ドラマ「真犯人フラグ」第2話 感想と考察 主演・西島秀俊|疑惑の渦中へ

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こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「真犯人フラグ」第2話の感想です。

今回は、相良一家失踪事件が世間で憶測を呼び、凌介が犯人扱いされてしまいます。

職場も特定され、迷惑電話が鳴りやみません。

そして、相良家の建築中の新居の土台となるコンクリートに光莉のものらしきローファーが埋まっていて…。

ドラマ「真犯人フラグ」第2話 感想 はじめに

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あらすじ

配達先不明で戻って来た荷物に入っていた少年の遺体は篤斗ではなかったが、相良凌介は一夜にして、渦中の人となる。SNSでは炊飯器夫と呼ばれ、犯人扱いする人も。インタビューを受けた日野の言葉も切り取られ、悪意に満ちたものに変えられてしまい、さらに過熱する報道。凌介の家族一体、どこへ?

登場人物

相良凌介/西島秀俊
亀田運輸カスタマーサービス部・課長。温厚な人柄で、趣味は読書。お人好しでおっとりしている。

相良真帆/宮沢りえ

凌介の妻。スーパーでパートをしている。明るく社交的。ある日、突然姿を消す。

相良光莉/原菜乃華

凌介の娘。明るく優しい。

相良篤斗/小林優仁

凌介の息子。サッカー少年。

二宮瑞穂/芳根京子

凌介の部下。クレーム対応に優れている頼れる存在。追い詰められた凌介を助ける。

河村俊夫/田中哲司

凌介の大学時代のサークル仲間で親友。独身、離婚歴なし。「週刊追求」の編集長。

日野渉/迫田孝也

凌介の大学時代のサークル仲間で親友。本とお酒を愛する明るい性格のバーのマスター。

太田黒芳春/正名僕蔵
凌介の上司。カスタマーサービス部の部長。独身、離婚歴なし。幸せな凌介に嫉妬している。

望月鼓太朗/坂東龍汰

凌介の自宅周辺を担当する配達員。イケメンだが影がある。

橘一星/佐野勇斗

大学4年生。アメリカ留学し、2年前にIT企業「プロキシマ」を起業。事件について知っていることがある。

菱田朋子/桜井ユキ

相良家のご近所さん。篤斗と同い年の息子を持つシングルマザー。真帆のママ友。整体師。

本木陽香/生駒里奈

事件の日、凌介に接近してきた謎の女。実は葬儀屋で働いている。

猫おばさん/平田敦子
相良家の近所に住む女性。猫好きでクラシック音楽を好む。謎の発言を繰り返し…。

山田元哉/柿澤勇人

篤斗のサッカー教室のコーチ。

雫石千春/小松利昌

情報番組のコメンテイター。私立大学の社会学教授。

阿久津浩二/渋川清彦

横浜北警察署の刑事。地道な捜査を行い、検挙率が高い。

落合和哉/吉田健悟

横浜北警察署の刑事。阿久津を尊敬している。

林洋一/深水元基

相良家の新居の担当をする住宅メーカーの営業。凌介と真帆の大学の後輩。元サッカー部。

ぷろびん/柄本時生
再生回数のためなら何でもやるYouTuber「ぷろびんチャンネル」を運営。凌介一家の事件を考察する動画を上げる。

ドラマ「真犯人フラグ」第2話 感想 

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鳴りやまない電話

朝、凌介(西島秀俊)が出勤すると、社内は気まずい雰囲気が漂っています。

社員たちも凌介を信じていないわけではないのでしょうが、YouTuber・ぷろびん(柄本時生)に凌介の職場が特定されたことで、苦情の電話がひっきりなしにかかって来ます。

ぷろびん…。

再生回数稼ぐためなら、何でもやるんですね。

そんなYouTuberばかりではないのに、なんか腹立つw。

ゆか
ゆか

二宮さんが凌介の苦しみを理解してくれます。それにしても、ここまで必死になってくれる二宮さんは、かなり正義感が強いのか、それとも何か理由がある?

凌介は、社員たちに頭を下げて、協力してほしいと頼みます。

日頃の凌介の人の良さから、みんなは快く協力してくれるようです。

プロキシマの橘

気になるのが、プロキシマの社長・橘(佐野勇斗)の行動。

スマホに「たすけて」というメールが来ていたり、スマホの追跡アプリで誰かを探していたり、凌介が出勤するときにも団地の前にたたずんでいました。

橘と相良家はどんなつながりがあるのでしょうか。



考えられることと言えば、橘と光莉(原菜乃華)が恋人同士だったということでしょうか。

橘は光莉が未成年であることから、周囲には恋人関係だということを隠していたのかもしれません。

さらに、光莉の友達に彼氏が出来たというメールが来たとき、高1で彼氏はちょっと早いんじゃないかという凌介に「彼氏が出来てもパパには言わない」と光莉がおどけていたのも気になります。

光莉に彼氏がいても、凌介には言っていない可能性も。

ゆか
ゆか

橘と光莉の恋人説は濃厚。橘は事件の犯人ではなさそう。「たすけて」という言葉が光莉のものなら、どこかに監禁されているということです。

聡明な二宮瑞穂

二宮さん(芳根京子)は、とても聡明で明るくて頼りになる素敵な女性です。

そんな人だから怪しいという声もあるかもしれませが、今のところ、怪しさは1㎜も感じません。

ネット上で噂をされることに慣れない凌介を励ます二宮さん。

世代的なこともあるかもしれませんが、ネットの誹謗中傷の被害者の気持ちをとても理解しているのは、かつて二宮さんも同じ目に遭っているのかもしれません。

だからこそ、凌介の気持ちが分かり、ネット民の動向にも詳しいのでは?



ちょうどお昼休みに一人で屋上で昼食をとっている二宮さんに、凌介は差し入れを持ってきます。

そのときカセットテープで何かを聞いていた二宮さん。

イマドキ、カセットテープとは…。

何か昔の音声や音楽、会話などを聞いているということです。

これも、謎の一つです。



カセットテープの生産は2015年には完全に終了していて、最も使われていたのが1980年代~1990年代。

二宮さんは、28歳なので持っていてもおかしくはないですが、録音されたのは二宮さんが幼少期の頃になります。

もちろん、年上の誰かが録音したものを大切に持っている可能性はあります。

ただ、未だに持っているというのはやはり何か謎が隠されているのではないでしょうか?

ゆか
ゆか

本作は「あな番」とは別の作品なので、気にすることではないのかもしれませんが、二宮さんのような絶対犯人とは思えないという人物が犯人である可能性も無視することはできませんね。黒島ちゃん、犯人でしたから。

そして、凌介と二宮さんが屋上にいるのをドアのガラス越しに見ていた怪しい人物がいます。

これは、一体誰なのでしょうか。

イマドキは、ビルに入って来れる人間は社員証を持っている人間か、VISITORの証明書が必要。

今の段階では、配達員の望月(坂東龍汰)が怪しいですが…。

もしかしたら、望月は事件とは関係なく、二宮さんに恋心を抱いている可能性も。

配送された冷凍遺体

冷凍されて送り返されてきた荷物に入っていた遺体は5年前のものでした。

お腹と頭に打撲痕、腕には擦過傷がありました。

死因は内臓損傷。

箱や「お探しのものです」と書かれた紙からは、誰のものかわからない指紋が一つ出てきました。

警察は、5年前に失踪した少年の行方不明者届を地道に調べるしか方法がなさそうです。

この遺体の少年は、誰の子供なのでしょうか。



もし、この少年が生きていれば15~16歳。ちょうど光莉と同年代です。

警察は、光莉がこの少年をいじめていて相良一家に恨みを持っていることも視野に入れているようです。

凌介を任意で取り調べる阿久津(渋川清彦)。

凌介は、光莉がいじめをしていたという事実はないといい、家族が何かトラブルを抱えていたこともないと断言します。

しかし、本当にそうなのでしょうか。

ただ、凌介には知らされていなかっただけという可能性も…。

ゆか
ゆか

凌介は、自分の家族は一点の曇りもない幸せ家族だと思っているようですが、本当にそうなのでしょうか。

菱田さんと本木さん

突然、凌介に電車のホームで人間違いをした謎の女性は、本木陽香(生駒里奈)という女性でした。

葬儀社に勤めています。

本木さんがプロキシマの橘と関係があると、前回のこのブログで書きましたが、橘と光莉がつきあっていたとしたら、橘と本木はどんな関係になるのでしょうか。

本木は果物の磨き方とか独特で、ちょっとヤバい感じが全身から溢れています。

本木は、実は橘のことが好きで光莉を恨んでいる可能性もありますね。



さらに、葬儀社なら亡くなった人を火葬せず、何らかの方法で遺体を隠すことが可能では?

少年の冷凍遺体を5年間保存することも無理ではなさそう。

と、言ってもただ火葬だけではなく遺族がお骨を拾うので難しいかもしれませんが、本木が少年の姉だったとしたら不可能ではないでしょう。

とにかく本木は、異様に怪しい雰囲気を出しているのは確かです。



そして、真帆(宮沢りえ)のママ友の菱田さん。

ちょうど5年前に息子と二人でこの団地に引っ越してきているというのも、引っかかります。

5年間冷凍保存されていた少年の遺体。

5年前に引っ越して来た菱田さん。

菱田さんがシングルマザーなのは、離婚したからなのか、死別したのかは明らかになっていません。

もし、夫がDV夫で子供を虐待していたとしたら…。

ただ、菱田さんはまだ34歳なので、15~16年前は18歳くらい。

子供を産むには少し若すぎる気もしますが、不可能でもありません。

最後の足取り

凌介の親友・河村俊夫(田中哲司)は、日野(迫田孝也)のバーで推理を始めます。

冷凍遺体の少年は、光莉にいじめを受けていて亡くなり、それを恨んだ少年の家族が真帆たちを拉致した…。

しかし、それなら火葬されるはずですし、冷凍は無理(葬儀社の本木なら可能?)。

ただ、凌介は当時の光莉の担任にも聞きましたが、クラスでトラブルはなかったし、生徒が亡くなったこともないとのこと。



凌介は、警察から最後の三人の足取りがわかったと報告を受けています。

防犯カメラ映像から、17:13に真帆がパート先を出て、光莉は16:17に最寄り駅の改札を出ています。

16:45に篤斗が通学路を歩いており、帰りにサッカー教室に17:30頃に立ち寄ったとコーチの山田(柿澤勇人)から警察が確認をとっています。



この話から、二宮さんがトラックのドライブレコーダーを見れば、三人が映っているかもしれないといいます。

ドライブレコーダーの確認は、何時間にもわたるものなので、安全管理部からあえなく断られてしまいます。

あとは、データを盗むしかないという二宮さん。



何とか二宮さんの機転で、データをUSBに移すことに成功して二人でドライブレコーダーの画像を見ています。

そこに、新居の営業担当・林さん(深水元基)から、電話がかかってきます。



工事中の新居へ向かった凌介は、林さんから奇妙なことを聞かされて…。

その頃、二宮さんは真帆と光莉、篤斗の姿が映ったドライブレコーダーの画面を見つけていました。

17:18頃、雨の中を歩く三人らしき姿が…。

光莉のローファー

林に呼び出された凌介は、建築中の新居に向かいます。

林宛に匿名の電話があって、相良家の新居の土台のコンクリートに「何か」が埋まっていると…。

そこにあったのは、光莉の履いている茶色いローファーが片方、地面から見えていました。

光莉の足?



しかし、光莉が埋められていたとしたら、もっと他のコンクリート部分が乱れているはず。

おそらく、靴だけを犯人がコンクリートに埋め込んだのではないでしょうか。

考察まとめ

  • 二宮さんが凌介にかなり協力的なのはなぜなのか?
  • プロキシマの橘と光莉はつきあっている?
  • 「たすけて」というメールは光莉からのもの?
  • 二宮さんが昼休みに聞いていた「カセットテープ」には何が録音されているのか?
  • 屋上にいた凌介と二宮さんをドアの陰から見ていたのは社内の人間?
  • 望月は二宮さんに恋心を抱いている?
  • 冷凍遺体は光莉と関係のある少年?
  • 本木陽香は冷凍遺体の少年の姉?
  • 5年間冷凍保存されていた少年と菱田さんは関係がある?
  • サッカーコーチの山田は17:30頃、篤斗が来たと嘘をついた?
  • 光莉のローファーは本当に光莉のもの?

以上が、今回気になったことです。

誰を見ても怪しそうで、どこか奇妙な人たちが目につきます。

そして、凌介が「人柄はいいけどポンコツ」なのがとても愛おしいですw。

大したことじゃないことも、疑問に感じてしまいます。

それも、また、楽しい。

ドラマ「真犯人フラグ」第2話 感想 最後に

ドラマ「真犯人フラグ」第2話の感想でした。

17:18に、真帆ら三人らしき人たちが歩道を歩いている姿を二宮さんが見つけました。

これは、拉致や誘拐というより、本人たちが自らどこかへ行っているように見えます。

しかし、この三人は顔が写っているのは篤斗だけ…。

次回も楽しみです!



以下の記事で、第1話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。

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