こんにちは。
はるき ゆかです。
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話の感想です。
今回は、ある工場で数人の外国人労働者が吐き気とめまいで倒れ、MERに出動要請が出ました。
しかし、この事故にはある衝撃の事実が隠されていて…。
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話の感想 はじめに

登場人物
喜多見幸太/鈴木亮平
MERのチーフドクター。僻地や紛争地での医療従事経験があり、危険を顧みず、どんなときも諦めない。患者への診断は的確で手術などの処置の素早さは驚異的。いつも身体を鍛えており、笑顔を絶やさない。
弦巻比奈/中条あやみ
東京海浜病院の循環器外科で研修中の医師。MERのメンバー。慎重に検査をし、手術に臨むことを理想としているので、喜多見のやり方には不満を持っている。
蔵前夏梅/菜々緒
MERの看護師。救命救急の知識と経験が豊富。ポジティブで明るい性格。喜多見の右腕として活躍する。幼い娘を持つシングルマザーで、救命救急と病棟勤務を兼務している。
ホアン・ラン・ミン/フォンチー
MERの看護師。ベトナム出身で、日本でより高い看護技術を学ぶため来日。日本語も堪能な努力家。⽇本のアニメや漫画が好き。
冬木治朗/小手伸也
MERの⿇酔科医。とても穏やかな性格。かなり優秀な麻酔科医で、病院でもひっぱりだこで、手術にはなくてはならない存在。家族思いで、MERメンバーを温かく見守る。
徳丸元一/佐野勇斗
MER臨床⼯学技⼠で救命士。機械や車を整備している時間が何よりも楽しみ。⼀流の医師、⼀流の医療機器、そして⼀流の技⼠がいて、初めて最高の医療体制が出来上がると常に考えている。
音羽尚/賀来賢人
MERのドクター。厚生労働省の官僚であり、医師という医系技官である。厚⽣労働⼤⾂・⽩⾦の命を受け、TOKYO MERを潰すためにやってきた。冷静で野心家。成し遂げたい理想の医療政策を持っている。MERの存続は彼の判断にかかっている。
赤塚梓/石田ゆり子
東京都知事。報道記者から衆議院議員に、その後、東京都知事になった。やわらかい笑顔で人気のある知事で、初の女性総理大臣に最も近い位置にいる。TOKYO MERを発案、喜多見をチーフに任命したのも赤塚知事。MERの存亡に政治家生命がかかっている。
白金眞理子/渡辺真起子
厚⽣労働⼤⾂。赤塚都知事をライバルとしている超実⼒派代議⼠で、女性初の総理大臣を目指している。赤塚へのライバル心からTOKYO MERを潰すことしか考えていない。
千住幹生/要潤
東京消防庁・即応対処部隊隊⻑で、百戦錬磨のハイパーレスキュー隊。迅速な人命救助を目指しながら、二次災害を引き起こさないことという難しい判断をしている。そのため、喜多⾒と激しく衝突する。
駒場卓/橋本さとし
東京都・危機管理対策室室⻑。危機管理のスペシャリスト。指示は冷静で的確で、TOKYO MERの活動をサポートしている。過去にハイパーレスキュー隊で指揮をとっていたため、千住との信頼関係は厚い。
高輪千晶/仲里依紗
東京海浜病院・循環器外科医。世界的に評価されている心臓・血管のスペシャリスト。比奈が尊敬する憧れの存在であり、指導医でもある。喜多見への不満を持つ比奈にアドバイスをしながら、喜多見の命知らずなやり方を批判。喜多見とは、長年の知り合いのようだが…。
深澤陽斗/佐藤寛太
循環器外科研修医。東京海浜病院に勤務。比奈とは同期の友人。MERの不満をこぼす比奈の話をいつも聞いている。
久我山秋晴/鶴見辰吾
厚生労働省医政局長。出世のため、白金大臣の目的「MERを潰す」ことに協力するためは手段を選ばない。
あらすじ
外国人労働者が原因不明の症状を訴え、出動したTOKYO MER。集団食中毒事件と思われたが、なぜか現場は多くの警察官によって占拠されていた。事態の真相が見えないまま傷病者を搬送しようとする喜多見幸太(鈴木亮平)だったが、そこに公安刑事・月島しずか(稲森いずみ)が現れ、患者の身柄を拘束してしまう。この事件の背景には、政府を揺るがす大きな事件と驚くべき喜多見の秘密が…それは喜多見の「空白の1年」にも繋がっていた
[引用元]TBSテレビ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」公式サイトSTORY
今まではどちらかというと政府が赤塚知事を失脚させるために、MERの邪魔をしようとしていた政府との戦いでした。今回からは、喜多見チーフの「空白の一年」が追及され始めて…。
いよいよ本日から「TOKYO MER」の新章が始まります。
— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) August 15, 2021
喜多見幸太とは何者なのか。あの日の彼の選択が、大きな事件に繋がり始めます。
MERの本当の物語がここから始まります。
今夜も、他を救う為に力を尽くす全ての方へ敬意を込めて。
是非。 pic.twitter.com/bh5xSBFssB
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話の感想

外国人の不法労働
ある清掃会社で、4名の外国人労働者が吐き気とめまいを起こし、MERの出動要請がかかります。
外国人労働者…というとまた、何か日本人の経営者がひどいことをしたのでは?と咄嗟に考えてしまいます。
しかし、現場にはMERや消防ではなく、すでに警察が到着して不穏な空気が流れています。
4名の患者で、吐き気とめまい。
何か事件性がある事故だったのでしょうか。
この会社の社長は谷中という男で、どこか怪しい。
4名の従業員が苦しそうにしているのに、MERが処置を行おうとすると「食中毒かなんかですから、大騒ぎしないでください」と治療の邪魔をしてきます。

この社長、怪しいにもほどがある。絶対、何か隠しているに違いない!とにかく、MERの邪魔をするんじゃない。
喜多見チーフ(鈴木亮平)に、他に従業員は?と聞かれてもめんどくさそうに「いない、いない」と答え、従業員がこれだけ苦しんでいるのに原因も「そんなの知らないよ」と…。
なんて無責任な社長。
見るからに低賃金で外国人労働者を雇って、人間扱いしていない社長だということが一目瞭然。
そして、警察も外国人労働者に勝手に治療を行うなと言ってきて…。
やはり、何かがおかしい。
テロ事件が発生
途中でやって来た月島(稲森いずみ)という警察の指揮官が、外国人労働者の一人をこちらに渡せと喜多見チーフに命令。
月島はなぜ、喜多見チーフの名前を知っているのでしょうか?
喜多見チーフを監視していたのは、この月島たちだった可能性が…。
すると、清掃会社の地下への入り口が、突然爆破されます!
爆破で怪我を負った警察官も複数人いて、MERはすぐに行動します。
爆発の原因もわからないのに、MERは人の命を救うことが全てにおいて第一優先。
特に、喜多見チーフは爆破後、反射的にと言っていいほど現場に飛び出して行きます。
そして、紛争地で救命活動をしていた喜多見チーフは、火薬の匂いからTNT爆弾を使った可能性が高いといいます。
LP9という組織による犯行
この辺りから、なぜ小さな食中毒事件に警察が出動して来たかがわかります。
極秘ではありますが、政府にLP9というテロ組織から犯行声明文が届いていたからです。
政府は日本にテロなどないと思っているのでしょう。
犯行声明を無視したのです。
そして、予告通り、爆破は行われたということです。
そこに外国人労働者のカルナと言う青年が、崩れた地下入り口にフラフラとやって来て、「マルジ!」と叫んでいます。
実は、地下にはまだ不法労働者の外国人が多数取り残されていたのです。

地下に取り残された外国人労働者は、就労ビザが切れているのでしょう。それで社長の谷中は、他には誰もいないと嘘をついたのです。根性腐りきってるな。
腹黒政治家
現在、総理は不在。
天沼幹事長(桂文珍)が責任者となります。
事件や外国人労働者の命のことより、自分が責任者のときにこんなことが起こってついてないと嘆いています。

本当に政治家には向いてないよ、天沼。逆に政治家らしいと言えば、政治家らしいけどw。
白金大臣(渡辺真起子)は、責任を別の人間に押し付けてはどうでしょう?と言いますが、はっきりとは名前を言わないのです。
しかし、どう考えてもMERが出動しており、東京都で起こった事件。
白金大臣のライバル・赤塚知事(石田ゆり子)に責任を持たせようということ。
なんて、腹黒いんだ、二人とも。
幹事長なら、自分で責任持てよ。幹事長は名前だけか!
白金大臣も、今、そんな政治の駆け引きやってる場合じゃないでしょう…。
警察も政治家も
喜多見チーフは危機管理対策室の駒場(橋本さとし)に、地下に16名の外国人労働者が取り残されていると報告。
レスキュー隊がすぐに駆け付けるはずです。
しかし、警察はとにかく外国人労働者に触れるな、お前たちはここから離れろとしか言いません。

今回から登場の稲森いずみさん演じる月島。美人でカッコいいけどw、外国人労働者に冷たすぎ。日本の警察は日本国民は守るが、それ以外は守る必要なしと思っているようです。
警察も政治家も、どうしてこんなに外国人労働者に冷たいのでしょうか。
同じ人間です。
就労ビザが切れているのに日本に滞在しているのは犯罪だとは思いますが、ケガをして苦しんでいるのです。
命を救ってから、そのあとのことを考えればいいではないですか。
谷中もわかっていて、不法滞在の外国人労働者を使っていたのですから、同罪です。
人の命より大事なものは、他にはありません(by 音羽先生)。
みんな、日本好き
腹黒・天沼は、この事件の責任を東京都知事である赤塚知事に押し付けることに成功。
そのため、この事件の指揮権は東京都知事に移ります。
危機管理対策室からレスキュー隊に現場の出動要請がかかり、ERカーが到着。
地下から這い出して来た重症患者のオペは成功です。
このままいつも通り病院へ運ぶ予定でしたが、警察がそれを阻止。
医療用テントに運び、ここから出すなというのです。
さらに、ミンさん(フォンチー)に一人の刑事がひどいことを言い放ちます。

それを聞いた音羽先生、激怒。ミンさんも外国人です。おもしろくもない冗談を言い放つ警察官に、音羽先生がぴしゃりと言った言葉がとにかくカッコいい!
音羽先生(賀来賢人)が、どんどんMERに傾倒してきているのが、本当にうれしい。
MERのメンバーを信頼し、仲間だと思ってくれているようです。
前回、音羽先生はミンさんが日本に来た理由を知ったからか、余計に腹が立ったのだと思います。
しかし、まだ地下に外国人労働者が15人残っています。
そして、犯行声明ではあと少しで二度目の爆発が…。
政府官邸の判断が遅い。
月島は「判断が出来ないなら政治家を名乗るな」と吐き捨てる。
このときの月島のセリフはある意味、国民の総意です!w
現在、警察に問い詰められてるカルナは、テロ組織「LP9」と接触していると疑われています。
白状させようと尋問されているのですが、どうも詳しいことは知らないようです。
ただ、有機リン酸化合物(神経ガスのもとになる)を持ってくればお金を渡すと言われただけのようです。
しかし、警察はこれもテロに加担していたと判断。
何だか、いろんな人に利用されて、かわいそうなカルナ…。
それでも、彼は「みんな、日本好き」と言ってくれるのです。
ここで、私の涙腺は崩壊です。
東京と日本の誇りにかけて
官邸の判断は、MERの出動許可。
赤塚知事の判断でした。
続々と事件現場にレスキュー隊、ERカー、救急車が到着する。
このシーン、胸がスカッとしましたね!
指揮権は、警察から都庁危機管理対策室に移ったのです。
危機管理対策室より連絡が入りました。
駒場室長は「命令系統は都庁危機管理対策室に一本化。赤塚知事の伝言を伝える。東京と日本の誇りにかけて、残りの15名の外国人労働者を救え!」

くう~。駒場室長、いい声でしびれます!人の命を全力で救う人々の姿は本当に美しい!
地下には神経ガスが充満している可能性があります。
かなり厳しいミッションに、手に汗握ります。
赤塚都知事の勝利!
化学機動隊とMERが、地下室に入り、救命を始めます。
冷たい目で見送る警察。
この状況においても、手伝う気配もありません。
それぞれの仕事の目的は理解できますが、そんなこと言ってる場合じゃないこともあるはず。
慎重に地下室を進む、レスキュー隊とMER。
外国人労働者たちは、強制送還を怖れて隠れている場合があります。
レスキュー隊とMERの息もぴったり。
続々と救出されていく外国人労働者たち。
しかし、次の爆破の時間が刻々と近づいています。

レスキュー隊とMERの連携が素晴らしい。この2つの組織は、人の命を助けるという同じ目的で動いているのです!
しかし、搬送するのにまだ手が足りない…。
ミンさんが、制服警官に助けを求めますが、上からの指示に背くことができず…。
ただ、制服警官たちはとても辛そうな顔をしています。
きっと、今にも飛び出して助けに行きたいと思っているはず。
涙ながらに訴えるミンさんに二人の制服警官が動き出し…。
あと2分で予告時間。
駒場室長は、全員に撤退命令を出しますが、喜多見チーフは最後の一人を見つけ出します。
防護マスクが曇って視界が悪い喜多見チーフは、防護マスクを外して治療を行います。
どこまで、誇り高い医師なのでしょうか。
果たして、予告通り、爆破は行われるのか?
防護マスクを外した喜多見チーフは?
そして、死者は出てしまったのか?

もちろん、今回も赤塚都知事の勝利です!
このあとの白金大臣と赤塚都知事のエレベーターホールでのやり取りは、穏やかだけど炎が見えた気がしました。
そして、白金大臣は音羽先生と同じ、元医系技官だったのです!
日本は外国人に冷たい?
外国人労働者の方々は、夢を持って日本にやって来ます。
日本人は親切で礼儀正しく、そして豊かであると信じているのです。
そういう外国人労働者の思いを聞いて、不法労働者を安い賃金で働かせている悪徳社長は恥ずかしいと思わないのでしょうか。
日本人としての誇りを持ってほしいと思います。
不法滞在の労働者は法を犯しているのかもしれませんが、彼らがケガや病気になったら助けるのが当たり前。
そのあとで処分を下せばいいのです。
さらに、外国人労働者の足元を見て、劣悪な労働環境に置く社長もしっかり罰してほしいです。
ドラマ「MIU404」でも、ミンさんを演じるフォンチーさんが、外国人労働者の女性を演じていましたね。
そのときも、彼女は本作と同じように「日本が好き」だと言ってくれました。
とてもたくましい女性役を演じるフォンチーさん。
素敵な女優さんです。

ミンさんが涙を流しながら助けてほしいと言った言葉に、心動かされた制服警官たち。上からの命令に背くのは勇気がいったと思います。でも、最高にカッコよかった!
スーパードクター喜多見幸太
今回は、鈴木亮平さん演じる喜多見幸太のカッコよさ炸裂してましたね。
いつも通りの優しい笑顔と仲間への的確な指示と鮮やかな治療の手さばき。
その上、今回の患者さんが外国人労働者ということで流暢な英語での会話もすごく素敵でした。
最近はハリウッド進出も視野に入れた俳優さんが多いせいか、日本の芸能界も、もう英会話ができることは必須となっているようですね。
ディーン・フジオカさんなどは、何か国語も話されるとか。
事故現場などの普通ではない状況のとき、英語が話せる医師はとても患者さんにとっても安心感があると思います。
片言の日本語しかしゃべれない外国人労働者には、喜多見チーフのような人が必要です。
しかし、警察は喜多見チーフの『一年間の空白』でテロに加担していたとにらんでいるようで…。
TV情報📺#TBS 系 #日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』にテリオット・椿 役で出演します‼️
— Yu Shirota Official Staff (@yu_LPstaff) August 15, 2021
本日放送の第7話より出演させて頂きました!
来週からは、ぜひ毎週チェックしてください💁♂️https://t.co/w1WuUmp4hV#城田優#tokyomer#TOKYOMER
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話の感想 最後に
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話の感想でした。
今回は、テロを扱ったターンで、かなりの緊迫感でドキドキしながらTVにかじりついていました。
そして、喜多見チーフの一年間の空白は、テロに加担していたと言われていて…。
しかし、妹の涼香ちゃんが明るく「本当のこと話しちゃえば?」と言っていたのでちょっと安心しています。
城田優さん演じるテリオット・椿の出演シーンが多くなりそうな次回も楽しみです!
以下の記事で、第6話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧になってください。
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