ドラマ「最愛」第6話 感想と考察 主演・吉高由里子|優は不起訴

こんにちは、はるき ゆかです。



ドラマ「最愛」第6話の感想です。

今回は、渡辺昭の首を絞めて池に沈めたのは優だったことがわかりましたが、そのあとも昭は生きていました。

加瀬弁護士の活躍と大輝の優を信じる気持ちで、優は不起訴となりました。

やっと、優と梨央は一緒に暮らせるようになって…。

ドラマ「最愛」第6話の感想 はじめに

あらすじ

加瀬(井浦新)は、警察に連行された優(高橋文哉)と面会し、15年前の事件だけでなく昭(酒向芳)の殺害も自らがやったことだと告げられる。さらに、公園で昭と争った時の様子がイヤホン型カメラに記録されていることを聞き出し、その動画データを解析することに。

そんな中、優の処遇を心配し不安に怯える梨央(吉高由里子)。心配して訪れた加瀬から優が置かれている状況を聞き、優しく励まされながら何とか眠りにつくのだった。

梨央が優のことで後藤(及川光博)や兄・政信(奥野瑛太)から社長としての責任を追及される一方で、加瀬が民間の科捜研に依頼していた動画データの解析が完了。加瀬はある疑問を抱く。また大輝(松下洸平)ら警察も、優の証言による裏取をもとに現場周辺で聞き込みを進めるが…。

[引用元]TBSテレビ「最愛」公式サイトSTORY

登場人物

朝宮梨央/吉高由里子
高校三年生当時、白山大学陸上部寮夫の娘。明るく誰からも愛される性格。陸上部の大輝に初めての恋心を抱いていた。将来の夢は新薬開発。弟の優とは異母姉弟。現在は「真田ホールディングス」の子会社「真田ウェルネス」の社長。バイオベンチャーを買収し、念願の製薬事業に乗り出す。

宮崎大輝/松下洸平

白山大学三年当時、陸上部のエースだった。陸上部の寮住まいで面倒見のいいさわやかな青年。寮の看板娘である梨央に恋をしている。現在は警視庁刑事部捜査一課の刑事。梨央とは15年ぶりに再会を果たす。

朝宮優/柊木陽太

梨央の弟。興奮すると記憶の一部を失うという記憶障害を持っている。異母姉の梨央のことが大好き。

朝宮達雄/光石研

白山大学陸上部の寮夫。梨央と優の愛情あふれる父親。陸上部員たちにとっても父親的な存在。梓と離婚後、秋子と再婚し、優が生まれる。15年前、クモ膜下出血で突然この世を去った。

真田梓/薬師丸ひろ子

梨央の母。「真田ホールディングス」の社長として、不動産やホテル事業を展開して成功させたやり手。達雄とは梨央が三歳のときに離婚。息子の政信を引き取り、達雄が梨央を引き取った。現在も「真田ホールディングス」の社長で、明るい性格から求心力のある社長だが、事業拡大のためには手段を選ばない。娘の梨央に子会社を任せている。

加瀬賢一郎/井浦新

真田家の番犬と言われる弁護士。東大法学部を首席で卒業。「真田ホールディングス」の法務部に所属し、梓の指示でときどき梨央の様子を見に行っていた。現在は梨央が社長を務める「真田ウェルネス」の弁護士。様々な方法で梨央をフォローしている。

長岡恵/茅島成美

達雄の再婚相手の秋子の母。秋子が亡くなってから梨央と優の面倒を見ていた。

真田政信/奥野瑛太

梨央の兄。プライドが高く、上京した梨央には冷たく当たる。現在は「真田ビジネスサービス」の社長。自分ファーストなタイプ。梨央にはライバル心を持っている。

渡辺康介/朝井大智

白山大学大学院生。薬学部。長嶋の友人でよく寮に出入りしている。突然失踪し、15年後白骨遺体で発見される。

渡辺昭/酒向芳

康介を男で一つで育てたシングルファーザー。妻とは離婚。現在は失踪した息子の康介を15年間探し続けていたが、山の中で発見された白骨遺体が康介だと判明。その10日後、本人も遺体で発見される。

長嶋透/金井成大
白山大学三年の陸上部員。

藤井隼人/岡山天音

白山大学陸上部の二年生。現在は富山県警刑事。大輝を手助けする。殺人事件と梨央の関係に苦悩する大輝の唯一の相談相手。

青木菜々/水崎綾女

白山大学陸上部のマネージャー。

高城隆之介/菅原健

白山大学陸上部の三年生。

山尾敦/津田健次郎

警視庁捜査一課係長。大輝の上司で、観察眼が鋭く部下から信頼されている。

桑田仁美/佐久間由衣

駒沢署の刑事。若い女性警官から慕われている姉御肌の女性。大輝とコンビを組み、殺人事件を捜査する。

後藤信介/及川光博

「真田ウェルネス」の専務。「真田ホールディングス」の古参社員で、次期「真田ウェルネス」の社長候補だった。梨央を敵対視する。

児島彩夏/宮下かな子

梨央の秘書。

橘しおり/田中みな実

フリーのノンフィクションライター。元新聞記者で、記者クラブ賞を受賞するほどの実力を持つ。「真田ホールディングス」の闇を追う。

情報屋/高橋文哉

後藤の指示で梨央の素行や情報を探る情報屋。実は梨央の弟の優の仮の姿だった。

ドラマ「最愛」第6話の感想 

flower garden

守ってあげたい

任意ではありますが、優(高橋文哉)が警察の取り調べを受けます。

しかし、優は病気のせいでカメラに映っているところまでしか覚えていないのです。



優くん、繊細そうで、植物的な感じが本当に守ってあげたくなる男の子。

もう、大人なんですけどね…。

梨央が必死で庇おうとする気持ち、わかります。

そして、こんな繊細な優ですが、全て梨央のために罪を犯しているのです。

愛するお姉ちゃんを守るために。

ゆか
ゆか

梨央も痛々しい。実はこんな怖ろしい事実を知りながら、それを抱えて今まで生きて来たのかと思うと…。

渡辺昭(酒向芳)の首についていた圧迫痕は、やはり優のものでした。

しかし、後頭部についていた致命傷となった挫傷は誰からつけられたものなのか…。

昭の死には、優は関わっていなかったようです。

もちろん、首も絞めているし池に突き落としてはいるのですが。

拉致された橘しおり

フリージャーナリストの橘しおり(田中みな実)は、何者かに拉致され車のトランクに入れられた状態で後藤(及川光博)に発見されます。

ひどく怯えていて、命の危険にさらされていたのがわかります。

一体誰が橘を拉致したのか?



そして、しおりはどこか梨央に対して歪んだ嫉妬心を持っているようです。

梨央はただ生きているだけで注目されるのに…と言って。

大輝の協力

大輝(松下洸平)は、優を無実にするために刑事としてはやってはいけないことをやってしまいます。

加害者とされる方に協力してしまうのです。

警察は常に被害者側に立たなければならないものなのです。

梨央はそんな大輝の警察での立場を考え、もう会わないというのですが「勝手に決めるな」と言って梨央を抱きしめるシーン。

松下洸平さんの今まで観た役の中でも、かなり情熱的なシーンでした。



やはり、大輝と梨央は初恋の相手同士のようですね。

そして、今も深く愛し合っている…。



しかし、警察官になった大輝と事件の真実を知っている梨央が結ばれることは難しいようです。

それでも、惹かれ合う二人。

主題歌の宇多田ヒカルの「君に夢中」がまさにぴったり。

大輝は山尾係長(津田健次郎)にも詰め寄られ、事件から外されてしまうのではないかと思うほど優に肩入れしてしまっています。

ゆか
ゆか

山尾係長、ブチ切れてましたね…。割と今まではそういうタイプではないように見えていましたが。

そして、梨央と大輝の歩道橋のシーン、素敵でしたね。

もう会わないと決めた梨央と、大輝が電話で話しているのですが、電話で言った言葉と大声で叫んだ言葉が同じ「勝手に決めんな」

本作では梨央と大輝のシーンで、歩道橋がよく使われているのが、とても印象的です。

離れそうで離れられない二人。



切ない…。

生きていた渡辺昭

大輝は、加害者側に手を貸す形にはなってしまいましたが、警察官としての仕事をしていなかったわけではないのです。

あの公園で起こった事件の犯人を見たという男性を発見。

しかし、見たのは「犯人」ではなく「被害者」でした。

優が康介を殺害したことを告白すると、昭は優に襲い掛かって来ました。

そして、その昭に抵抗するように昭の首を絞め、川に突き落としたのは優です。

ただ、今回「犯人を見た」という男性が見たのは渡辺昭で、池から上がって来てずぶぬれだったと。

優が池に突き落としたあとも、昭はまだ生きていたのです。



それでは、昭を殺害した真犯人とは?

昭はまだまだ執念深く、梨央に会いに行くと言っていました。

そうされては困る人は、大輝、梓(薬師丸ひろ子)、加瀬(井浦新)?

ゆか
ゆか

真犯人、梓説が濃厚?大輝は警察官ですし、加瀬さんも違うと思うんですよね…。

橘が被害者の一人

富山県警の刑事で、大輝の大学の後輩・藤井(岡山天音)が東京に康介の事件のことでやって来ました。

そして、藤井と大輝は大学時代の友人たちの話をしていて、「法都大学の松村なんとかっていう被害者がいましたよね?」と大輝に話します。

その松村という名前が、橘の両親が離婚する前の名前だということがわかります。

橘しおりは、やはり康介の毒牙にかかった一人だったのです。

大学を休学したのもその頃でした。

優は不起訴

加瀬弁護士が、さまざまな角度から優を弁護し、優は不起訴となりました。

警察署から加瀬と優が一緒に出て来たシーン。

加瀬が抱き合う優と梨央をまとめて抱きしめ、加瀬さんは力強い味方なのだと改めて感じました。



今回は、加瀬さんターンと言っても過言ではないでしょう。

このシーンもそうですが、甘味処に梨央を連れて行ったり、疲れ果てている梨央を寝かしつけたり…。

加瀬さんの優しくて包容力のある雰囲気がとても素敵でした。

ドラマ「最愛」第6話の感想 最後に

ドラマ「最愛」第6話の感想でした。

本当にいいドラマだなぁ。

いろんなところに、切なさが溢れてて、何度も見返してしまいます。

考察ドラマというよりは、上質なミステリーで切ないラブストーリーが合わさった本作。

次回も楽しみです!


以下の記事で、第5話の感想を書いています。
よろしければ、併せてご覧ください。

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