川は会おうとしてくれません。

しかし、佐川は遠藤先生となら会うと言って、部屋に入れてくれます。



遠藤先生、顔がいいことが役に立ちましたね!

ゆか
ゆか

遠藤先生は佐川さんに超能力の使い方を教えてほしかったみたいです。生徒のことを思ってというより、超能力に興味があったというところが遠藤先生らしい。

図星

一度、佐川さんの家に入って以来、遠藤先生は毎日佐川さんの家に通っています。

亀高先生は、教師と生徒の恋愛は問題があるといいますが、先日生徒と教師の恋愛を肯定したばかり。

そして、「もしかして、亀高先生は僕のことが好きなんです?」と言ってしまいます。



やはり、亀高先生は遠藤先生のことが好きなようですね。

それとも、推しのラチャ様と顔が似ているからという理由だけでしょうか。

しかし、図星をつかれた亀高先生は、家に帰って野菜をやけ食いしています。



亀高先生、学校とプライベートの差が激しいw。

奇ル子ちゃん

実は、佐川さんは10年ほど前に話題になった超能力少女・奇ル子ちゃんだったのです。

相談者に「死んじまえ」と言ってしまい、自ら命を絶った人がいるという噂が立っていました。

しかも、その亡くなった人が、クラスメート・山路美子の父親でした。

しかし、本当は山路の父親は生きているのです。



人殺しと言われていじめられていた佐川さんのレッテルははがせなくなっていたのです。

遠藤先生は知っていた

遠藤先生は、佐川さんが奇ル子ちゃんだったことを知っていました。

そして、毎日佐川さんのところに通っていたのです。

佐川さんは、手品でハンドパワーを見せ、その後自分がかつての超能力少女だったと明かせば、再生数が稼げると思ったのです。

そのことも遠藤先生は、全てわかっていたのです。



佐川さんは、遠藤先生が自分に手を出して来たら、それを動画にすると言って強請ろうとしていたのです。

遠藤先生、今回は教師らしい感じだなと思っていたのですが、罠にはめられてしまいましたね。

しかし、佐川さんは、父親がリストラされてお金が無くてこんなことをしてしまったようです。

初めから、遠藤先生は佐川さんのカモだったのです。



佐川さんは、遠藤先生のことを「顔がいいだけで人生イージーモードの奴が許せない」と言います。

そして、子供の頃、超能力少女としてマスコミに取り上げられ、自ら命を絶ってしまった人がいるという噂が出て、一旦そういうレッテルを貼られてしまうと、世間は本当のことなんてどうでもよくなってしまうのです。

佐川さんは6歳で、自分の人生終わっているのだと言います。

遠藤先生に、一生付きまとって、人生楽しいなんて思えないようにしてやると。

ゆか
ゆか

人生、どれだけ苦しんだら、ここまで性根が曲がってしまうのでしょうか。超能力少女ともてはやされ、何かあれば切り捨てられ、ネットで叩かれ…。しかし、これはちょっとひどい。

遠藤先生の人生観

遠藤先生は、もし、佐川さんが永遠に自分を追い込んで来ても、自分はその中で幸せなことを見つけると言います。

不思議なタイプの人ですが、遠藤先生はいつも目から鱗が落ちるようなことを教えてくれます。

遠藤先生は、自分の人生を勝手に決めつけないでほしいと言います。

「佐川さんが一生つきまとってくる人生」というのを考えただけで、それだけで少し楽しいと言ってしまえるのです。



そんな遠藤先生に二の句を継げない佐川さん。

何で、人生をそんな風に考えられるのかわからないというのです。

普通は、生徒に訴えてやると言われたら、それも一生付きまとってやると言われたら、それでも楽しい人生が送れるなんて思わないものです。

遠藤先生は、変わっているけれど、楽しむことの天才。

山路が佐川を訪ねて

山路さんは、クラスでも目立たない存在。

大人しくて友達も少ないのです。

しかし、山路さんはいつも朝佐川さんだけは自分にも「おはよう」と言ってくれるのがうれしかったのです。

そして、山路さんは佐川さんに学校へ行こうと誘いに来たのです。

佐川さんは制服を観ただけで足が震えたと言います。

佐川さんは佐川さんで、心底苦しんでいるのです。

山路さんは「時間をかけようよう」と言います。

遠藤先生の言葉で、佐川さんは「楽しい」を見つけようとしていたのです。

そして、山路さんが「時間をかけて『楽しい』を見つけよう」と言ってくれたのです。


それから、山路さんは自分からクラスメートたちに「おはよう」と言うことが出来るようになりました。



実は、遠藤先生は、10年前ホームレスだった頃、超能力少女・奇ル子ちゃんに救われていたのです。

TVで流れていた奇ル子ちゃんのことに従ったら、人生が楽しいものに思えてホームレスから立ち直った遠藤先生。

その恩返しのつもりで、佐川さんを助けたのです。



本作は、いつも驚かされることばかりです。

今の高校生にはもちろん、私達大人にも偏見や思い込みは間違いの元であることを教えてくれます。

ドラマ「顔だけ先生」第7話の感想 最後に

ドラマ「顔だけ先生」第7話の感想でした。

今回は、子供の頃にマスコミに注目され、人生をめちゃくしゃにされた生徒のエピソードでした。

そのトラウマから、性格がねじ曲がってしまった生徒を遠藤先生は救ってくれます。

いつもなら放りっぱなしの生徒のことも、今回、遠藤先生が真剣に向き合ったのは、自分自身が彼女に救われたからでした。

やはり、本作は教えられることが多い、いいドラマです。

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